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こっち向いて?と、言われるがまま貴美の方を向けばふと頬に手を添えられ近づく顔
え?キスされる?って思って目を瞑った。
・・・一向に唇が触れる気配がない。
目を薄く開ければ至近距離でじっと見つめられてた。
「どした?」
何か期待した私恥ずかしいじゃん。
宝塚きっすがどんな感じか試してみたかったらしい。真彩ちゃんがこないだ研究してて自分からしたらどんなか気になったと。ん?
角度がーとかこんな感じ?とか首を傾けてみたりしてるけど。
「・・・もしかして貴美は練習台になった訳?」
「うん」
うん。じゃないよー。キスされかけてるんじゃんかー。貴美は私とキスしてればいいの。
私が真彩ちゃんとキスしてると言われるけど、本当にキスしてる訳ではないからね。どちらかというと貴美の方が舞台でキスしてるじゃん。てゆうかさ、どんな感じで練習したのかな?再現を頼めば
「えっとね、私が真彩ちゃん役でいいの?」
「うん。そうじゃなきゃ再現できないよね」
お嬢さん、天然も大概にして欲しい。
そっか。とソファーにトンと押し倒される。
貴美が跨って上から見下ろされるのをじっと見つめれば恥ずかしそうにはにかんで髪を耳にかける。そんな仕草だけで色っぽいな。
そっと頬に手を添えられ近づく私たちの距離。ドキドキ心臓の音が伝わっちゃうよって待って待って待って。こんな押し倒されてキスされかけてるなんて大問題だよ。こんなシーンあるわけ無いじゃん。
「こんな感じかな?」
きっと角度的に本当にキスしてるように見えるだろう。触れそうで触れないこの距離がもどかしくなる
「上手。でももう真彩ちゃんと練習しちゃだめ」
貴美の頬に手を当て、ちょっとだけ頭を上げてチュッと口付ける
「本当にはしてないもん。」
「いつか事故るかもでしょ?」
事故のふりしてキスされるかもしれない
「あー。事故・・・ね。」
まさかっ!ちょっと目を逸らされた。
何回か練習してる間にちょっとだけしたとか言われて平然としてられるわけ無い。ちょっとだけってなに。一回じゃないって事だよね?て言うかそれは事故じゃない。故意にされてるんだって。
真彩ちゃん頑張って練習してるし、失敗を重ねて成功するものだしひいては私の為にもなると説得されるけど、いやいや。だから隙だらけすぎるんだよ。もう!絶対だめ。
ていうか真彩ちゃんからする事とかほとんどないから!考えて?今まで見た中であった?と詰め寄れば、少し考えてあー。確かに。とのほほんと納得してる姿がむかつく。もー本当に気をつけて!真彩ちゃんにも注意しなきゃ。人の彼女にちょっかい出さないで下さい。真彩ちゃんの方が普段男前なんだから惚れちゃったりしたらどうすんのよ。
「ちょっと、うちのに手を出したね」
「練習に付き合ってもらっただけです。いつ何があるかわからないので練習しとかなきゃと思って」
悪びれもせずにこにこといつもの笑顔で言われるけど、そんな役が来る可能性の方が低いわ。来てから練習して下さい。いや、うちのを練習台にしないで。
私も練習付き合ってもらいたいー。
むしろ私たちの方が練習相手必要だよ
なんて揉めてる咲ちゃん達に変な入れ知恵してしまったのではないかと後悔している。
え?キスされる?って思って目を瞑った。
・・・一向に唇が触れる気配がない。
目を薄く開ければ至近距離でじっと見つめられてた。
「どした?」
何か期待した私恥ずかしいじゃん。
宝塚きっすがどんな感じか試してみたかったらしい。真彩ちゃんがこないだ研究してて自分からしたらどんなか気になったと。ん?
角度がーとかこんな感じ?とか首を傾けてみたりしてるけど。
「・・・もしかして貴美は練習台になった訳?」
「うん」
うん。じゃないよー。キスされかけてるんじゃんかー。貴美は私とキスしてればいいの。
私が真彩ちゃんとキスしてると言われるけど、本当にキスしてる訳ではないからね。どちらかというと貴美の方が舞台でキスしてるじゃん。てゆうかさ、どんな感じで練習したのかな?再現を頼めば
「えっとね、私が真彩ちゃん役でいいの?」
「うん。そうじゃなきゃ再現できないよね」
お嬢さん、天然も大概にして欲しい。
そっか。とソファーにトンと押し倒される。
貴美が跨って上から見下ろされるのをじっと見つめれば恥ずかしそうにはにかんで髪を耳にかける。そんな仕草だけで色っぽいな。
そっと頬に手を添えられ近づく私たちの距離。ドキドキ心臓の音が伝わっちゃうよって待って待って待って。こんな押し倒されてキスされかけてるなんて大問題だよ。こんなシーンあるわけ無いじゃん。
「こんな感じかな?」
きっと角度的に本当にキスしてるように見えるだろう。触れそうで触れないこの距離がもどかしくなる
「上手。でももう真彩ちゃんと練習しちゃだめ」
貴美の頬に手を当て、ちょっとだけ頭を上げてチュッと口付ける
「本当にはしてないもん。」
「いつか事故るかもでしょ?」
事故のふりしてキスされるかもしれない
「あー。事故・・・ね。」
まさかっ!ちょっと目を逸らされた。
何回か練習してる間にちょっとだけしたとか言われて平然としてられるわけ無い。ちょっとだけってなに。一回じゃないって事だよね?て言うかそれは事故じゃない。故意にされてるんだって。
真彩ちゃん頑張って練習してるし、失敗を重ねて成功するものだしひいては私の為にもなると説得されるけど、いやいや。だから隙だらけすぎるんだよ。もう!絶対だめ。
ていうか真彩ちゃんからする事とかほとんどないから!考えて?今まで見た中であった?と詰め寄れば、少し考えてあー。確かに。とのほほんと納得してる姿がむかつく。もー本当に気をつけて!真彩ちゃんにも注意しなきゃ。人の彼女にちょっかい出さないで下さい。真彩ちゃんの方が普段男前なんだから惚れちゃったりしたらどうすんのよ。
「ちょっと、うちのに手を出したね」
「練習に付き合ってもらっただけです。いつ何があるかわからないので練習しとかなきゃと思って」
悪びれもせずにこにこといつもの笑顔で言われるけど、そんな役が来る可能性の方が低いわ。来てから練習して下さい。いや、うちのを練習台にしないで。
私も練習付き合ってもらいたいー。
むしろ私たちの方が練習相手必要だよ
なんて揉めてる咲ちゃん達に変な入れ知恵してしまったのではないかと後悔している。