夢の花
文次郎の胸に赤い花が咲く
そんな夢を見た
「文次郎が死んだら私はどうなると思う?」
「・・・きっと仙蔵は私たちの前から姿を消すだろう」
「何も言わずにふらっと消えてしまうだろうね」
「私は随分と愛情深く見られているのだな」
二人の言う通り、きっと私は姿を消すだろう。
そしてその後は誰も知らないどこかへ行くのだ。
どこへ行くのかは私も分からない。
「縁起でもない話してんじゃねーよ、まぁ、俺は忍びだからな、死なん。死ぬのは俺の仕事じゃない。生きて帰るのが仕事だ」
その言葉を信じて、お前が死ぬまでは隣に居るとしよう
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