DFF劇場。


WOL「来たな…フリオニール…。」


フリオ「…ああ。」


WOL・フリオ「FCの時代がキタ━━━━!!


フリオ「…夢じゃない!夢じゃないんだよな!?人気投票の場で、セフィロスだのクラウドだのそんなにわか人気に負けて涙を飲まなくてもいいんだよな!?」


WOL「…ああ、そうだ。まるで三日間しぶとく詰まってた糞がボットンと出た後のような爽快感と清涼感。実に清々しいではないか。」


フリオ「…いや、流石にそれはない。」


WOL「…ついでに言うと勢いが良かったのかちょっと切れた。痛い。フリオニール…私はどうすればいいのだ?」


フリオ「医者に行けよ。」


WOL「…恥ずかしいじゃない。」


フリオ「安心しろ。お前の存在自体がすでに恥ずかしいから。」


WOL「…冷たいな。」


フリオ「自分の胸に手を当ててみろ。」


WOL「何もないな。」


フリオ「…お前に言った俺が馬鹿だった。」


WOL「ボラギノールって効くと思うか?」


フリオ「素直にポステリザン処方してもらえ。捗るぞ。」


WOL「…さて、本題に入る。先々月に締め切った人気投票のアンケートについてだ。
まずは、多数の投票に感謝をする。協力してくださった方々にここで改めて礼を述べさせてもらおう。」


フリオ「…多数?」


WOL「こういうのは比較対象の問題だ。ここは公式や大手サークルではないのだ。
こんなネットの外れも外れ。乙女座銀河団天の川銀河太陽系第三惑星で行ったにも関わらずこれほどの票が集まった事はもはや奇跡であると言うしかあるまい。」


フリオ「地球規模の話じゃねーか。ちょっと、お前どれだけ話広げれば気が済むの?」


WOL「おおいぬ座VY星さんdisるんじゃねーよ。」


フリオ「disってねーよ。いつも言ってると思うが、お前のそのシーソーより偏った知識どこで仕入れてくるわけ?」


ラムザ「おおいぬ座VY星。直径は25億から30億㎞で太陽の1800倍から2100倍。体積にして太陽の60億から90億倍。太陽に置き換えるとその大きさが土星軌道まで及ぶおおいぬ座にある赤色超巨星ですね。」


WOL「きたか。」


ラムザ「はい、はじめまして。ラムザ・ベオルブと言います。今日はよろしくお願いします。」


フリオ「…ラムザ?聞かない名だ。WOL、もしかして彼か?もう一人のゲストというのは。
でも、今回はDFFキャラの人気投票の結果を受けてコスモスに召集されたんじゃなかったのか?」


WOL「ふむ。では、まずこちらを見てくれ。」

フリオ「は?何だこの結果ッ!!」


WOL「…落ち着けフリオニール見苦しいぞ。」


フリオ「いや、どう考えてもおかしいだろ?そもそも本編にすら影も形も出てないキャラが選択肢に入ってる時点で何もかもが間違ってんだよ!」


WOL「元々このサイトは管理人の強力なFFTage、FF7sageが見える地雷のごとく立っているのが仕様だ。今更何を不思議がる。」


フリオ「…こいつ、今回随分大人しいと思ったら自分は一位になってるからか。」


ラムザ「あの…僕は一体どうすれば?」


WOL「たとえ本編に出ていなかろうが外伝作品だろうが彼もまた我らFFファミリーの一員。まごうことなきクリスタルに選ばれし者。
ここは先人、いや、仲間として暖かく迎えるべきではないのか?そうだろう、フリオニール?」


フリオ「…そうだな、すまない。俺としたことがつまらない事でムキになってしまった。謝るよ、ラム―…って、お前、何砕いてくれてんのォオオオオオ!?


ラムザ「あ、はい。クリスタルがどうのこうのって会話が聞こえてきたので使徒が出る前に、と。」


フリオ「それ、俺達のクリスタルだから!ルカヴィ(※FFTの悪魔)呼び出さないから!ゾディアックストーンじゃないから!
っうか、使徒ってベヘリット?ベヘリットなのか!?設定似てるって思ったけど思ったけど!」


WOL「落ち着け、フリオニール。あれはカオス軍の目を欺くためにコスモスが用意したイミテーション。偽物だ。何個壊されようが支障はない。」


フリオ「…俺の気のせいか?コスモスが滑りまくってる芸人見るような目付きであちゃーって顔してるように見えるのは。」

ファイナルファンタジータクティクス(略称FFT)とは、1997年6月20日にスクウェア(現スクウェア・エニックス)より発売されたプレイステーション用のSRPGである。

SRPGとしては異例の135万本を販売し、SLGRPGでは史上最高の本数を記録した。

ストーリーの中心となるのは国家間の問題や貧富の差といった非常に社会的なものであり、それが歴史的描写という視点で展開するためFFシリーズの中では異色を放ち、重厚で難解である。

前半は身分や貧富の差から生まれる格差、それから生まれる考え方、そして生きざまの違いまでを目の当たりにし苦悩する主人公の成長を中心に描き、後半では諸勢力による謀略や内戦とそれらに巻き込まれていく主人公を中心にストーリーが展開していく。

全編を通じて主要キャラクターによる殺戮が繰り返されるなど血生臭い描写が多く、従来のFFシリーズとは大きく趣向が異なる。



ラムザ「…というゲームです。FFTは。」


WOL「…非常にメタい説明ありがとう。ところで先生!血生臭いって具体的にはどんな感じですかー?」


ラムザ「そうですね…。
平民出の女性に対して『家畜に神はいないッ!(家畜=平民)』って自軍の仲間が言い捨てたり、親友に『次はお前を殺す!』って殺意を飛ばされたり、僕は妾の子供ですから腹違いの兄に『所詮、下賤の血は下賤』って罵られたり、異端者のレッテル貼られて処刑されそうになったり、悪友をノリで殺しちゃったり…まあ、その程度ですよ。
ほらね、全然臭くない。」


WOL「正直、夏場の汚い男子トイレの小便器に三日間さらされたトイレットペーパーより臭えよ。」


ラムザ「大丈夫です。世の中には自分が五千人の住民を虐殺するか否か選べたり、親友が絞首刑になったり、敵軍の捕虜になった女性が凌辱の限りを尽くされ殺される話もありますから。」


フリオ「何それエグい。」


ラムザ「…本当。神経、疑っちゃいますよね。」


WOL「…いや、お兄さん、君がそれを言っちゃいけないと思うな。」

WOL「…ところでラムザとやら。」


ラムザ「はい、何でしょうか?」


WOL「実は仲間からお前宛てにいくつか質問を預かっているのだが…。」


ラムザ「いいですよ、僕に答えられる範囲でしたら。」


WOL「そうか、有り難い。
まず、一つ目はこれだ。『せっかくゲストで出てきたんです。使ってください。除名しないでください。』…だそうだ。」


ラムザ「女一人守れない奴が図にのんじゃねーよ。それとこっちは豚とドラゴンの養殖で忙しいからてめえは糞して寝ろ。…っと、お伝えください。」


フリオ「…こいつ、セシルより質悪くないか?」


WOL「…分かった、クラウドに伝えておこう。」


フリオ「言っちゃったよ。」


WOL「…次はこれだ。『自分も親友に二度も裏切られ辛い思いをしたことがあります。どうやら僕に対する嫉妬が根底にあるようなのですが…。正直、これからどうやって付き合っていけばいいのか分かりません。』…だそうだ。」


ラムザ「難しい話ですね。僕もこの方と似た経験があるのでよく分かります。
そうですね…。一番大切なのは相手に対する真心―…誠意ではないでしょうか?」


フリオ「…おっ。案外まともだな。」


ラムザ「そうです。やはり一番大切なのは真心を込めて相手を見下すこと。真心を込めて『ああ、こいつ自分より下だわ。』と、鼻で笑うこと。
家柄、人格、才能…その全てが自分より劣っている相手を哀れむことにより心に余裕が生まれます。
大事なのは他人のことを考えず自分の利益だけを考えることです。」


WOL「ちょっとお前、真心の意味を広辞苑使って引いてこいよ。今すぐ。」

WOL「…時間が経つのは早いものだな。では、最後の質問だ。これは私からなのだが…」


ラムザ「はい。」


WOL「…ラムザ、お前の世界のジョブ一覧を見ていてふっと思ったのだが―…。この白いローブの三つ編みの女性は―…」


ラムザ「白魔道士―…ですが?それがどうかしましたか?」


WOL「…いや、少し気になってな。」


フリオ「珍しいな、お前がティナ以外の女性にそんな反応するなんて。」


WOL「…何を人聞きの悪い!見ろ!このティナ君の横乳キャプションの数々!ここまでフォルダを充実させるのに私がどれだけ苦労を―…
って、あ、あれ?ティナ君?ど、どうしたんだ?木でも伐採しに行くのかい?」


ラムザ「じゃあ、僕はこのへんで。」


フリオ「ああ、すまないな。チェーンソーの音がうるさくて。」


ラムザ「いえ。楽しい時間を過ごせましたから。」


フリオ「ラムザさえ良かったらいつでも来てくれ。今度はみんなで歓迎するよ。」


ラムザ「…はい!楽しみにしています。」


WOL「待て、ティナ君!そ、それは!そのHDDにチェーンソーはァアアアアアア!!


三周年ありがとうございました!
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