夏のせいにさせて
夢小説設定
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
「と、溶けるう…!」
「あちー、そっこークーラーつけるわ」
土曜日の午前、学校の夏期講習を終わらせて明日の宿題を教えてもらおうとしげあきくんの家へ。ぴ、とクーラーの電源を入れるだけ入れて、しげあきくんは部屋の外に出る。部屋に入ったにもかかわらず帰り道のじりじりと痛いくらいの太陽に照らされ続けた体は火照り続けていて、ベッドの縁に座って制服のネクタイと第1、第2ボタンを外してぱたぱたと仰いでいると、しげあきくんはアイスを2本持って部屋に入ってきた。
「食う?」
「え、食べる!」
「クーラーつけてもまだあちいわ」
「ここ風直で来るからめっちゃ涼しいよ」
「知ってる、俺んちだからねここ?」
ぽんぽんと隣を軽く叩いてみても、しげあきくんは床に胡座を組んで苦笑いするだけ。
「ほれ、はよ食え。明日の範囲ひなたちゃんが苦手なとこじゃなかった?」
「うう、ちらっと見ただけで無理と悟りました…」
「悟るな!」
わは、と豪快に笑う彼を目前に見ながら、すっかり柔らかくなったアイスを口に入れた瞬間、ぽた、とアイスの雫がベッドに落ちる。
「あ、」
「ひなたちゃーん?」
「見ました?」
「しっかり見ましたねえ!証拠隠滅しようとすんな!」
「ひええ、ごめん…!」
「は、冗談冗談。別にいーよ、俺もよく汚すし」
ちょこんとベッドの上で正座をすると、しげあきくんは立ち上がって、わしゃわしゃとわたしの頭を撫でる。『もー!』とよけるようにごろんと横になれば、そのまま腰に跨られて、ゆるく体重をかけられる。
「っつーかさ、」
「え、ちょ、しげあきくん…?!」
開けっ放しにしていたシャツからするりとブラ紐をずらして、まだ汗ばむ首筋をれろ、と舐められ自分から甘い声が出た。
「どーせ洗うならもっと汚してから、ね」
「あちー、そっこークーラーつけるわ」
土曜日の午前、学校の夏期講習を終わらせて明日の宿題を教えてもらおうとしげあきくんの家へ。ぴ、とクーラーの電源を入れるだけ入れて、しげあきくんは部屋の外に出る。部屋に入ったにもかかわらず帰り道のじりじりと痛いくらいの太陽に照らされ続けた体は火照り続けていて、ベッドの縁に座って制服のネクタイと第1、第2ボタンを外してぱたぱたと仰いでいると、しげあきくんはアイスを2本持って部屋に入ってきた。
「食う?」
「え、食べる!」
「クーラーつけてもまだあちいわ」
「ここ風直で来るからめっちゃ涼しいよ」
「知ってる、俺んちだからねここ?」
ぽんぽんと隣を軽く叩いてみても、しげあきくんは床に胡座を組んで苦笑いするだけ。
「ほれ、はよ食え。明日の範囲ひなたちゃんが苦手なとこじゃなかった?」
「うう、ちらっと見ただけで無理と悟りました…」
「悟るな!」
わは、と豪快に笑う彼を目前に見ながら、すっかり柔らかくなったアイスを口に入れた瞬間、ぽた、とアイスの雫がベッドに落ちる。
「あ、」
「ひなたちゃーん?」
「見ました?」
「しっかり見ましたねえ!証拠隠滅しようとすんな!」
「ひええ、ごめん…!」
「は、冗談冗談。別にいーよ、俺もよく汚すし」
ちょこんとベッドの上で正座をすると、しげあきくんは立ち上がって、わしゃわしゃとわたしの頭を撫でる。『もー!』とよけるようにごろんと横になれば、そのまま腰に跨られて、ゆるく体重をかけられる。
「っつーかさ、」
「え、ちょ、しげあきくん…?!」
開けっ放しにしていたシャツからするりとブラ紐をずらして、まだ汗ばむ首筋をれろ、と舐められ自分から甘い声が出た。
「どーせ洗うならもっと汚してから、ね」
1/1ページ