Nouvelle
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休憩中のお稽古場
椅子に座って水分補給をしていたらなんだか視線を感じて。
その方向を見れば、望海さんがこちらをじっと見ておられた。
「どうしました?」
「それ美味しい?」
その言葉にふと自分の手の中にある野菜ジュースに目をやる
私が飲んでいたジュースを見てらっしゃったんだ。
私が見られてるなんて大それた想像した自分が恥ずかしい。
恋とは人を自意識過剰に陥らせてしまうらしい。
「美味しいです」
そう答えた後も何だかじっと見られている。
あ、もしかして飲みたいとか・・・。
「一口いかがですか?」
「いいの?」
差し出した私のジュースを嬉しそうに受け取ってストローに口をつける。
可愛い。こんな事上級生さんに言うのはいけないと思うけど、舞台上とのギャップに萌えてしまう。
「んー美味しい。私も今度買おう」
ありがとうと私の手に返ってきたジュースにまた口を付けるけど変わらずじっと視線を感じる。
気になって望海さんに目を向ければさっきより何だかお顔が強張っている。
いや、なんか怒ってる?
もしかして、全部差し上げるべきだったのか。
私ってば下級生失格。でも今更お渡ししてもって感じかな。
「ねえ、何とも無いの?」
「へ?」
自問自答して固まっていたらちょっと拗ねたような声に望海さんの方を向けば
美しいお顔が至近距離にあってドギマギしてしまう。
眉間に皺が寄ってても美しい。
「間接きす、したんだよ?」
「え?あ・・・」
あ、本当だ。
「確かに。今まであんまり気にしたことありませんでした」
ははっとごまかすように笑った私に望海さんは眉間の皺をより深くした。
「みんなともしてるの?」
「え?望海さんもしてますよね」
「そういう問題じゃないでしょ」
「えっと」
「だめでしょ。私以外としたら」
え?それってどういう・・・
「キスしたい子沢山いるんだよ」
確かに望海さんとキスしたい人なら沢山居ると思う。
それなのに間接キス出来るなんて有難いお話って事かな。
「ねえ」
「はっ、はい」
そっと頬に手を当てられて真っ直ぐな瞳と視線が絡んで体ごと熱くなる。
望海さんの綺麗なその瞳から目が離せなくて気付けば触れた唇
離れた後もその瞳に釘付けになってしまっている。
え、今何が起こったの。
「え?何とも無い訳?」
「あっ、あの、光栄です」
「もー!何なの」
なんだか怒ってらっしゃるけどいつものかっこよさは何処へやら、ただただ可愛い女の子
ちょっと笑いそうになってしまったところに、ぐっと両肩をつかまれて真剣な顔で諭された。
「ちゃんと警戒して」
「はっ、はい」
「意味わかった?」
「はい、ちゃんと気をつけます」
「もう全然分かってないでしょ」
再びかぶりつくように唇を奪われて息もできない
「ふっ・・ん」
「ほら、もう簡単にこんな唇奪われちゃって。そんな可愛い顔して」
頬に手を当てたまま、望海さんの親指が唇をなぞる。
今までに見た事ないような望海さんが目の前にいる。
とてもじゃないけど真っ直ぐ見てられないくらい色気が漂っている。
「まっ、まさかこれも良くあるとか・・・」
「まさかっ!そんな訳ないじゃないですか」
はっとした後青ざめるようにへなへなとしゃがみこまれたので慌てて支えるように私もしゃがめばぎゅっと抱きしめられた。
「キスしていいのは私とだけ。いい?」
「望海さんがキスするのも私だけですか?」
「当たり前」
これ新しいやつ。美味しかったから一口飲んでみてー
あ
あーーーん。うん美味しいっ
だいもんさんっ、何邪魔してくれてんですか。
翔ちゃん、この子は私のや。
キスするのは私とだけって言ったのに
違っ、これは防衛のためだから
椅子に座って水分補給をしていたらなんだか視線を感じて。
その方向を見れば、望海さんがこちらをじっと見ておられた。
「どうしました?」
「それ美味しい?」
その言葉にふと自分の手の中にある野菜ジュースに目をやる
私が飲んでいたジュースを見てらっしゃったんだ。
私が見られてるなんて大それた想像した自分が恥ずかしい。
恋とは人を自意識過剰に陥らせてしまうらしい。
「美味しいです」
そう答えた後も何だかじっと見られている。
あ、もしかして飲みたいとか・・・。
「一口いかがですか?」
「いいの?」
差し出した私のジュースを嬉しそうに受け取ってストローに口をつける。
可愛い。こんな事上級生さんに言うのはいけないと思うけど、舞台上とのギャップに萌えてしまう。
「んー美味しい。私も今度買おう」
ありがとうと私の手に返ってきたジュースにまた口を付けるけど変わらずじっと視線を感じる。
気になって望海さんに目を向ければさっきより何だかお顔が強張っている。
いや、なんか怒ってる?
もしかして、全部差し上げるべきだったのか。
私ってば下級生失格。でも今更お渡ししてもって感じかな。
「ねえ、何とも無いの?」
「へ?」
自問自答して固まっていたらちょっと拗ねたような声に望海さんの方を向けば
美しいお顔が至近距離にあってドギマギしてしまう。
眉間に皺が寄ってても美しい。
「間接きす、したんだよ?」
「え?あ・・・」
あ、本当だ。
「確かに。今まであんまり気にしたことありませんでした」
ははっとごまかすように笑った私に望海さんは眉間の皺をより深くした。
「みんなともしてるの?」
「え?望海さんもしてますよね」
「そういう問題じゃないでしょ」
「えっと」
「だめでしょ。私以外としたら」
え?それってどういう・・・
「キスしたい子沢山いるんだよ」
確かに望海さんとキスしたい人なら沢山居ると思う。
それなのに間接キス出来るなんて有難いお話って事かな。
「ねえ」
「はっ、はい」
そっと頬に手を当てられて真っ直ぐな瞳と視線が絡んで体ごと熱くなる。
望海さんの綺麗なその瞳から目が離せなくて気付けば触れた唇
離れた後もその瞳に釘付けになってしまっている。
え、今何が起こったの。
「え?何とも無い訳?」
「あっ、あの、光栄です」
「もー!何なの」
なんだか怒ってらっしゃるけどいつものかっこよさは何処へやら、ただただ可愛い女の子
ちょっと笑いそうになってしまったところに、ぐっと両肩をつかまれて真剣な顔で諭された。
「ちゃんと警戒して」
「はっ、はい」
「意味わかった?」
「はい、ちゃんと気をつけます」
「もう全然分かってないでしょ」
再びかぶりつくように唇を奪われて息もできない
「ふっ・・ん」
「ほら、もう簡単にこんな唇奪われちゃって。そんな可愛い顔して」
頬に手を当てたまま、望海さんの親指が唇をなぞる。
今までに見た事ないような望海さんが目の前にいる。
とてもじゃないけど真っ直ぐ見てられないくらい色気が漂っている。
「まっ、まさかこれも良くあるとか・・・」
「まさかっ!そんな訳ないじゃないですか」
はっとした後青ざめるようにへなへなとしゃがみこまれたので慌てて支えるように私もしゃがめばぎゅっと抱きしめられた。
「キスしていいのは私とだけ。いい?」
「望海さんがキスするのも私だけですか?」
「当たり前」
これ新しいやつ。美味しかったから一口飲んでみてー
あ
あーーーん。うん美味しいっ
だいもんさんっ、何邪魔してくれてんですか。
翔ちゃん、この子は私のや。
キスするのは私とだけって言ったのに
違っ、これは防衛のためだから