今昔亭四蔵
プロフィール
東京落語協会所属　今昔亭千蔵の弟子
1948年2月5日生まれ　1990年10月28日没(42歳)
身長168cm　東京都墨田区出身
本名：長坂昇　出囃子：藤娘

昭和から平成初期にかけて活動した落語家。
新作・古典両方手掛ける。
美男子。睫毛が長く、人形のような無機質な美を纏う
福丸と一緒にいる時に車に轢かれ、亡くなった

対人関係
周囲からは完璧な人間で近寄り難いと思われている。人には優しくしているが、福丸以外には心を開いていない。
感情や思考が極端な傾向があるが、他人には見せない
・芙蓉亭福丸
小学1年生の頃に出会った、初めての友人。最初に話しかけられた瞬間から世界ががらりと変わったと思っている。祥雄(福丸)と過ごす時間をとても充実したものと認識しており、そのうちに彼そのものを友人以上の存在として意識し始める。落語の存在を教えてくれたのも彼である。
幼少時の愛情不足から、彼に異常に執着し、強引に身体の関係を持った　数年後に結婚を理由に振られ、心機一転、落語の稽古により一層励むようになる
福丸の子供たちを可愛がっている

生前
一人っ子。両親ともに教員で、物心つく前に離婚して父が家を出た。母と祖母に厳しく育てられる。露骨な暴力はなかったが会話もなく、息苦しい家庭だった。
根暗で人付き合いも良くなく、祥雄(福丸)から話しかけられるまで友達はいなかった
区立石原南中学校、都立下谷高校卒業
頭が良く、高校では常に学年一位だった(入学式では新入生代表挨拶もした)
芸人としては緻密に練られた噺や心地の良い江戸言葉とテンポで人気だった　先輩からは「どこか執念めいたものを感じる」と評される

一門弟子
全員真打未満だったため、移籍を余儀なくされた。
・今昔亭小蔵 － 芙蓉亭蘭丸門下へ移籍
・今昔亭二蔵 － 今昔亭幸蔵門下へ移籍
・今昔亭千之助(預かり弟子) － 今昔亭幸蔵門下へ移籍

その他
好きなもの：洋菓子、芋、芙蓉亭福丸
ケチャップが嫌い
暗記が早く、この特技のおかげで噺を覚える時間を削ることができ、その分の時間を噺の研究にあてていた

福丸に聞いてもらうために落語をやっている
お客さんを笑わせられるようになれば、福丸にも認めてもらえると信じて、日々研究を重ねる

福丸みたいに愛されたい、自分なんかより福丸のほうが尊い存在だ、全部を自分のものにしてしまいたい、ひとつになりたい、福丸がいないと俺は、俺は……