F.NOZOMI
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「貴美ー」
「はいー。」
「おいでー。はい。ぎゅーっ」
「きゃっ。さゆみさん」
呼ばれて振り返った貴美の手を取り鮮やかにくるりと抱き寄せるさゆみちゃん。
さすがトップスター様という感じはする。
でもね。さゆみちゃん、あなたは花組だよね?
どうして雪組のお稽古場にいるのかな
そしてどうして貴美を抱きしめているのかな?
「あーだいもんさえいなかったら私のものなのにー」
「さゆみさんっ。さゆみさんにはもっと素敵な人がいます」
そうそう。花組で素敵な子いっぱいいるんだからその中から運命の子を見つければいいの。
それなのに貴美以上の子はいないとか、私をやめてさゆみちゃんに乗り換える提案とかやめて欲しい。
「貴美は私の嫁なのでさゆみちゃんには渡さないよ」
「あっ・・・あやちゃんっ」
「あーらだいもん。もう来てたの?折角貴美との時間を楽しんでたのにー」
「嫁・・・」
私の”嫁”という言葉に反応したようで顔が緩んでる貴美をよそにさゆみは貴美の唇に人差し指をあててよそ見しちゃだめっ。とかなんとか言ってる
人の物に気安く触らないでもらっていいかなー。
さゆみちゃんの腕を掴んで貴美にあてた指を離させる
「だいもん痛いよ」
にやりと笑うさゆみちゃん。悪い顔してますよ
「嫉妬に燃える男は美しくないよー」
「美しくなくてもいいわっ。大体なぜここにいる。」
「えー。貴美に会いに寄っただけですー」
なぜこんなに朝から労力を使わせるのか。
「貴美-。」
ばーんっとドアが開き、今度はまいまいが入ってきた
今度はまいまいが後ろから抱きしめている。何なのこの二人
「まいまいもお稽古場ここじゃないでしょー」
「貴美に会いに寄っただけですー」
そして抱きしめた時に胸がに手が当たったらしく、大きくなったんじゃないかと・・・。
胸を鷲掴みにして何を言いやがる。
貴美も抵抗しなさいよ
「こらこら!!なに揉んでんだよ!!」
「だいもんに言われたくないー。この質量どうせだいもんのせいでしょー?」
下から持ち上げてほれほれと見せびらかすまいまいをぽこっと殴る。触って良いのは私だけなの
「だいもんに暴力振るわれたー!!DV!だいもんバイオレンスー」
貴美にぎゅっとしがみついて泣き真似するまいまいをよそに私は貴美にも腹が立ってきた。
貴美も貴美だよ!!これはセクハラです。
なに簡単に触らせてんの。
ちゃんとダメなものはダメと言って。
「皆さんこうだから、てっきりこういうの普通なのかと思ってました。」
きょとんとした顔で首を傾げる貴美
「は?」
聞き捨てならぬ。他の子にもされてるの
抱き着かれるのは日常茶飯事とか聞いてない。
だめに決まってるじゃん
細くなったんじゃないかとか言いつつさりげなくみんな触ってるってことね
「大体スキがありすぎなんだよ。触られまくっちゃってさ。私以外はみんなオオカミなんだよ!!」
「いや・・・だいもんも十分オオカミだと思う」
楽屋口通れば警備さんには話しかけられるし、業者さんにも付き纏われて。ごはん行こうとか言われてるの知らないとでも思ってるの
「かなり心配だわ。だいもんがいないときは私がついててあげる」
「結構。私が悪い虫を寄せ付けないように四六時中ついてます」
まだ抱きついてるまいまいを追い払うようにしっしっとすればよりぎゅっとしがみついてる
「るりかさんくるし・・・い。・・・あやちゃんとずっと一緒にいられるの?それは嬉しいな」
想像したんだろう。
少しはにかみながらいう貴美にきゅんとする
「私と一緒、しかもずっと。嬉しいでしょ?」
「うんっ。」
「今の顔めっちゃ可愛かったー!!貴美にそんな顔させられるだいもんにジェラシー」
「そうでしょー。さゆみちゃんの負けです。分かったらさっさと自分のお稽古場に戻りなさい。」
お稽古始まる時間でしょーがー
「必ず奪ってやるからなー。貴美I LOVE YOU」
「だいもんめ覚えてろよー」
うるさい二人は恨めしそうに捨て台詞をはいて去っていった
「まったく・・・」
「本当にお二人はあやちゃんの事が好きなんだね」
「は?どこが」
「だって、あやちゃんと話す為にわざわざ立ち寄られるんだよ?」
呆れた。どう見ても貴美に会いに来てるんじゃん。
ここまでされて気づかないとか、そういう自覚ないから襲われるんでしょうが
「あやちゃんがまだ来てない日はあそこまでテンション高くないよ?」
そうなの?じゃあ私とじゃれあいたいだけ?
どんだけ私の事好きなんだ。
いや、待って。私がまだ居ない日も来てるって事?
テンションは違えど、同じような事されてる訳?
「あやちゃんがいる日はすごく楽しそうに話して帰って行かれるから。あやちゃんの事すごく好きなんだろうなーって」
はあ。困った。どういう思考回路でそうなるわけ
口数少なく触られたらただの犯罪でしょ
「私が来るまでお稽古場の鍵は内側から掛ける事。そして奴らが来ても開けないこと。いい?」
「・・・うん分かった」
でもどうせ貴美の事だから開けちゃうんだろうな
「もう先にお稽古場入るの禁止。待ち合わせしよう」
「待ち合わせ!!嬉しいです」
***********************
「ねえ・・・なんで君たちがいるのかな?」
怒りと驚きを超えて呆れてしまう
「貴美を見かけたから」
「そしたらだいもんと待ち合わせだっていうから待ってましたー」
「あはは・・・」
.
「はいー。」
「おいでー。はい。ぎゅーっ」
「きゃっ。さゆみさん」
呼ばれて振り返った貴美の手を取り鮮やかにくるりと抱き寄せるさゆみちゃん。
さすがトップスター様という感じはする。
でもね。さゆみちゃん、あなたは花組だよね?
どうして雪組のお稽古場にいるのかな
そしてどうして貴美を抱きしめているのかな?
「あーだいもんさえいなかったら私のものなのにー」
「さゆみさんっ。さゆみさんにはもっと素敵な人がいます」
そうそう。花組で素敵な子いっぱいいるんだからその中から運命の子を見つければいいの。
それなのに貴美以上の子はいないとか、私をやめてさゆみちゃんに乗り換える提案とかやめて欲しい。
「貴美は私の嫁なのでさゆみちゃんには渡さないよ」
「あっ・・・あやちゃんっ」
「あーらだいもん。もう来てたの?折角貴美との時間を楽しんでたのにー」
「嫁・・・」
私の”嫁”という言葉に反応したようで顔が緩んでる貴美をよそにさゆみは貴美の唇に人差し指をあててよそ見しちゃだめっ。とかなんとか言ってる
人の物に気安く触らないでもらっていいかなー。
さゆみちゃんの腕を掴んで貴美にあてた指を離させる
「だいもん痛いよ」
にやりと笑うさゆみちゃん。悪い顔してますよ
「嫉妬に燃える男は美しくないよー」
「美しくなくてもいいわっ。大体なぜここにいる。」
「えー。貴美に会いに寄っただけですー」
なぜこんなに朝から労力を使わせるのか。
「貴美-。」
ばーんっとドアが開き、今度はまいまいが入ってきた
今度はまいまいが後ろから抱きしめている。何なのこの二人
「まいまいもお稽古場ここじゃないでしょー」
「貴美に会いに寄っただけですー」
そして抱きしめた時に胸がに手が当たったらしく、大きくなったんじゃないかと・・・。
胸を鷲掴みにして何を言いやがる。
貴美も抵抗しなさいよ
「こらこら!!なに揉んでんだよ!!」
「だいもんに言われたくないー。この質量どうせだいもんのせいでしょー?」
下から持ち上げてほれほれと見せびらかすまいまいをぽこっと殴る。触って良いのは私だけなの
「だいもんに暴力振るわれたー!!DV!だいもんバイオレンスー」
貴美にぎゅっとしがみついて泣き真似するまいまいをよそに私は貴美にも腹が立ってきた。
貴美も貴美だよ!!これはセクハラです。
なに簡単に触らせてんの。
ちゃんとダメなものはダメと言って。
「皆さんこうだから、てっきりこういうの普通なのかと思ってました。」
きょとんとした顔で首を傾げる貴美
「は?」
聞き捨てならぬ。他の子にもされてるの
抱き着かれるのは日常茶飯事とか聞いてない。
だめに決まってるじゃん
細くなったんじゃないかとか言いつつさりげなくみんな触ってるってことね
「大体スキがありすぎなんだよ。触られまくっちゃってさ。私以外はみんなオオカミなんだよ!!」
「いや・・・だいもんも十分オオカミだと思う」
楽屋口通れば警備さんには話しかけられるし、業者さんにも付き纏われて。ごはん行こうとか言われてるの知らないとでも思ってるの
「かなり心配だわ。だいもんがいないときは私がついててあげる」
「結構。私が悪い虫を寄せ付けないように四六時中ついてます」
まだ抱きついてるまいまいを追い払うようにしっしっとすればよりぎゅっとしがみついてる
「るりかさんくるし・・・い。・・・あやちゃんとずっと一緒にいられるの?それは嬉しいな」
想像したんだろう。
少しはにかみながらいう貴美にきゅんとする
「私と一緒、しかもずっと。嬉しいでしょ?」
「うんっ。」
「今の顔めっちゃ可愛かったー!!貴美にそんな顔させられるだいもんにジェラシー」
「そうでしょー。さゆみちゃんの負けです。分かったらさっさと自分のお稽古場に戻りなさい。」
お稽古始まる時間でしょーがー
「必ず奪ってやるからなー。貴美I LOVE YOU」
「だいもんめ覚えてろよー」
うるさい二人は恨めしそうに捨て台詞をはいて去っていった
「まったく・・・」
「本当にお二人はあやちゃんの事が好きなんだね」
「は?どこが」
「だって、あやちゃんと話す為にわざわざ立ち寄られるんだよ?」
呆れた。どう見ても貴美に会いに来てるんじゃん。
ここまでされて気づかないとか、そういう自覚ないから襲われるんでしょうが
「あやちゃんがまだ来てない日はあそこまでテンション高くないよ?」
そうなの?じゃあ私とじゃれあいたいだけ?
どんだけ私の事好きなんだ。
いや、待って。私がまだ居ない日も来てるって事?
テンションは違えど、同じような事されてる訳?
「あやちゃんがいる日はすごく楽しそうに話して帰って行かれるから。あやちゃんの事すごく好きなんだろうなーって」
はあ。困った。どういう思考回路でそうなるわけ
口数少なく触られたらただの犯罪でしょ
「私が来るまでお稽古場の鍵は内側から掛ける事。そして奴らが来ても開けないこと。いい?」
「・・・うん分かった」
でもどうせ貴美の事だから開けちゃうんだろうな
「もう先にお稽古場入るの禁止。待ち合わせしよう」
「待ち合わせ!!嬉しいです」
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「ねえ・・・なんで君たちがいるのかな?」
怒りと驚きを超えて呆れてしまう
「貴美を見かけたから」
「そしたらだいもんと待ち合わせだっていうから待ってましたー」
「あはは・・・」
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