DFF劇場。

WOL「…と、いうわけで花見をすることになった。」


クラウド「何もかもとっぱらった説明だが、一応聞いておく。なぜ?」


WOL「勇者のする事は絶対だ。口答えは許さん。」


ジタン「理由になってねーしな。
しかも、何だ?その人んちのタンス漁るのは当然だろ的な思考。ブラック企業もびっくりじゃねーかよ。」


WOL「…ブラック企業か…今更…な(遠い目)」




コスモス「あら、カオスお久しぶりです。てっきり豚箱にぶち込まれたものだとばかり…
あら、違うのですか?そうですわね、そんなもの手緩いですものね。
あなたは市中引き回された上で磔にされておまけに首を斬られて釜茹でにされるくらいがお似合いですもの。(ニッコリ)」





一同「……。」


フリオ「なあ、クラウド…」


クラウド「…何だ。」


フリオ「…正直、神羅とこっち…どっちがブラックだ?」


クラウド「…パラメキアとここ、どっちがブラックだとお前は思ってる?」

スコール「…で、俺達が場所取り係か…」


オニオン「僕、ティナと一緒が良かったのに…」


バッツ「これだからお子さまはなー」


オニオン「少なくとも“アホがみるー”でキレかけてた二十歳児には言われたくないよ。」


バッツ「いや、あれはキレるだろ。少なくとも管理人は画面に対してキレてたぞ。」


スコール「…それはあいつがガキなだけ…ん?どうしたWOL?」


WOL「…いや、綺麗なものだと思ってな…」


ティーダ「へえ、あんたでもまともな事を言う事があるんッスねー。
まあ、確かに桜は綺麗ー…」


WOL「流石、下に死体が埋まっているだけはある。」


ティーダ「この流れでそれ!?」


WOL「フッ…猟奇的…か…」


バッツ「いや、照れるとこじゃないから。
うまい事言った的な雰囲気出してるけど意味分からねーし、それ以前に気持ち悪いからな、お前。」


オニオン「ねえ…みんな…猟奇的で思い出したんだけど…」


スコール「…何だ?」


オニオン「…ティナ達って何で残ったんだっけ?」


バッツ「そりゃー料理を作るためだろ?」


オニオン「違うって!!ティナじゃなくて!!」


スコール「…そう言えば、セシル…さっきからアイツの姿が見当たらなー…」

フリオ「じゃあ、早速料理を始めようか!」


クラウド「…無駄に似合ってるな、その割烹着。」


フリオ「…ああ、仲間が命懸けで託してくれたんだ…俺達のために…未来を託して…」


クラウド「割烹着ごときに無駄に壮大なエピソードだな。
しかし…無駄死に臭が漂ってる気がするのは俺の気のせい…てか、それアルテマだろ割烹着じゃなく。」


フリオ「安心しろ。どっちにしろ結局無駄死にだったから。
それに、そんな話はいいだろ?どんな事を言ったって2の最強魔法はテレポとミニマムなんだ。
さあ、作るぞ!」


ティナ「うん!」


セシル「そうだね!みんなも待ってることだしね!」


フリオ「って、何でお前がいるわけ!?お前、場所取り行ったんじゃなかったのか!?」


ティナ「あっ…大変みんな!お塩が切れちゃってる…
卵焼きはお砂糖でも大丈夫だと思うけど…他のものの味付け…」


セシル「大丈夫だよ、ティナ。」


ティナ「えっ?」


セシル「道がなければ切り開けばいいってどこかのチョコボに乗った隊長さんも言ってたじゃないか。
ほら、これとこれ…」


フリオ「…おい…」


セシル「だから僕は塩酸と水酸化ナトリウムを混ぜればいいと思うんだよね。」


フリオ「そうかもしれな…いや、違うからそういう問題じゃないから!
ティナも『そうか!』とかいう顔をしなー…って、鍋に原液入れてるしィイイイイイ!!」


HCl+NaOH→NaCl+H2O

ちなみに鍋にぶち込んだのが塩酸じゃなくて濃硫酸だったり、そのおかげで鍋がありえないぐらい発熱して溶けたりとか…


場所取り組がこの世の終わりみたいな形相でブレてたりとか…


実際、桜の木の下にカオスが埋まってた(掘り返した土の様子は真新しかった)とか…

とにかく色々ありましたとさ。めでたしめでたし。



あっ、ちなみに濃硫酸に水を大量にぶち込むのは…







絶対に止めましょう
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