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このクソッタレな世界の中で、そこだけは確かに光だった。
その光はふらふらと消え、忙しなく走り、見失えばこちらから探してやらなければいつまで経っても帰ってこない。
しかしどんな時でも大口を開けて笑い、自分の心の指し示すままに進み、ただ前に向かって走る。
その姿はこの戦乱の世にあっては眩しく、俺はその姿を追いかけ、探し、見つけるとそれだけで嬉しかった。

「おい!左門!またどっか行きやがったな!!」

あとは、この光がこの乱世に染まらないことを切に願うのみ。

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