すごいよ!バジルさん!
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「聞いてない」
「ああ。言ってない」
「詐欺ですよね」
「海賊だからな」
「うん。だからね...離れてよーーーー!!」
私の住む島に海賊が来た。
怪しげなマントを羽織った海賊達がそこから降りてくる。
先頭の男の顔がドストライクでタイプだった。
ミステリアスな雰囲気に白い肌に綺麗な長髪...回りの目を気にせず船に乗せてくれと頼んだ。
何でもすると言ったときには手で顔を覆って難しい顔をしていたけど、静かに歓迎すると言ってくれた。
これから毎日この美しい人の側で生活できると思うと天にも昇りそうなほど幸せだった。
幸せだったのだ。
出航するまでは。
麗しき船長は船を出すや否や私のことを押し倒してきた!
首に顔を埋められて背筋がよだつ。
はみはみされてるぅ~!
荒い鼻息が肌にあたる。
鳥肌!鳥肌が!!
どうしようどうしよう!
顔は格好いいめちゃくちゃタイプ。
でも触られるのは苦手気持ち悪いうわうわうわうわあーー!!
あまり人とべたべたしたスキンシップは取りたくない。
肌を近づけるなんてもってのほかだ!
て言うか...
「なにさらしとんじゃーー!!」
船長の手が腹肉を撫でながら、自身の下半身をごそごそし出したところで我慢の限界を超え、自分でも驚くほど強烈な右平手打ちが炸裂した。
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