おとなあつかいをしてほしい
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しげあきくんが、子ども扱いする、気がする。そりゃあわたしの方が年下だけど、付き合ってもう3ヶ月、手も繋いだし、き、キスもした。それでも絶対に手は出してこない彼。わたしもこの前までは『大事にしてくれてるんだなぁ』って思ってたけど、友達が『それって女の子として見られてる?大丈夫?』なんて意地悪するからわたしも少しずつ不安になってきた。
「むう」
「あれ。ほっぺた膨らましてどした?」
「なんか子ども扱いされてるきがするっ」
「あはは、なんだそれ」
笑い事じゃないよう、と言うとよしよしと頭を撫でてくる。ほら、そういうところ!!
「だって、ちゅー以上のこととか、してくんないし」
「おまえ、俺がどんだけ………!ひなたちゃんめちゃくちゃ緊張してるからまだそういうのは無理かなーっていうシゲの優しさなんだけど?!」
「だ、大丈夫だよ!!」
「はぁ………これでも?」
隣に座っていたしげあきくんは深く溜息をついて読んでいた本を置き、片手でわたしの頭を支えながらゆっくりと押し倒す。顔のすぐ横には彼の腕があって、起き上がることも、顔を背けることもできないくらいにしげあきくんが近くて、逃げられない。
「ひなたちゃん、ほんとにいいの?俺知らないよ」
「…うん」
「俺、結構ずっと我慢してたけど分かんなかったでしょ」
口角を上げて、しげあきくんが覆い被さって、わたしの右手を自分の左手に絡めて。しげあきくんの端正な顔がゆっくりと近づいてきてソファが2人分の重みでぎし、と鳴った。
「可愛い」
「んんっ?!」
優しいキスが落ちてきたと思ったらそれは次第に深くなっていって、何回も何回も繰り返される。わたし、こんなの知らないよ…!!わたしはもうしげあきくんの舌を追うので精いっぱいで、彼の背中に回した腕に力が入る。舌を入れるキスは想像よりもずっと気持ちよくて、部屋に響くふたりの吐息。
「ん、」
しげあきくんの舌が口内に入ったのがもう何回目かわからないくらいで、やっと彼は唇を離す。舌の間の銀糸がぷつりと切れて、少しだけ、名残惜しく思った。
「はーー、理性飛びそ」
「飛んじゃっていいと、思うんですけど…?」
「、いつからそんなやらしいこと言う子になったの」
「しげあきくんにだけだもん…!」
「あはは、歯止め効かなくなったらごめんね」
余裕のない表情に私の肩に手を回した体勢で、耳元で呟く。
「そ、そう言うの、良くないと思う…!」
「なんで、我慢しなくていいんでしょ?」
ニヤニヤしながらまたしげあきくんは耳元で言うから、わたしの心臓の音がすっごくうるさい。
「絶対わざと…っ!」
「さあ、どーでしょう。途中でやめんのナシね?」
首元にちゅ、と軽く口づけられたら自分の知らない声が意図せずに出て、慌てて手で抑える。その手さえもソファに縫い付けられて、色っぽすぎる掠れた声で名前を呼ぶからぎゅう、と強く目を瞑った。この人になら何されてもいいなあなんてぼんやりと思いながら、ひたすらに愛を受けて。
「むう」
「あれ。ほっぺた膨らましてどした?」
「なんか子ども扱いされてるきがするっ」
「あはは、なんだそれ」
笑い事じゃないよう、と言うとよしよしと頭を撫でてくる。ほら、そういうところ!!
「だって、ちゅー以上のこととか、してくんないし」
「おまえ、俺がどんだけ………!ひなたちゃんめちゃくちゃ緊張してるからまだそういうのは無理かなーっていうシゲの優しさなんだけど?!」
「だ、大丈夫だよ!!」
「はぁ………これでも?」
隣に座っていたしげあきくんは深く溜息をついて読んでいた本を置き、片手でわたしの頭を支えながらゆっくりと押し倒す。顔のすぐ横には彼の腕があって、起き上がることも、顔を背けることもできないくらいにしげあきくんが近くて、逃げられない。
「ひなたちゃん、ほんとにいいの?俺知らないよ」
「…うん」
「俺、結構ずっと我慢してたけど分かんなかったでしょ」
口角を上げて、しげあきくんが覆い被さって、わたしの右手を自分の左手に絡めて。しげあきくんの端正な顔がゆっくりと近づいてきてソファが2人分の重みでぎし、と鳴った。
「可愛い」
「んんっ?!」
優しいキスが落ちてきたと思ったらそれは次第に深くなっていって、何回も何回も繰り返される。わたし、こんなの知らないよ…!!わたしはもうしげあきくんの舌を追うので精いっぱいで、彼の背中に回した腕に力が入る。舌を入れるキスは想像よりもずっと気持ちよくて、部屋に響くふたりの吐息。
「ん、」
しげあきくんの舌が口内に入ったのがもう何回目かわからないくらいで、やっと彼は唇を離す。舌の間の銀糸がぷつりと切れて、少しだけ、名残惜しく思った。
「はーー、理性飛びそ」
「飛んじゃっていいと、思うんですけど…?」
「、いつからそんなやらしいこと言う子になったの」
「しげあきくんにだけだもん…!」
「あはは、歯止め効かなくなったらごめんね」
余裕のない表情に私の肩に手を回した体勢で、耳元で呟く。
「そ、そう言うの、良くないと思う…!」
「なんで、我慢しなくていいんでしょ?」
ニヤニヤしながらまたしげあきくんは耳元で言うから、わたしの心臓の音がすっごくうるさい。
「絶対わざと…っ!」
「さあ、どーでしょう。途中でやめんのナシね?」
首元にちゅ、と軽く口づけられたら自分の知らない声が意図せずに出て、慌てて手で抑える。その手さえもソファに縫い付けられて、色っぽすぎる掠れた声で名前を呼ぶからぎゅう、と強く目を瞑った。この人になら何されてもいいなあなんてぼんやりと思いながら、ひたすらに愛を受けて。
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