もしも夫婦だったら
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23時。
ベッドでうつ伏せになりながらスマホをポチポチしている私の横にゆら......とローさんが立つ。
「腕枕してくれ」
「いいですよ」
転がって布団を持ち上げる。
私の腕に頭を乗せて胸元に顔を埋める。
「ああ癒される......」
「それはようござんした」
「もうほんと今日は疲れた。
頑張ったんだ。
褒めてくれてもいいんだぞ」
母親が子供にするように頭を撫で、たまに髪をすく。
「偉い偉いさんですね。
いつもありがとう。
よーしよーし......良い子ですよー」
「......また明日からも頑張れる」
人の胸にたぷたぷと顔を押し付けるローさん。
「好きだ......」
(私か?胸か?)
「もちろん、リオだ......」
「ほんとのところは?」
「......胸も、好きだ......」
正直でよろしい。
「眠いね......。
おやすみなさいローさん。
よい夢を」
「ああ......良い、ゆめを......」