Sugary × Indulge...!
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Sugary × Indulge...4
ピピピピ…
アラームの音で目が覚める。
枕が違うと寝付きが悪いタイプのわたしも、昨日はぐっすり確定で動き回ってたからなぁ。
う〜ん、と伸びてカーテンを開け太陽の光を浴びる。
今日もミアレは日差しがとっても気持ちいい。
ふとスマホロトムを見ると通知欄に、ピュールくんの名前があったので何かと思い確認すると預けていたストールにMZ団の刺繍を施してくれたとの報告が写真付きで送られていた。
実はMZ団のみんなとは連絡先を交換していたんだけど、そんなことよりも今は早くそのストールを受け取りたい気持ちで溢れてる。
すぐに支度して受け取りに行かなくちゃ!
もう少ししたらロビーに向かうね!と返信をするとすぐに既読されたようだ。
♦︎♦︎♦︎
エレベーターで1階まで降りると待合スペースにピュールくんが椅子に腰掛けて待ってくれていた。
『ピュールくん!お待たせ〜』
「おはようございます…って、なんですかそのカワイ…あ、いや個性的なヘアスタイルは」
ピュールくんに個性的なヘアスタイルと言われるとは…というか今カワイイって言いかけてくれた?
『へへ…この髪型は気合い入れる時とか、ここぞと言うときにセットしてるの!』
「へぇ」
『今日からミアレ市民として、…いえ!
MZ団としてデビューするんだもん!気合い入っちゃってさ!』
「似合ってると思いますよ」
昨日は髪をおろしていたんだけど、ミアレ1日目!気合いを入れてトップにお団子を2つ作ったツインテールにしてみた。サイドの髪もコテでくるんと巻いて一手間かけた。
カワイイって言われたのが嬉しくてつい、ありがとう!とピュールくんの頭を撫でたら、子供扱いしないでくださいとピュールくんは少しむくれてしまった。
「それでこちら…昨日お預かりしたストールです」
わたしが肌身離さずずっと身につけているお気に入りの赤いストール。
これにMZ団の刺繍を施してほしいとお願いした。
「仕上がりはいかがでしょうか…」
ちょうど刺繍部分が見えるように綺麗に畳まれたストールを受け取る。
無地だったストールが、このワンポイントのおかげで華やかになった気がする。
『わ〜〜!かわいい!素敵!
ピュールくん手先が器用なんだね!感動しちゃった!!』
「お、大袈裟ですよ…それくらい朝飯前です」
いやぁ、裁縫はめっぽう弱いわたしからしたら神の所業と言っても過言ではないわけで、まったくもって過大評価してるわけではないのだが…ちょっと照れたピュールくんが見れて嬉しかった。
「裁縫の腕とカナリィへの愛の重さで、ピュールの右に出る者はいないからな」
「ガイ、敬称!敬称を付けろと何度言わすんですか」
「ほらもう!朝ごはんの準備できたよぉ」
朝からケンカしない!と仲裁に入ったのはデウロちゃん。美味しそうな朝ごはんを運んできてくれた。
食欲をそそるようなこんがりと焼けたトーストと、脂でつやっとした厚切りのベーコン、とろっと今にもその形を崩してしまいそうな半熟の目玉焼き……!
『美味しそう〜!!
これデウロちゃんが作ったの?』
「うん!今週は、あたしとセイカが当番だから今日はセイカ朝早く出掛けちゃってて…」
ほんと簡単なものしか作れなくてごめんねぇ、とすまなさそうにしてから、あっそういえばと続けた。
「MZ団では、朝と夜のご飯は当番制にしてるんだよ〜」
「あぁ、そういや伝え忘れてたな」
「お昼は各々用事などで不在にすることもあるので強制せず、メンバー4人だったのでペア組んでやってました」
『へぇ、そうだったんだ。
じゃあ今度からわたしも参加するね!』
「オレがなかなかホテルに戻れないこともあって、だからそれは本当に助かるよ」
「ガイは頭数に入れず、またペア作ってやろっか」
「そうですね」
「とりあえず、朝メシにしようぜ!」
初日にガイくんに教えてもらった。
ホテルZはもともとAZさんという方の所有物件だったが、一連の騒動を終えその方は長い生涯に幕を下ろすことになった。
AZさんの終の住処として残しておきたいとガイくんはこのホテルの維持を決意。
同タイミングでプリズムタワーの真実を秘匿した責任を取り引責辞任することとなったジェット社長は、ガイくんの祖母であるということがわかり、後任として白羽の矢が立ったのである。
たまに顔は出すけれど今までのように頻繁にホテルを行き来するのは厳しくなったのだと。
「うまい!」
むしゃむしゃとデウロちゃんお手製料理を頬張るガイくんは年相応の少年のそれで。
まだ若いのにわたしの知らないところでの壮大なバックボーンがあるのだと思うと、外見だけでは推し量ることができないなと感じた。
「明日からは当番交代よ〜!ペアはどうする?」
「今週デウロさんとセイカが当番だったわけですし…言わずもがな、ボクとカナタさんの組み合わせなんじゃないんですか」
「あ、そっかぁ〜」
『お料理当番、わたしはいつでも誰とでも大丈夫!』
「では、お言葉に甘えてしまうのですが、ボクは朝食を担当していいですか?」
『うん、もちろんいいよ〜』
「ありがとうございます」
「ピュールはいついかなる時でもカナリィのライブ配信をリアタイしたいガチ勢だからねぇ」
「カナリィ【さん】です!」
「カナリィはもっぱら夜に配信してるから、それでか!」
「だから【さん】を付けろと…!」
3人のこのわちゃわちゃした感じ、すっごく癒される。
ピュールくんはカナリィさんのガチ勢なのね…。
『ピュールくんはカナリィさん推しなんだ!
実はわたしはナンジャモさんが好きでね…』
「!」
「あ〜パルデアで有名なインフルエンサーの!」
『そうそう!いつも元気いっぱいで、めちゃくちゃ可愛くて…大好きなんだ!ピュールくんも知ってる?』
「もちろん知ってます…!
ドンナモンジャTV、見たことあります」
『そうそれ〜!実はこの髪型もね、ナンジャモさんの真似してるんだ!』
「なるほど…」
「そう!今日のカナタさん髪型かわいいなって思ってたんだよぅ!
あたしも今度見てみようかなナンジャモンジャTVだっけ?」
さらっと髪型かわいいと褒めてくれたデウロちゃん。
いやドンナモンジャTVね!!って即座に突っ込んだらピュールくんみたいだと笑われた。
♦︎♦︎♦︎
「よし!腹ごしらえもしたし、今日はカナタにZAロワイヤルがなんたるかを教えるぜ!」
『よ、よろしくお願いします!』
わたしは早速ピュールくんに仕立ててもらったストールを身に纏い、ガイくんの後に続きホテル前に移動した。
((⚠︎以下、ヒロイン普段着イメージイラスト))

「まぁ要はバトルロワイヤルみたいなもんで…って、お!MZ団の刺繍!イカしてるな!」
「ほんとだぁ!改めて入団おめでと~!」
ストールの刺繍に気付いた2人が褒めてくれる。
嬉しくてにこにこしてたけど、バトルロワイヤルという物騒な単語に気が気ではなかった。
「ZAロワイヤルとは、頂点がAとして、 ZからAまでのランク戦を勝ち抜いていくそういう仕組みなんだ」
「ガイとセイカがAランクになったおかげで、今じゃZAロワイヤル∞に名前を変え、リワード戦なるものまで爆誕しちゃったの…」
「バトル馬鹿には嬉しい話ですよね」
「こらこら…」
ひとまずわたしもAランクを目指して頑張ろう!
「じゃあさっそく、お手並み拝見といきますか!
パルデアジムバッチコンプ勢の実力ってやつを!!
ゆけっ!ニャオニクス!」
ニャオニクス!
えっと…パルデアにもいたわよね…たしかエスパータイプだったはず!
それならこっちは………
『ゆけ、ソウブレイズ!』
「なんですか、あのポケモン」
「ミアレでは見かけないポケモン…」
『この子はパルデアからのスタメン!
わたし達の絆、見せてやるわよっ!』
「ニャオニクス、ひかりのかべ!」
『壁張り…!ならこっちは、ソウブレイズ!つるぎのまい!』
「ニャオニクス!10まんボルト!」
『…くっ、眩しい…!
ソウブレイズ、こっちはゴーストダイブ!』
ーーーーーーーーーー…
ーーーーーーーー…
ーーーーー…
ーーー…
ー…
♦︎♦︎♦︎
勝敗は、手持ちが尽きてしまったわたしの負け…
みんなナイスファイトだった、お疲れ様…!
「カナタ、ナイスファイト!!」
「2人ともお疲れ様〜!熱いバトルだったよぉ」
「お疲れ様です、Aランクのガイ相手にすごいです」
「うんうん、初めて見るポケモンもいてわくわくしちゃった!」
「あぁ!ソウブレイズかっこよかった」
『みんなありがとう、久しぶりのポケモンバトル…最初こそ不安だったけど、やってくうちにだんだん感覚取り戻せたよ!
バッジ欲しくてタイプ相性とか、戦略練ったり…頑張ってたあの頃を思い出した!』
「今回は炎ポケモンメインで構成してたんだな?」
『いや、炎ポケモンが純粋に好きで…ミアレのお供に推しメン連れてきたんだ〜』
「そうだったのか」
「っていうかガイ!ミアレのことまだわからないカナタさん相手に、メガシンカは反則だと思うけど!」
「激しく同意ですね」
「…あぁ〜 わりぃ!忘れてた!」
「「 忘れるな! 」」
『あははは…』
♦︎♦︎♦︎
「でね!このメガリングと、メガストーンを持たせたポケモンが共鳴することで、そのポケモンはメガシンカすることが出来るの!」
ホテル内の作戦会議部屋にて、デウロちゃんはメガシンカについてわかりやすく教えてくれた。
『なるほど。…でも待って、さっきメガシンカはポケモンには負担が大きいって…』
「あれはあくまでトレーナーのいない野生ポケモンが意図せずにメガシンカしてしまう場合だからな。
オレ達みたいにパートナーのいるポケモンはトレーナーとの強い絆があるから、その限りではないんだ」
『へぇ、なるほどぉ…。
やっぱり、そのメガリングを扱うには特別な訓練とか…専門の学校を卒業しなきゃとか…そういう感じなの?』
パルデア地方にいた頃、ポケモンをテラスタルさせるテラスタルオーブは専門の授業を受け認められた人にしか授与されない代物だった。
こんなすごい力をポケモンに授けるんだもん、きっとみんな、たゆまぬ努力の末に手にした物なんだろう……。
「いや、もらった!」
「せめて譲り受けたって言いませんか」
「そーだよぅ!」
今度はピュールくんが説明してくれた。
暴走したメガシンカポケモンを鎮めるために、MZ団全員死に物狂いで戦っていた。
ガイくん、セイカちゃんには先に託されていたものの、ピュールくん、デウロちゃんはそれまでメガリングを所持していなかったそうで、止まらない暴走メガシンカを見て2人にもメガリングが託されたのだと。
「ZAロワイヤルの上位ランカーにもメガリングが提供されていて、自力で手に入れようとするなら…まずは」
「ZAロワイヤル、目指せAランク!だな!」
「いきなり頂点…」
『え〜!ガイくんみたいな強い人達がいっぱいいるんでしょ?自信ないよ〜っ』
「くよくよしない!」
「カナタさん、パルデアジムバッチコンプ勢なんでしょ!対戦相手の手持ちポケモンとか、事前に情報集めたら絶対いけるよ!」
「そうですよ、タイプ相性を上手く補填できれば道は開けます」
『う〜〜…がんばります…』
「今手持ちは…さっきの5体だけか?」
選りすぐりの推し5匹を連れてきた。
あと1匹はこのミアレで出会いたいと思っている。こくこくと頷くと、ガイくんはうーんと考え込む。
「ソウブレイズ、グレンアルマ、ブースター、カイリュー、ペロリーム…か。」
「水と氷属性が相手だと危うそうですね…」
「ミアレに来てまだ一日しか経ってないんだもん、ミアレの端から端までぐる〜っと回って色んなポケモン捕まえるのもアリだね!」
「そうだな!」
「ZAロワイヤルは夜に開催されるので、日中はポケモンを捕獲して図鑑埋めを頑張ってみるのもいいかもしれないですね」
「あ、あたしヒトデマンがいる場所知ってるよ!」
み、みんな優しい…ありがとう…!
いやでも待って、今日捕まえて今日のバトルにって…それこそ負け確なのでは…?!
『…でも、今日捕まえた子を早速バトルに出しても…レベル上げにも限界があるんじゃないかな??』
「そりゃそうだな!」
「主軸はカナタさんの推しメンで、残り一枠で育成しちゃおう!」
「ランクアップ戦までのポイント集めはバトルゾーン内のトレーナーとのバトルですし、そこまで身構える必要ないと思います」
「うん、ガイといい勝負のカナタさんの手持ちならきっと大丈夫!」
新居探し、バイト探しに続き、ZAロワイヤル、ポケモン図鑑埋め……ミアレ1日目にしてハードモードなタスクがどんどん増えていく…!頑張れわたし!負けるなわたし!
to be continued...!
ZA夢読んでる人はきっとカラスバさんとか好きな人多いんだろうなあ、全然出てくる気配無くてごめんね!いずれ出てくるよ!私MZ団好きだから今だけはちょっと許して!
PS.語彙力無くてポケモンのバトルシーン言語化できませんでした(◞‸◟)
♦︎挿絵は、Picrew「YOMO式全身メーカー ※2024/4/ 更新済」にて作成させていただきました。
https://picrew.me/share?cd=0WHRRJ9LPW
ピピピピ…
アラームの音で目が覚める。
枕が違うと寝付きが悪いタイプのわたしも、昨日はぐっすり確定で動き回ってたからなぁ。
う〜ん、と伸びてカーテンを開け太陽の光を浴びる。
今日もミアレは日差しがとっても気持ちいい。
ふとスマホロトムを見ると通知欄に、ピュールくんの名前があったので何かと思い確認すると預けていたストールにMZ団の刺繍を施してくれたとの報告が写真付きで送られていた。
実はMZ団のみんなとは連絡先を交換していたんだけど、そんなことよりも今は早くそのストールを受け取りたい気持ちで溢れてる。
すぐに支度して受け取りに行かなくちゃ!
もう少ししたらロビーに向かうね!と返信をするとすぐに既読されたようだ。
♦︎♦︎♦︎
エレベーターで1階まで降りると待合スペースにピュールくんが椅子に腰掛けて待ってくれていた。
『ピュールくん!お待たせ〜』
「おはようございます…って、なんですかそのカワイ…あ、いや個性的なヘアスタイルは」
ピュールくんに個性的なヘアスタイルと言われるとは…というか今カワイイって言いかけてくれた?
『へへ…この髪型は気合い入れる時とか、ここぞと言うときにセットしてるの!』
「へぇ」
『今日からミアレ市民として、…いえ!
MZ団としてデビューするんだもん!気合い入っちゃってさ!』
「似合ってると思いますよ」
昨日は髪をおろしていたんだけど、ミアレ1日目!気合いを入れてトップにお団子を2つ作ったツインテールにしてみた。サイドの髪もコテでくるんと巻いて一手間かけた。
カワイイって言われたのが嬉しくてつい、ありがとう!とピュールくんの頭を撫でたら、子供扱いしないでくださいとピュールくんは少しむくれてしまった。
「それでこちら…昨日お預かりしたストールです」
わたしが肌身離さずずっと身につけているお気に入りの赤いストール。
これにMZ団の刺繍を施してほしいとお願いした。
「仕上がりはいかがでしょうか…」
ちょうど刺繍部分が見えるように綺麗に畳まれたストールを受け取る。
無地だったストールが、このワンポイントのおかげで華やかになった気がする。
『わ〜〜!かわいい!素敵!
ピュールくん手先が器用なんだね!感動しちゃった!!』
「お、大袈裟ですよ…それくらい朝飯前です」
いやぁ、裁縫はめっぽう弱いわたしからしたら神の所業と言っても過言ではないわけで、まったくもって過大評価してるわけではないのだが…ちょっと照れたピュールくんが見れて嬉しかった。
「裁縫の腕とカナリィへの愛の重さで、ピュールの右に出る者はいないからな」
「ガイ、敬称!敬称を付けろと何度言わすんですか」
「ほらもう!朝ごはんの準備できたよぉ」
朝からケンカしない!と仲裁に入ったのはデウロちゃん。美味しそうな朝ごはんを運んできてくれた。
食欲をそそるようなこんがりと焼けたトーストと、脂でつやっとした厚切りのベーコン、とろっと今にもその形を崩してしまいそうな半熟の目玉焼き……!
『美味しそう〜!!
これデウロちゃんが作ったの?』
「うん!今週は、あたしとセイカが当番だから今日はセイカ朝早く出掛けちゃってて…」
ほんと簡単なものしか作れなくてごめんねぇ、とすまなさそうにしてから、あっそういえばと続けた。
「MZ団では、朝と夜のご飯は当番制にしてるんだよ〜」
「あぁ、そういや伝え忘れてたな」
「お昼は各々用事などで不在にすることもあるので強制せず、メンバー4人だったのでペア組んでやってました」
『へぇ、そうだったんだ。
じゃあ今度からわたしも参加するね!』
「オレがなかなかホテルに戻れないこともあって、だからそれは本当に助かるよ」
「ガイは頭数に入れず、またペア作ってやろっか」
「そうですね」
「とりあえず、朝メシにしようぜ!」
初日にガイくんに教えてもらった。
ホテルZはもともとAZさんという方の所有物件だったが、一連の騒動を終えその方は長い生涯に幕を下ろすことになった。
AZさんの終の住処として残しておきたいとガイくんはこのホテルの維持を決意。
同タイミングでプリズムタワーの真実を秘匿した責任を取り引責辞任することとなったジェット社長は、ガイくんの祖母であるということがわかり、後任として白羽の矢が立ったのである。
たまに顔は出すけれど今までのように頻繁にホテルを行き来するのは厳しくなったのだと。
「うまい!」
むしゃむしゃとデウロちゃんお手製料理を頬張るガイくんは年相応の少年のそれで。
まだ若いのにわたしの知らないところでの壮大なバックボーンがあるのだと思うと、外見だけでは推し量ることができないなと感じた。
「明日からは当番交代よ〜!ペアはどうする?」
「今週デウロさんとセイカが当番だったわけですし…言わずもがな、ボクとカナタさんの組み合わせなんじゃないんですか」
「あ、そっかぁ〜」
『お料理当番、わたしはいつでも誰とでも大丈夫!』
「では、お言葉に甘えてしまうのですが、ボクは朝食を担当していいですか?」
『うん、もちろんいいよ〜』
「ありがとうございます」
「ピュールはいついかなる時でもカナリィのライブ配信をリアタイしたいガチ勢だからねぇ」
「カナリィ【さん】です!」
「カナリィはもっぱら夜に配信してるから、それでか!」
「だから【さん】を付けろと…!」
3人のこのわちゃわちゃした感じ、すっごく癒される。
ピュールくんはカナリィさんのガチ勢なのね…。
『ピュールくんはカナリィさん推しなんだ!
実はわたしはナンジャモさんが好きでね…』
「!」
「あ〜パルデアで有名なインフルエンサーの!」
『そうそう!いつも元気いっぱいで、めちゃくちゃ可愛くて…大好きなんだ!ピュールくんも知ってる?』
「もちろん知ってます…!
ドンナモンジャTV、見たことあります」
『そうそれ〜!実はこの髪型もね、ナンジャモさんの真似してるんだ!』
「なるほど…」
「そう!今日のカナタさん髪型かわいいなって思ってたんだよぅ!
あたしも今度見てみようかなナンジャモンジャTVだっけ?」
さらっと髪型かわいいと褒めてくれたデウロちゃん。
いやドンナモンジャTVね!!って即座に突っ込んだらピュールくんみたいだと笑われた。
♦︎♦︎♦︎
「よし!腹ごしらえもしたし、今日はカナタにZAロワイヤルがなんたるかを教えるぜ!」
『よ、よろしくお願いします!』
わたしは早速ピュールくんに仕立ててもらったストールを身に纏い、ガイくんの後に続きホテル前に移動した。
((⚠︎以下、ヒロイン普段着イメージイラスト))

「まぁ要はバトルロワイヤルみたいなもんで…って、お!MZ団の刺繍!イカしてるな!」
「ほんとだぁ!改めて入団おめでと~!」
ストールの刺繍に気付いた2人が褒めてくれる。
嬉しくてにこにこしてたけど、バトルロワイヤルという物騒な単語に気が気ではなかった。
「ZAロワイヤルとは、頂点がAとして、 ZからAまでのランク戦を勝ち抜いていくそういう仕組みなんだ」
「ガイとセイカがAランクになったおかげで、今じゃZAロワイヤル∞に名前を変え、リワード戦なるものまで爆誕しちゃったの…」
「バトル馬鹿には嬉しい話ですよね」
「こらこら…」
ひとまずわたしもAランクを目指して頑張ろう!
「じゃあさっそく、お手並み拝見といきますか!
パルデアジムバッチコンプ勢の実力ってやつを!!
ゆけっ!ニャオニクス!」
ニャオニクス!
えっと…パルデアにもいたわよね…たしかエスパータイプだったはず!
それならこっちは………
『ゆけ、ソウブレイズ!』
「なんですか、あのポケモン」
「ミアレでは見かけないポケモン…」
『この子はパルデアからのスタメン!
わたし達の絆、見せてやるわよっ!』
「ニャオニクス、ひかりのかべ!」
『壁張り…!ならこっちは、ソウブレイズ!つるぎのまい!』
「ニャオニクス!10まんボルト!」
『…くっ、眩しい…!
ソウブレイズ、こっちはゴーストダイブ!』
ーーーーーーーーーー…
ーーーーーーーー…
ーーーーー…
ーーー…
ー…
♦︎♦︎♦︎
勝敗は、手持ちが尽きてしまったわたしの負け…
みんなナイスファイトだった、お疲れ様…!
「カナタ、ナイスファイト!!」
「2人ともお疲れ様〜!熱いバトルだったよぉ」
「お疲れ様です、Aランクのガイ相手にすごいです」
「うんうん、初めて見るポケモンもいてわくわくしちゃった!」
「あぁ!ソウブレイズかっこよかった」
『みんなありがとう、久しぶりのポケモンバトル…最初こそ不安だったけど、やってくうちにだんだん感覚取り戻せたよ!
バッジ欲しくてタイプ相性とか、戦略練ったり…頑張ってたあの頃を思い出した!』
「今回は炎ポケモンメインで構成してたんだな?」
『いや、炎ポケモンが純粋に好きで…ミアレのお供に推しメン連れてきたんだ〜』
「そうだったのか」
「っていうかガイ!ミアレのことまだわからないカナタさん相手に、メガシンカは反則だと思うけど!」
「激しく同意ですね」
「…あぁ〜 わりぃ!忘れてた!」
「「 忘れるな! 」」
『あははは…』
♦︎♦︎♦︎
「でね!このメガリングと、メガストーンを持たせたポケモンが共鳴することで、そのポケモンはメガシンカすることが出来るの!」
ホテル内の作戦会議部屋にて、デウロちゃんはメガシンカについてわかりやすく教えてくれた。
『なるほど。…でも待って、さっきメガシンカはポケモンには負担が大きいって…』
「あれはあくまでトレーナーのいない野生ポケモンが意図せずにメガシンカしてしまう場合だからな。
オレ達みたいにパートナーのいるポケモンはトレーナーとの強い絆があるから、その限りではないんだ」
『へぇ、なるほどぉ…。
やっぱり、そのメガリングを扱うには特別な訓練とか…専門の学校を卒業しなきゃとか…そういう感じなの?』
パルデア地方にいた頃、ポケモンをテラスタルさせるテラスタルオーブは専門の授業を受け認められた人にしか授与されない代物だった。
こんなすごい力をポケモンに授けるんだもん、きっとみんな、たゆまぬ努力の末に手にした物なんだろう……。
「いや、もらった!」
「せめて譲り受けたって言いませんか」
「そーだよぅ!」
今度はピュールくんが説明してくれた。
暴走したメガシンカポケモンを鎮めるために、MZ団全員死に物狂いで戦っていた。
ガイくん、セイカちゃんには先に託されていたものの、ピュールくん、デウロちゃんはそれまでメガリングを所持していなかったそうで、止まらない暴走メガシンカを見て2人にもメガリングが託されたのだと。
「ZAロワイヤルの上位ランカーにもメガリングが提供されていて、自力で手に入れようとするなら…まずは」
「ZAロワイヤル、目指せAランク!だな!」
「いきなり頂点…」
『え〜!ガイくんみたいな強い人達がいっぱいいるんでしょ?自信ないよ〜っ』
「くよくよしない!」
「カナタさん、パルデアジムバッチコンプ勢なんでしょ!対戦相手の手持ちポケモンとか、事前に情報集めたら絶対いけるよ!」
「そうですよ、タイプ相性を上手く補填できれば道は開けます」
『う〜〜…がんばります…』
「今手持ちは…さっきの5体だけか?」
選りすぐりの推し5匹を連れてきた。
あと1匹はこのミアレで出会いたいと思っている。こくこくと頷くと、ガイくんはうーんと考え込む。
「ソウブレイズ、グレンアルマ、ブースター、カイリュー、ペロリーム…か。」
「水と氷属性が相手だと危うそうですね…」
「ミアレに来てまだ一日しか経ってないんだもん、ミアレの端から端までぐる〜っと回って色んなポケモン捕まえるのもアリだね!」
「そうだな!」
「ZAロワイヤルは夜に開催されるので、日中はポケモンを捕獲して図鑑埋めを頑張ってみるのもいいかもしれないですね」
「あ、あたしヒトデマンがいる場所知ってるよ!」
み、みんな優しい…ありがとう…!
いやでも待って、今日捕まえて今日のバトルにって…それこそ負け確なのでは…?!
『…でも、今日捕まえた子を早速バトルに出しても…レベル上げにも限界があるんじゃないかな??』
「そりゃそうだな!」
「主軸はカナタさんの推しメンで、残り一枠で育成しちゃおう!」
「ランクアップ戦までのポイント集めはバトルゾーン内のトレーナーとのバトルですし、そこまで身構える必要ないと思います」
「うん、ガイといい勝負のカナタさんの手持ちならきっと大丈夫!」
新居探し、バイト探しに続き、ZAロワイヤル、ポケモン図鑑埋め……ミアレ1日目にしてハードモードなタスクがどんどん増えていく…!頑張れわたし!負けるなわたし!
to be continued...!
ZA夢読んでる人はきっとカラスバさんとか好きな人多いんだろうなあ、全然出てくる気配無くてごめんね!いずれ出てくるよ!私MZ団好きだから今だけはちょっと許して!
PS.語彙力無くてポケモンのバトルシーン言語化できませんでした(◞‸◟)
♦︎挿絵は、Picrew「YOMO式全身メーカー ※2024/4/ 更新済」にて作成させていただきました。
https://picrew.me/share?cd=0WHRRJ9LPW
