裏ボス討伐記

【魔老ファウスト】

ドラゴン戦役期にメルブ・フラーマの右腕だった有翼人の指導者のひとり。

『魔老』の二つ名を持つ魔人として、有翼人の間でも恐れられていた。

ドラゴン戦役時の年齢は推定88歳。有翼人の中でも卓越した魔力を持ち、様々な魔法を使うことが出来た。

人造有機物に魔力を与え、自らの能力をほぼそのまま受け継ぐ分身を造り出す事も出来たという。

有翼人の都市を守るために創られた機動要塞フランベルの司令官として他種族殺戮を指示していたが、人間の発明したスピアシューターによりフランベルごと撃ち落とされた。

自らの要塞フランベルを墓標に息絶えたと思われていたが、その膨大な魔力により約一万一千年の長きに渡り生き続けていた。

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LODにおける隠しボスでありラスボスよりはるかに強い敵である。相当なレベルアップを重ねなければ決して勝つ事は出来ない。

最低でもLv50は欲しいところ。

ファウストは魔法攻撃しか仕掛けてこないため、伝説の兜などで魔法防御アップを図ること。

戦闘開始直後、自身のHP半分時、4分の1時に必ず超火力の極大魔法を唱えてくるためそれに耐えることが大前提となる。

また、ダメージを受けると攻撃したキャラクターと同属性の魔法によるカウンターを2度行う。

このカウンターをいかにして防ぐのかも非常に重要となってくる。


HP 32000
属性 無
反撃 有り

AT 140
DF 50
MAT 140
MDF 200
SPEED 50

さて、地味にシリーズ化しております裏ボス討伐プレイ記第4段!!

今回はFFから遠く離れ、1999年ソニーが開発したマイナーなマゾゲーであるレジェンドオブドラグーン(以下、LOD)の裏ボスを攻略していくよ!

正直、このプレイ日記を読んで下さる人はほとんどいないと思う(真顔)―……けれど、今この文を読んで下さっている画面の向こうのあなた!しばしお付き合いいただけたら幸いです!

……マイナーって書きましたが、実はLODって35万本は売れてるんですよね。

あと、版権はソニーなのにスタッフ(……だか、開発)にスクウェアが関わっていたのは最近知った。

どうりで背景がクロノクロスやFF8に近いわけだ。水や空の表現がとても綺麗です。

肝心のポリゴンはFF7に毛が生えた程度の粗さだけど。

ただし、女性キャラの太ももは素晴らしいと言わざるえない。

スタッフの愛というかフェチズムを感じる仕上がりになっております。

どのぐらいのフェチ度と言いますと仲間の女性キャラがみんな太もも露出ぐらいのフェチ度。

三十路だろうが一万歳を超える超BBAだろうが全員ミニ丈です。

太ももは正義。はっきりわかんだね。

……攻略とはまったく関係のない話をしたところで本題に入っていこうと思います。

【Lv50(笑)】魔老ファウスト戦【伝説の兜(大正義)】

《ダート》

Lv 41
D.Lv 5

ソウルイーター(攻撃力大&毎ターンHP減少)
伝説の兜(魔法防御&魔法回避大幅up)
赤眼竜の鎧(炎属性無効)
マジカルグリーブ
セラピーリング(毎ターンHP回復)

アディショナル→炎ダイナミック


《ミランダ》

Lv 34
D.Lv 5

気迫の弓矢(修得SP50%up)
ドラゴンヘルム(最大HP50%up)
虹色のドレス
踊り子の靴(SPEED+20)
アミュレット(最大MP2倍)


《アルバート》

Lv 39
D.Lv 5

パルチザン
伝説の兜
碧緑竜の鎧(風属性無効)
盗賊の靴(SPEED+20)
盗賊の腕輪(SPEED+20)

アディショナル→桜吹雪



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今回ファウスト戦に挑むパーティは上記の三人。

ミランダ姉さんは回復役、アルバート陛下は攻撃兼補助役、ダートは呪いの装備なので外せない。

……と、いう鉄板布陣で挑戦します。

2ページほど前で最低Lv50は~……とかありましたがありゃだ。

そんなにいらないどころかそこまでLv上げるほうが間違いなく苦行です。やれば分かる、あのマゾ経験値の酷さよ……(血涙)

流石、大丈夫ファ〇通の攻略本だよ!黒本の恨み……忘れてなるものか……ッ!!

ファウスト戦で大事なのはLvではなく装備なのです。

……ってなわけで、物語序盤からセコセコ宿代までケチって貯めた伝説の兜貯金 20000GOLDで念願の兜を2つ購入。

かのルーベンスの絵を見たいと願うネロのごとく、ロアンのブティックを見つめ続けたあの日々よ。

トパーズを持った盗人に夜道で襲われないかが気掛かりです(ミンサガ脳)

兜2個は無理でも序盤から散財をしていなければ1個分の資金はあるはずです。1つでもいいので必ず兜は購入しましょう。

装備させる人選は迷った末に魔防の低いダートとアルバートへ。

魔防の高いミランダさんはHP底上げのドラゴンヘルムを着けてなんとか耐えてもらいます。大丈夫!ミランダそんじょそこらの男より根性あるし!

更に攻撃役のダートとアルバートは竜装備を鎧で装備させます。現時点で竜装備が入手不可の姉さんは適当に。

ソウルイーターを使う以上、ダートに装備させるアクセサリーはセラピーリングの一択。

セラピーリングでソウルイーターのデメリットを相殺させるためです。

湯水のごとくMPを消費するであろうミランダにはMPが2倍になるアミュレットを着けています。アルバートの盗賊の腕輪は他にいいものなかったので適当に。

なお、アディショナルが完全に成功する闘神の極みは使ったら負けだと思っているので迷わず封印です。

じゃあ、なんで数時間かけて取ったんでしょうね。

【いざ、鎌倉】

……そんなわけで実戦。

ファウスト戦で注意すべきは、初ターン・HP半分時・HP4分の1時に使用してくる全体極大魔法

まったくの無対策で魔防が低いアルバートが食らった6000、5000ダメ当たり前。そんな世界(ちなみにHP MAXで4000弱)

案の定、初ターンの極大魔法の存在忘れてミランダ姉さん一瞬で消し炭になりました。(即蘇生)

これが倒すまでに全部で三回来る―……恐ろしいにもほどがある。

ミランダを蘇生後、アルバートはドラグーン変身を行い3ターンの間、被ダメを半減させるフラウアストームを使用します。

流石に回復役のミランダがこうも簡単に消し飛ぶんじゃフラウアストームを使わざるえません。

フラウアストームを使い、初手のダメージを回復させたら準備完了。攻勢に移ります。

なお、肝心の攻撃ですが、ダートとアルバートの二人はドラグーン状態ではなく、通常アディショナルにて行っていきます。

炎ダイナミックと桜吹雪をLv5まで育て上げれば理由はおのずと分かるでしょう。入力成功が前提ですが。

魔法を使うより普通にどつき回した方がよっぽど与ダメが期待できます。

1ページ目のステを見ても分かるようにファウストは物防の弱さが穴なのです。

ってか、わたしぃ~ドラグーンアディショナルの入力苦手なのよね~(絶望)

攻撃後のファウストのカウンターは竜装備にて封殺。

『攻撃したキャラクターと同属性の魔法で反撃』

『竜装備はキャラクターと同属性の攻撃を無効』

……の法則で完封出来るというわけです。


ミランダさんは基本は防御をし、回復の用事がある時のみドラグーン化。白銀竜にて攻撃&回復をしていきます。

やって思ったけど竜装備なしで完全に悪手だよね。カウンター痛すぎワロエナイ。

何故、ヘヴンズゲートにしなかった。何故、スピリットリングを装備しなかった。

回復が墜ちるのは困るので、ミランダのフラウアストームが切れたら即掛けしていきます。

カウンター対策はばっちり。

やはり、怖いのは極大魔法―……

……と、散々煽ってきましたが、そんなことはない。

先程、初手の極大魔法でミランダが墜ちたと書きましたが、ミランダ以外の二人は墜ちなかったということです。

確かに無対策で挑めば5~6000ダメが当たり前の世界です。

しかし、伝説の兜があれば話は違います。

どれぐらい違うかと言われたら、5~6000ダメが1000弱まで激減する。と答えます。

それ以前に、兜は魔法回避率が壊れてるので、被ダメ以前に高確率で魔法自体を回避してしまいます。

つまり、兜があれば負けるほうがおかしいんです。

……そんなわけで危なげなく撃破。



【総評】

兜は偉大である


Fin
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