籠の中の小鳥が一匹
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いつも通り。目が覚め、起き上がり、着替える。
着替えが終わり時間を見てみれば、既に午後二時半過ぎ。…今日は いつもより寝すぎたかもしれない。
まあ、別にいいか…特に仕事があるわけでもないし
『…、(と言うか…下、騒がしいな…いつものことだけど…)
……レミ…』
「おっと…お呼びか?マイ プリンセス。(笑顔)」
『は?キモ。(辛辣)』
「相も変わらずこの辛辣。…で、どうした?」
これが、いつものやりとり。
レミは敢えて鍵を使わなくても呼べば出くる
周りから見れば大した事じゃないことでも呼び出すボクを、【鬼畜】だの、【面倒くさがり】だの言うけど…言いたければ言えばいい。レミはボクのことをよくわかっているから いくら呼び出されても怒らない。寧ろ、喜ぶ…
『…ん、下(の階)……いつも、より…騒が、しい…から…見てきて?』
「んー?…あ、確かに。」
たった、それぐらいのことで呼び出すボクもボクだけど。ボクにとってはとても重要なコト。
ボクが普段、部屋の外に出ないのも 色々と訳があるけれど…もし、急な敵襲にあった時、下の階にエルザ姉やマスター、ナツ兄…が居なかった場合、唯一 対応出来るS級魔導士はボクだけだから。…ナツ兄はS級魔導士じゃないけど
「しっかし まあ…今日は随分と遅く起きたのな?」
『べつに……たまたま…遅かった、だけ…。
……いいから 早く 見に行け(威圧)』
「おお、怖い怖い…はいよ、いってきまーす」
ロキ兄みたいに、チャラチャラしてなければ、かっこいいのに…こういうのを残念なイケメンって言うんだろうね。…ロキ兄ほどチャラチャラしてる訳じゃないけど。
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