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あの世の予算
「潮江先輩、あの子どもがまたおりますがどう致しますか?」
丑の刻、三木ヱ門が呟く。
文次郎は三木ヱ門の言う”子ども”をちらりと見て、また書類に視線を戻した。
「放っておけ、団蔵と佐吉にも話しかけんように言ってある。あいつはアレでいて臆病なんでな」
パチパチと算盤を弾く音が部屋中で聞こえる。
「ところで潮江先輩、その委員会予算、どこのですか?」
「あぁ?これか。これはあいつが計算した分の添削だ。全く余分の仕事を持ってきやがって」
あの世の予算
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