改心のきっかけ

両親のところへ


ウルフ&パンサー&レオン「………………」

親父「おう、どうしたんだ?」

お袋「ていうか、傷どうしたんだ?もしかして、戦ってきたのか?」

親父「スマブラリストラされたと聞いた時は驚いたが、スマブラ世界を征服できそうではあるから良かったな!」

ウルフ「…………ごめん。」

親父「?……どうしたんだ?」

ウルフ「俺……今まで……弱者を助けて……みんなから感謝される日々を送っていたんだ……」

親父「……どういうことだ?」

ウルフ「俺……世界征服、やめたんだ……」

お袋「……どういうことよ?」

ウルフ「……スマブラ世界の奴らと打ち解けて……遊ぶようになったら……楽しくなっちまってよ………もう、世界征服なんてどうでも良くなっちまった……」

お袋「……面白くない冗談ね……」

パンサー「はい。だからボコボコなのですよ。」

レオン「……これが証拠です。」


レオンは映像を見せる。


親父「…‥ウルフ………なんでそんなマネしたんだ?」

ウルフ「俺は……ただ…………普通の生活を送りたかったからだ…………奴らを見てたら羨ましくなって……」

親父「俺が聞いてんのは何で嘘ついたかって事だよ!!」


親父はテーブルを激しく叩いた。


お袋「今付けているバッチを返せ!弱者に作ったおもちゃじゃねぇんだよ!!!」


お袋も怒り狂う。


ウルフ「……今まで、本当に申し訳なかった…………どうしても言い出せなかった…………」


ウルフは自分の行いをもう一度謝った。


ウルフ「でもよ…………自分の人生を歩んだだけだろ…………自分がやりたいことやっただけだろ…………俺がしたことって……そんなにクズかな…………?」


彼は謝ったものの、自分一人が責め続けられることに違和感を感じた。


ウルフ「俺だってよ!!!好きでこんな嘘ついたんじゃねぇよ!!」


バッチを投げた後、


ウルフ「『世界征服』とか『打倒スターフォックス』とか『弱者はゴミ』とかふざけたことばっか言いやがってよ…………こんな家に産んでもらって迷惑なんだよ!!!!」


言ってはいけないことを言ってしまった。


レオン「………………」

パンサー「………………」

お袋「………………」

親父「…………わかったよ………………だったら出てけ。」

ウルフ「………………」

親父「こっちもオメェみたいのにいられちゃ迷惑なんだよ。」


その後、ウルフは故郷にあった荷物を全部まとめて出て行った。


スマブラ世界へ行く前


レオン「ウルフ!本当に出て行くのか!?」

ウルフ「あぁ、もう決まったことなんだよ。」

パンサー「考え直せ!」

ウルフ「親父が出てけと言うから、出ていくだけだ。」

レオン「あれは本心じゃないんだぞ!」

ウルフ「……ふん、今更何を言うんだ?」

パンサー「今からでも遅くない!こっちへ来い!」

レオン「スターウルフはどうなるんだ!?」

ウルフ「……解散だ。」

レオン&パンサー「は……?」

ウルフ「スターウルフはもう終わりだ…………俺は今日をもって、スターウルフを抜ける…………今まで世話になったな…………」

レオン「そんな…………」

パンサー「嘘だろ…………」

ウルフ「じゃあな…………」


ウルフは故郷を去って、スマブラ世界へ行った。
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