春よ来い
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朝とてもいい香りで目が覚めた。
身だしなみを整えてから階段を下りるとおはようと声をかけられる。
おはようございますと返せば、腕をとりゆっくり椅子に導かれる。
紳士だ。とても紳士的だ。
見えないけれど、目の前にある朝食は眩しいほど輝いているんだろう。
「昨日小麦粉があると言っていたからホットケーキと、引き出しにコーヒーがあったからいれてみたんだが......。
勝手してすまない」
「いえいえー!私ホットケーキなんて久しぶりですー!
嬉しい!」
目の前に置かれたホットケーキを大きめに切り分け、口を大きくあけて頬張る。
ふわふわしっとり、優しいバターと蜂蜜、香ばしい小麦の香り。
「お、おいしぃ...!
キラーさん!このホットケーキとても美味しいですー!」
キラーさんには見えてないだろうけれど、今私の目はとても輝いている。
あっという間に食べてしまった‼️
「あの、もう一枚食べてもいいですか...?」
「沢山食べるといい」
どっちが家主かわからない会話をしながら素敵なモーニングタイムは終了した。