いい日
明日は火曜日。
僕と勇人のお休みの日。
前にあったのは5月だから3カ月ぶりに会えると思うと、
ドキドキする。
仕事も住んでる場所も違うけど、学生時代に僕たちは出会った。
もう何年になるかな、遠距離恋愛。
会うたびに勇人の事をどんどん好きになる。
大好きな彼に会えることが楽しみで仕方がない。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
仕事が終わり新幹線の終電に飛び乗る。
勇人と少しでも長く一緒に居たいから、無理してでも頑張る。
自由席に座って彼に「今、新幹線に乗ったから着くのは23時45分くらいになる。先にホテルに行ってて」とメールを送る。
すぐに彼から「わかった」の一言が返ってくる。
もう少し何かプラスの言葉くらいあってもいいじゃないか、と思いつつも返信が来た事が嬉しくて頬が緩む。
「早く着かないかな」ぼそっと呟いて春はイヤホンを付けて目を閉じた。
新幹線に乗ってから2時間30分。そろそろ目的地に着く。
ぐっすりと仮眠も取れた。
新幹線のプラットホームに降りると、「ああ、久しぶりに来たな」という懐かしい感じと、これから勇人に会えるドキドキする気持ちで在来線へと向かう。
目的の駅を降り、予約しておいたホテルに着いた。
コンコンコンと3回ノックをすると、無言のまま扉が開いた。
「お疲れさま~」
部屋に入り一言。
いつも通りの勇人の姿がそこにある。
「だいぶ遅くなったな~」
「うん。駅からホテルまで少し迷っちゃって。」
「勇人、夕飯はもう食べた?」
「一緒に食べようと思ってまだ。好きそうな物デパ地下で買ってきた」
「おお~!嬉しい!ありがとう!お腹空いたし食べてもいい?」
「うん」
勇人のこういう所が優しくて嬉しくて大好き。
そんなことを思いながら、デパ地下で買ってきてくれた惣菜を机に広げる。
「こんなに買ってきてくれたんだ~エビチリ美味いっ!」
「だろ~絶対好きだと思ったんだ。このポテサラもいけるぞ」
「ほんとだ~おいしい!さすが勇人だね!センスがいい」
他愛のない話をしながら遅めの夕飯を一緒に食べる。
そんなことでさえ嬉しくて、大切な時間だと感じる。
一通り食事も済ませ、テレビを見ながら2人であのお笑い芸人ってさ~なんて話をしながら一緒に笑う。
束の間の穏やかな時間が過ぎる。
「そろそろお風呂入ってくるね。眠くなってきちゃったし」
「ん~その前にちょっとこっちきて」
勇人に呼ばれてベットへ向かう。
照明をお互いの顔が確認できるくらいの暗さに落とす。
少し恥ずかしい気持ちで勇人の横に座る。
僕と勇人のお休みの日。
前にあったのは5月だから3カ月ぶりに会えると思うと、
ドキドキする。
仕事も住んでる場所も違うけど、学生時代に僕たちは出会った。
もう何年になるかな、遠距離恋愛。
会うたびに勇人の事をどんどん好きになる。
大好きな彼に会えることが楽しみで仕方がない。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
仕事が終わり新幹線の終電に飛び乗る。
勇人と少しでも長く一緒に居たいから、無理してでも頑張る。
自由席に座って彼に「今、新幹線に乗ったから着くのは23時45分くらいになる。先にホテルに行ってて」とメールを送る。
すぐに彼から「わかった」の一言が返ってくる。
もう少し何かプラスの言葉くらいあってもいいじゃないか、と思いつつも返信が来た事が嬉しくて頬が緩む。
「早く着かないかな」ぼそっと呟いて春はイヤホンを付けて目を閉じた。
新幹線に乗ってから2時間30分。そろそろ目的地に着く。
ぐっすりと仮眠も取れた。
新幹線のプラットホームに降りると、「ああ、久しぶりに来たな」という懐かしい感じと、これから勇人に会えるドキドキする気持ちで在来線へと向かう。
目的の駅を降り、予約しておいたホテルに着いた。
コンコンコンと3回ノックをすると、無言のまま扉が開いた。
「お疲れさま~」
部屋に入り一言。
いつも通りの勇人の姿がそこにある。
「だいぶ遅くなったな~」
「うん。駅からホテルまで少し迷っちゃって。」
「勇人、夕飯はもう食べた?」
「一緒に食べようと思ってまだ。好きそうな物デパ地下で買ってきた」
「おお~!嬉しい!ありがとう!お腹空いたし食べてもいい?」
「うん」
勇人のこういう所が優しくて嬉しくて大好き。
そんなことを思いながら、デパ地下で買ってきてくれた惣菜を机に広げる。
「こんなに買ってきてくれたんだ~エビチリ美味いっ!」
「だろ~絶対好きだと思ったんだ。このポテサラもいけるぞ」
「ほんとだ~おいしい!さすが勇人だね!センスがいい」
他愛のない話をしながら遅めの夕飯を一緒に食べる。
そんなことでさえ嬉しくて、大切な時間だと感じる。
一通り食事も済ませ、テレビを見ながら2人であのお笑い芸人ってさ~なんて話をしながら一緒に笑う。
束の間の穏やかな時間が過ぎる。
「そろそろお風呂入ってくるね。眠くなってきちゃったし」
「ん~その前にちょっとこっちきて」
勇人に呼ばれてベットへ向かう。
照明をお互いの顔が確認できるくらいの暗さに落とす。
少し恥ずかしい気持ちで勇人の横に座る。
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