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朝寒
目が覚めると冷たい空気が肌を刺した。
昨夜同衾していたはずの男はちょうど布団を抜け出たところだったのか、一人分の空間がぽっかり空いている。
「悪い、起こしたか」
「寒い」
文句と共に布団をぽんと叩くと文次郎が眉を顰める。
「いくら休日だからって」
「何を期待した」
にやりと笑うと文次郎は悔しそうに舌打ちをした。
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