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かけら

僕は孤児院を飛び出した。あそこにいるのは誰でもいいんだ。僕じゃなくたっていい。誰も迎えに来ないと思っていたのに、君が捜し出してくれた。「一緒にかえろう」「どこに?」君は笑顔で手をつないで僕を引っ張った。「どこへでも、ふたりでいこう」
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