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かけら

藍色の空に浮かんだ、色とりどりの、小さな星々。あれを希望と呼ぶんだね。夜闇に自分を浸しながら僕は星を口にする。この藍は愛ゆえの哀で、僕はそれを味わいながら、それだけじゃ物足りなくて。闇と同化した僕の中にそれでも点々と存在する光に齧りついてこの心をはずませるんだ。忘れたくはないと。
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