トレジャーハント!
『夢キャラ対談』
場所:ジュネス
本日のお客様:ウォーリアオブライトさん&マナさん(へっぽこ小屋様からいらっしゃいました)
クマ:「先生―!!
今日もお客さんが来るって本当クマー?」
薙:「ああそうだ。
前回見てくださった並行世界のお客様にとっては第三回目となる『夢キャラ対談』だ。」
クマ:「先生ー。
どこ見て話してるクマ―?」
薙:「場所はお馴染み、通称『特別捜査本部』ことジュネスのフードコートでお送りする。
今回は対談という事なので、場面解説は無しだ。
これを見ている方々には会話のみを楽しんで戴こうと思う。
因みに…喜べクマ、今日はゲストが二人も来るそうだ。
いくら寂しんボーイなお前でも今日はそんな思いはさせないから安心しろ☆」
クマ:「本当クマ―!?
それは驚きクマ―!」
陽介:「で、今回はゲストの詳細については何も知らされて無かったのか?」
薙:「いや、あるにはあるんだが、詳細を知らされているのは一人だけなんだ。」
陽介:「へえ…因みに…どんな?」
薙:「メモによれば…頭に数本の妙ちきりんな棒を刺した金髪碧眼のマブい乙女だそうだ。」
クマ:「マブい乙女クマー!?
クマ、ゲストさんにお会いする前からドキドキが止まらないクマ―!!」
陽介:「頭に数本の棒が刺さってるって記述は無視かよ…;」
薙:「ただ一つ…ちょっとした問題がある。」
クマ:「問題って何クマ―?」
薙:「…実は…天城と里中が…夏らしいおもてなしをすると言って…
鮫川河川敷で…その…野外カレーパーティーをしたい…って…」
陽介:「……マジで?」
薙:「マジで。」
陽介:「悪りぃ、俺今日はパスするわ。」
薙:「陽介。」
ガッ…!!
薙:「お前に拒否権は無い(笑)」
陽介:「誰が行くかよ!ムドカレーパーティーなんて!!
大体そんなカレー、ゲストに食わせられるワケねぇだろうが!!」
薙:「そう言うと思って、きちんと対策はしてある。
(正直安心はできないが)安心してゲストを迎えるんだ。」
陽介:「オイ…今お前の台詞の中に隠された言葉があっただろ…?」
薙:「…………」
陽介:「目を反らすなよ!!
お前がそんな態度で安心なんかできるワケねぇだろ!!」
薙:「うるさい!!
俺にも拒否権は無いんだ!!
いい加減諦めろ陽介!!」
できる事なら逃げ出したい…。
棒を刺した乙女:「ねえアンタ、本当にここで合ってんの?
前に来たことあるならちゃんと案内しなさいよ。」
角兜の青年:「何度も言わせるな。
ここで間違い無いと言っている。
大体、私に案内をさせるまでもなく、お前が勝手にここまで歩いてきたのだろうが。」
クマ:「あっ…!
先生―!あそこにこの前遊びに来てくれた“おっぱいさん”が来てるクマ―!」
薙:「何…!?」
陽介:「もしかして…もう一人のゲストってアイツなのか?」
薙:「となると…隣の女性が二人目のゲストか…。」
棒を刺した乙女:「あのさぁ、いい加減エロ本読みながら歩くのやめてくれる?
人と話すときはきちんと目を見て話せってお母さんに教わらなかったワケ?」
バッ…!!
角兜の青年:「!?
貴様…何をする…!!
その秘蔵のエロ本を返せ…!!」
棒を刺した乙女:「あんた…マジでもう一度最初から人生やり直した方がいいんじゃない…?」
角兜の青年:「ふっ…そんな冷たい視線は俺には通用せんぞ。
我こそ勇者!!
光の勇者ウォーリアオブライトだ!!
白昼堂々エロ本を読み歩くその姿こそ光の勇者たる証…!!
そもそも私は貴様のような色気の欠片もない女など端から眼中に無い!
どうせ呼ばれるならば私はティナくんがよかっ…
棒を刺した乙女:「いっぺん死んでこいやぁぁぁあ!!!!」
ドシュ…!!!!
陽介:「刺されたぞ。」
薙:「刺したな。」
クマ:「槍が三本目の角になったクマー。」
薙:「さて…改めて…
ようこそ八十稲羽へ。
俺は霧亜 薙。
隣にいるのが相棒の花村 陽介。
そして…こっちの丸いのがクマだ。」
棒を刺した乙女:「よろしくね!
あたしの名前はマナだよ!」
クマ:「マナちゃんカワイイクマ―!
ホントに頭の妙ちきりんな棒がマブいクマ―!」
マナ:「ヌヌザック先生みたいなこと言わないでくれる?
なんか誉められてる感じしないから。
…つうかアイツのせいだよね?
ここに送りつけたのアイツだし、間違いなくあたしのこと伝えたのアイツだよね?」
クマ:「ヌヌザック先生って誰クマ―?」
マナ:「丸くて平面的で顔のバランスの崩れた魔導教師よ。
もう、あっちの事は気にしなくていいよ。
全然進まないし。」
薙:「ですね…
とりあえず…俺の妹が迎えに来るまでもう少し待ってもらっていいですか?」
マナ:「別に大丈夫だよ。
あ、あたしの事、別に敬語使わなくていいからね!
せっかくだから楽しく交流しようよ!」
クマ:「わ~い!じゃあ遠慮なくマナちゃんのマブい太股触らせて貰うクマ―!」
ドシュ…!!
マナ:「セクハラを許可した覚えはないよ?(笑)」
クマ:「すみません…調子に乗りましたクマ…!」
璃音「兄さ―ん!」
陽介:「おっ、迎えが来たみたいだな。」
薙:「そっちは準備できたのか?」
璃音:「それが…もう少しかかりそうなの。
今、完二君と信弥君と叔父さんと足立さんが“漢の夏カレー”を作ってるの。」
陽介:「堂島さんと足立さんが料理!?」
薙:「そうか…それで、天城達は?」
璃音:「うん…お客様にはうちでちょっと休んで貰おうかなって事になって…。
凄く暑いし汗かいただろうから、お風呂なんかどうかな…って。
それで、準備をしてくれてるよ。」
WOL:「お風呂…!?」
ガバッ…!!
璃音:「本当は…特別なお客様だから旅館のお風呂を用意したいって言ったんだけど…団体客が入っちゃって無理になっちゃったみたい…せめてお詫びって事で…ホラ、雪ちゃんがこんな素敵な浴衣を用意してくれたの!」
クマ:「クマ―!
マナちゃんの浴衣見てみたいクマ―!!」
璃音:「えっと…
こちらが今日のお客様?
はじめまして、私は霧亜 璃音です。」
マナ:「よろしくね!
あたしはマナだよ!」
璃音:「あれ?もう一人のお客様は?」
マナ:「ああ、アレ?
無視していいよ、アレは女の子の敵だからさ☆」
マナ:「浴衣かぁ…
そう言えば、あたし浴衣着るの初めてかも…。」
WOL :「浴衣…!!
それは目の癒し!!
視覚的に与えられる涼やかな癒し!!
是非着たまえマナくん!
いくら色気の無い君だろうと、これを着れば間違いなく浴衣美人になれ…マナ:「変態はちょっと黙ろうか。」
璃音:「それで…兄さんにちょっとお願いがあるの…。」
薙:「ん?何だい?」
璃音:「叔父さんの家でマナさんのお風呂と浴衣の着付けするから…
それに…私達も着付けする予定だし…
その…WOLさんは別の誰かのお風呂を借りて欲しいの…
陽介君の家とか…完二君の家とか…」
薙:「うーん…確かに、女の子の着付けに男子がいるのはあまり良くないな…。(特に彼は…。)
よし、ツテはあるから安心しろ璃音。
俺に任せておけ。」
璃音:「本当!?
じゃあ、お願いね兄さん!
それじゃあマナさん、私と一緒に行きましょう!」
マナ:「オッケー!
もうホント助かるよ!
こっち来てからかなり注目されてたからさ、こっちの世界の服どこかで買わなきゃダメかなって思ってたんだ!」
璃音:「そうなんですよ、ここ都会の人にはちょっと敏感みたいで、私も転校した頃はよく見られて恥ずかしかったです。」
マナ:「いや、それのせいじゃないと思うんだ。
明らかにあたし、この世界じゃコスプレって呼ばれる格好みたいだから。
必然的に浮くから。
転校生なんて軽いポジションじゃないから。
間違いなくあたし、コイツと同じ部類に見られてるから。」
薙・陽介:(だろうな―…)
璃音:「えっと…じゃあ行きましょうか!
それなら早く着替えた方がいいですよね!」
マナ:「そうだね、できれば早くお風呂入りたいわ。
汗でベタベタしてちょっと気持ち悪かったんだ。」
WOL :「ちょっと待つんだマナくん!」
マナ:「何よWOL?
何か言いたいなら早く言ってよね?
あたし早くお風呂入りたいんだから。」
WOL:「1つだけ言わせてくれ。
浴衣を着るならどうしても守らなければならない風習があるのを知っているか?」
マナ:「何それ?
聞いたことないっていうかあたし浴衣着るの初めてだし。
何なの?その風習って。」
WOL:「浴衣を着るときの風習…それは…下着はつけないという事…
ヴゥゥゥゥンッ…!!
マナ:「えっ?何?良く聞こえなかったんだけど?
もう一回言ってくれる?(笑)」
陽介:「妙ちきりんな棒がビームサーベルに…!
オイ、お前、悪いことは言わねぇから謝っとけよ…!
マナさんマジだから…!
躊躇なく一刀両断されんのがオチだって…!」
WOL:「フッ…何度も言うが俺は光の勇者だ。
こんな脅しには決して屈しはしない…
何度だって言ってやろう。
浴衣はパンツを履かずに着るのだと…!
ヴンッ…!!
薙:「さて、しぶとくゲストも生きている事だし、風呂に連れて行くか…。」
陽介:「風呂っつってもなぁ…。
俺ん家にこんな変質者連れて行けねぇよ…。
またおっぱいT着てきたみたいだし…。
町ん中も彷徨けねぇよ…。」
薙:「ならあそこしか無いな。
家電コーナー行くぞ陽介。」
陽介:「え…風呂ってまさか…。」
―熱気立つ大浴場―
薙:「確かここ、風呂あったよな?」
陽介:「風呂だけど…!
風呂だけどここ駄目だって!!
大体お前…こっちの世界にゲスト連れてきていいのか!?」
薙:「光の勇者なら大丈夫だろう?
見ろ、むしろピンピンしてるじゃないか。」
WOL :「素晴らしいではないか…!
ここはアレかね?
クマくんなら解るだろう?
ここに女湯はあるのかね?」
陽介:「うわ―…マジで元気だ…
つうか覗く気満々だよコイツ…。」
クマ:「んー、女湯は無いけどー、混浴だったような気がするクマ―。
時々女性シャドウが…WOL:「混浴…!!
ならば当然タオルは使用禁止なのだな!?
水着も着用していないのだな!?」
クマ:「タオル―?そんなの使って無かったクマ―。
大体プールじゃないのにどうして水着を着るクマ―?」
WOL :「ぃよっしゃぁぁぁぁあ!!」
ドドドドドドド!!!!
薙:「…喜んで貰えたようで何よりだ。」
陽介:「いいのかアレ?
…つうか言われてみりゃシャドウって確かに裸だけどさぁ…俺今まで何も思わなかったぞ?」
クマ:「クマもシャドウはちょっとかんべんクマ―。」
陽介:「煽るだけ煽っといてなんだけど、さすがのアイツでもガッカリすんじゃねえの?」
薙:「何故だ?」
陽介:「いや、だってあそこのシャドウの大半はガチムチ…WOL :「きゃぁぁぁぁぁぁあ!!!!」
薙:「さあ、気を取り直してどうぞ風呂に入っちゃってください!」
WOL:「ねえ…薙くん…」
薙:「何ですかWOLさん?」
WOL:「なんか…凄く視線を感じるんだよね…
下から上の方に…舐めるように見られてるような…」
薙:「気のせいですよ。」
WOL:「気のせいじゃないよぉ!?
だってホラ!あそこ…!
扉の隙間から覗いてるヤツいるもん!!」
薙:「ああ…彼ですか?
彼は背中を流してくれるサービス係です。」
WOL:「全力で拒否させて貰う。」
薙:「大丈夫です。
シャドウに固有の意思はありません。
彼の場合時々ポージングをとる以外にこれと言って特徴はありません。
安心して背中を流してもらってください。」
陽介:「なぁ薙、ちょっと聞いていいか?」
薙:「何だ?」
陽介:「アレって完二の影と一緒に出てきたヤツだよな?
タフガイかナイスガイかどっちかわかんねぇけど、何で倒した筈のシャドウがここにいんだよ…;」
薙:「正確には倒してないからだ。
あの時里中が華麗なカンフーキックで蹴り飛ばしただろ?
飛ばされただけで、撃破されてはいなかった…という事にしておこう。
とにかく彼は何故かこの大浴場に存在していた。
特に敵意も無かったので見ての通りアルバイトを頼んだんだ。」
陽介:「へえ…」
WOL:(コイツ…一体何を考えている…
確かに固有の意志が無いためか表情にほとんど変化が無い…
しかしそれが逆に怖い…コイツは一体何を考えているんだ…!)
ソッ…
WOL:「ヒィッ!?」
タフガイ:「怖がらないで。
さあ、力を抜いて…」
ガクガクガクガク…
タフガイ:「優しくしてあげるよ…仔猫ちゃん。」
WOL :「来ないでッ!!!!」
ドゴォォォオン!!!!
クマ:「ありゃー、タフガイが飛んでっちゃったクマ―。」
陽介:「さすがにアレは俺も同情するぜ…」
薙:「タフガイに頼んだのは失敗だったな。」
―鮫川河川敷―
信弥:「あっ!遅かったッスね霧亜先輩!
見てください!こんなに美味しそうなカレーが出来たんッスよ!!」
薙:「良くやったぞ信弥、よくぞムドカレー作成を阻止してくれた!」
信弥:「俺、花村先輩から聞いただけなんすけど、そんなにヤバイカレーなんすか?天城先輩と里中先輩のカレーって。
だって璃音先輩も一緒なら下手でも食べれるくらいのものにはなるんじゃないんスか?」
薙:「お前は黒の絵の具に他の色一色を2:1の割合で混ぜたからと言って綺麗な色に変わると思っているのか?」
信弥:「無理ッスね☆
分かりやすい回答をありがとうございます霧亜先輩。」
陽介:「なあ早くカレー食べようぜ!
美味いカレーが食えるって思うと、最初は不安だったけど、保護者付きのカレーパーティーがマジで楽しみになって来たぜ!!」
クマ:「マナちゃん達、もう来てるクマ―?
クマ、マナちゃんの浴衣早く見たいクマ―!」
信弥:「来てるッスよ!
皆WOLさんの到着を待ってたんスよ!
…ってアレ?
どうしたんスかWOLさん?
なんか…真っ白なんスけど…;」
薙:「身も心も白く漂白されてしまったようだ…。
しばらくそっとしておこう…。」
陽介:「こんな時だけ主人公面してんじゃねぇよ。
主にお前のせいだろうが。」
一方…
菜々子:「マナちゃん、凄く似合ってるよ!」
マナ:「ありがとう、ななちゃんも凄く可愛いよ!」
菜々子:「えへへ~*
でもマナちゃん、どうしてその棒取らなかったの?
お花の方が似合ってたのに…」
マナ:「これはね、ななちゃんをオオカミから守るためだよ。」
菜々子:「オオカミ…?
この町田舎だけど、オオカミは見たことないよ?」
マナ:「いやぁ、ちょっとお姉ちゃんに質の悪いオオカミついてきちゃったからさ。
だからお姉ちゃんが菜々子ちゃんを守ってあげようと思ってコレをつけてるんだよ(笑)」
菜々子:「お姉ちゃん、オオカミと戦うの!?
ダメだよ、凄く危ないよ!」
マナ:「大丈夫!こう見えてお姉ちゃん強いんだから!」
菜々子:「本当?
ねえ璃音お姉ちゃん、ホントにマナちゃん強いの?」
璃音:「え…!?
う…うん、マナさんはとっても強いよ!」
マナ:「あたしがななちゃんを変態(オオカミ)から守ってあげる!
もちろん璃音ちゃんもね!」
菜々子:「わぁ!マナちゃんカッコイイ!ね璃音お姉ちゃん!」
璃音:「うん、そうだね!
私もマナさんみたいに強くなりたい…」
マナ:「璃音ちゃんはそのままの方がいいんじゃないかな?」
璃音:「えっ?」
マナ:「だって、お兄ちゃんが守ってくれるでしょ?
あたしちょっとしか見てないから何とも言えないけどさ、薙くんってなんか知り合いに似てるんだよね―…。」
璃音:「知り合い…?」
マナ:「うん、姫を守る騎士なんだけどさぁ、姫がいなくなった途端に周りに食いついてきてさ、「真珠を隠したのはお前か!?」とか言って、関係ないヤツまで巻き込みながら必死に探すんだよね。
まぁ、何が言いたいかって言うとさ、大事にしてくれてる気持ちが凄く似てんだよね。
だからさ、無理に強くなろうとすると逆に心配かけるから、璃音ちゃんはありのままでいいと思うんだ。」
璃音:「でもそれじゃあ…ダメだと思って…。」
マナ:「何で?」
璃音:「兄さんは、いつまでも私と一緒にいるんじゃなくて…
もっと素敵な女の子と一緒になって欲しいな…って思うから。」
ガシャンッ…!!!!
マナ:「えっ!?今の音何!?」
璃音:「あ…兄さん!?」
マナ:「え?;」
薙:「璃音…それは…もしかして…もう俺は必要ないと…そういう事なのか…?」
璃音:「えっ!?
違うよそういう意味じゃ…!」
薙:「いや、いいんだ、自分でも解ってる…
璃音だっていつかは俺の元を離れなきゃいけないんだ…
全然動じてなんか…いないんだからねっ…!」
マナ:「まずコップテーブルに置いたら?
水溢れてるよ?
全部無くなるよ?」
薙:「だが…俺は璃音より先に彼女を作るつもりはないからな…
俺が認められるような男が現れるまで…
俺が信頼できる男を璃音が連れて来るまで、俺は彼女を作ったりしないと決めたんだ!」
璃音:「兄さん…
分かった兄さん…
兄さんが学生らしく楽しい思い出を作れるように…私…
頑張っていい人見つける!!」
薙:「ぐはぁっ…!!」
ドサ…!!
璃音:「えっ!?どうして!?
何で倒れちゃったの!?兄さん!!」
マナ:「それはそれでダメージ大きかったみたいだね。」
自重せよ!!→
《あとがき》
あとがきでございます!
へっぽこ様宅でキリ番を踏ませていただいてしまったので、お祝いにこちらも前回の続編を書かせていくださいという事で、続きを書かせてただきました!(笑)
相変わらずのメチャクチャぶりですが笑っていただけたら嬉しいです☆
今回はゲストが二人分ですので、ちょっと長めになっちゃいましたけど、前半後半でそれぞれいい味が出たような気がします。
へっぽこ様にマナさんとWOLさんをの関わりってどんなキャラを意識したらうまく書けますか?的な質問をしたら、「メルティーナとレザードを意識したらいいよ☆」という答えが返ってきました。
凄く良く解りましたしとってもいじりやすかったです(笑)
でも最後に言わせてください…
本当にすみませんでした…!!!orz
場所:ジュネス
本日のお客様:ウォーリアオブライトさん&マナさん(へっぽこ小屋様からいらっしゃいました)
クマ:「先生―!!
今日もお客さんが来るって本当クマー?」
薙:「ああそうだ。
前回見てくださった並行世界のお客様にとっては第三回目となる『夢キャラ対談』だ。」
クマ:「先生ー。
どこ見て話してるクマ―?」
薙:「場所はお馴染み、通称『特別捜査本部』ことジュネスのフードコートでお送りする。
今回は対談という事なので、場面解説は無しだ。
これを見ている方々には会話のみを楽しんで戴こうと思う。
因みに…喜べクマ、今日はゲストが二人も来るそうだ。
いくら寂しんボーイなお前でも今日はそんな思いはさせないから安心しろ☆」
クマ:「本当クマ―!?
それは驚きクマ―!」
陽介:「で、今回はゲストの詳細については何も知らされて無かったのか?」
薙:「いや、あるにはあるんだが、詳細を知らされているのは一人だけなんだ。」
陽介:「へえ…因みに…どんな?」
薙:「メモによれば…頭に数本の妙ちきりんな棒を刺した金髪碧眼のマブい乙女だそうだ。」
クマ:「マブい乙女クマー!?
クマ、ゲストさんにお会いする前からドキドキが止まらないクマ―!!」
陽介:「頭に数本の棒が刺さってるって記述は無視かよ…;」
薙:「ただ一つ…ちょっとした問題がある。」
クマ:「問題って何クマ―?」
薙:「…実は…天城と里中が…夏らしいおもてなしをすると言って…
鮫川河川敷で…その…野外カレーパーティーをしたい…って…」
陽介:「……マジで?」
薙:「マジで。」
陽介:「悪りぃ、俺今日はパスするわ。」
薙:「陽介。」
ガッ…!!
薙:「お前に拒否権は無い(笑)」
陽介:「誰が行くかよ!ムドカレーパーティーなんて!!
大体そんなカレー、ゲストに食わせられるワケねぇだろうが!!」
薙:「そう言うと思って、きちんと対策はしてある。
(正直安心はできないが)安心してゲストを迎えるんだ。」
陽介:「オイ…今お前の台詞の中に隠された言葉があっただろ…?」
薙:「…………」
陽介:「目を反らすなよ!!
お前がそんな態度で安心なんかできるワケねぇだろ!!」
薙:「うるさい!!
俺にも拒否権は無いんだ!!
いい加減諦めろ陽介!!」
できる事なら逃げ出したい…。
棒を刺した乙女:「ねえアンタ、本当にここで合ってんの?
前に来たことあるならちゃんと案内しなさいよ。」
角兜の青年:「何度も言わせるな。
ここで間違い無いと言っている。
大体、私に案内をさせるまでもなく、お前が勝手にここまで歩いてきたのだろうが。」
クマ:「あっ…!
先生―!あそこにこの前遊びに来てくれた“おっぱいさん”が来てるクマ―!」
薙:「何…!?」
陽介:「もしかして…もう一人のゲストってアイツなのか?」
薙:「となると…隣の女性が二人目のゲストか…。」
棒を刺した乙女:「あのさぁ、いい加減エロ本読みながら歩くのやめてくれる?
人と話すときはきちんと目を見て話せってお母さんに教わらなかったワケ?」
バッ…!!
角兜の青年:「!?
貴様…何をする…!!
その秘蔵のエロ本を返せ…!!」
棒を刺した乙女:「あんた…マジでもう一度最初から人生やり直した方がいいんじゃない…?」
角兜の青年:「ふっ…そんな冷たい視線は俺には通用せんぞ。
我こそ勇者!!
光の勇者ウォーリアオブライトだ!!
白昼堂々エロ本を読み歩くその姿こそ光の勇者たる証…!!
そもそも私は貴様のような色気の欠片もない女など端から眼中に無い!
どうせ呼ばれるならば私はティナくんがよかっ…
棒を刺した乙女:「いっぺん死んでこいやぁぁぁあ!!!!」
ドシュ…!!!!
陽介:「刺されたぞ。」
薙:「刺したな。」
クマ:「槍が三本目の角になったクマー。」
薙:「さて…改めて…
ようこそ八十稲羽へ。
俺は霧亜 薙。
隣にいるのが相棒の花村 陽介。
そして…こっちの丸いのがクマだ。」
棒を刺した乙女:「よろしくね!
あたしの名前はマナだよ!」
クマ:「マナちゃんカワイイクマ―!
ホントに頭の妙ちきりんな棒がマブいクマ―!」
マナ:「ヌヌザック先生みたいなこと言わないでくれる?
なんか誉められてる感じしないから。
…つうかアイツのせいだよね?
ここに送りつけたのアイツだし、間違いなくあたしのこと伝えたのアイツだよね?」
クマ:「ヌヌザック先生って誰クマ―?」
マナ:「丸くて平面的で顔のバランスの崩れた魔導教師よ。
もう、あっちの事は気にしなくていいよ。
全然進まないし。」
薙:「ですね…
とりあえず…俺の妹が迎えに来るまでもう少し待ってもらっていいですか?」
マナ:「別に大丈夫だよ。
あ、あたしの事、別に敬語使わなくていいからね!
せっかくだから楽しく交流しようよ!」
クマ:「わ~い!じゃあ遠慮なくマナちゃんのマブい太股触らせて貰うクマ―!」
ドシュ…!!
マナ:「セクハラを許可した覚えはないよ?(笑)」
クマ:「すみません…調子に乗りましたクマ…!」
璃音「兄さ―ん!」
陽介:「おっ、迎えが来たみたいだな。」
薙:「そっちは準備できたのか?」
璃音:「それが…もう少しかかりそうなの。
今、完二君と信弥君と叔父さんと足立さんが“漢の夏カレー”を作ってるの。」
陽介:「堂島さんと足立さんが料理!?」
薙:「そうか…それで、天城達は?」
璃音:「うん…お客様にはうちでちょっと休んで貰おうかなって事になって…。
凄く暑いし汗かいただろうから、お風呂なんかどうかな…って。
それで、準備をしてくれてるよ。」
WOL:「お風呂…!?」
ガバッ…!!
璃音:「本当は…特別なお客様だから旅館のお風呂を用意したいって言ったんだけど…団体客が入っちゃって無理になっちゃったみたい…せめてお詫びって事で…ホラ、雪ちゃんがこんな素敵な浴衣を用意してくれたの!」
クマ:「クマ―!
マナちゃんの浴衣見てみたいクマ―!!」
璃音:「えっと…
こちらが今日のお客様?
はじめまして、私は霧亜 璃音です。」
マナ:「よろしくね!
あたしはマナだよ!」
璃音:「あれ?もう一人のお客様は?」
マナ:「ああ、アレ?
無視していいよ、アレは女の子の敵だからさ☆」
マナ:「浴衣かぁ…
そう言えば、あたし浴衣着るの初めてかも…。」
WOL :「浴衣…!!
それは目の癒し!!
視覚的に与えられる涼やかな癒し!!
是非着たまえマナくん!
いくら色気の無い君だろうと、これを着れば間違いなく浴衣美人になれ…マナ:「変態はちょっと黙ろうか。」
璃音:「それで…兄さんにちょっとお願いがあるの…。」
薙:「ん?何だい?」
璃音:「叔父さんの家でマナさんのお風呂と浴衣の着付けするから…
それに…私達も着付けする予定だし…
その…WOLさんは別の誰かのお風呂を借りて欲しいの…
陽介君の家とか…完二君の家とか…」
薙:「うーん…確かに、女の子の着付けに男子がいるのはあまり良くないな…。(特に彼は…。)
よし、ツテはあるから安心しろ璃音。
俺に任せておけ。」
璃音:「本当!?
じゃあ、お願いね兄さん!
それじゃあマナさん、私と一緒に行きましょう!」
マナ:「オッケー!
もうホント助かるよ!
こっち来てからかなり注目されてたからさ、こっちの世界の服どこかで買わなきゃダメかなって思ってたんだ!」
璃音:「そうなんですよ、ここ都会の人にはちょっと敏感みたいで、私も転校した頃はよく見られて恥ずかしかったです。」
マナ:「いや、それのせいじゃないと思うんだ。
明らかにあたし、この世界じゃコスプレって呼ばれる格好みたいだから。
必然的に浮くから。
転校生なんて軽いポジションじゃないから。
間違いなくあたし、コイツと同じ部類に見られてるから。」
薙・陽介:(だろうな―…)
璃音:「えっと…じゃあ行きましょうか!
それなら早く着替えた方がいいですよね!」
マナ:「そうだね、できれば早くお風呂入りたいわ。
汗でベタベタしてちょっと気持ち悪かったんだ。」
WOL :「ちょっと待つんだマナくん!」
マナ:「何よWOL?
何か言いたいなら早く言ってよね?
あたし早くお風呂入りたいんだから。」
WOL:「1つだけ言わせてくれ。
浴衣を着るならどうしても守らなければならない風習があるのを知っているか?」
マナ:「何それ?
聞いたことないっていうかあたし浴衣着るの初めてだし。
何なの?その風習って。」
WOL:「浴衣を着るときの風習…それは…下着はつけないという事…
ヴゥゥゥゥンッ…!!
マナ:「えっ?何?良く聞こえなかったんだけど?
もう一回言ってくれる?(笑)」
陽介:「妙ちきりんな棒がビームサーベルに…!
オイ、お前、悪いことは言わねぇから謝っとけよ…!
マナさんマジだから…!
躊躇なく一刀両断されんのがオチだって…!」
WOL:「フッ…何度も言うが俺は光の勇者だ。
こんな脅しには決して屈しはしない…
何度だって言ってやろう。
浴衣はパンツを履かずに着るのだと…!
ヴンッ…!!
薙:「さて、しぶとくゲストも生きている事だし、風呂に連れて行くか…。」
陽介:「風呂っつってもなぁ…。
俺ん家にこんな変質者連れて行けねぇよ…。
またおっぱいT着てきたみたいだし…。
町ん中も彷徨けねぇよ…。」
薙:「ならあそこしか無いな。
家電コーナー行くぞ陽介。」
陽介:「え…風呂ってまさか…。」
―熱気立つ大浴場―
薙:「確かここ、風呂あったよな?」
陽介:「風呂だけど…!
風呂だけどここ駄目だって!!
大体お前…こっちの世界にゲスト連れてきていいのか!?」
薙:「光の勇者なら大丈夫だろう?
見ろ、むしろピンピンしてるじゃないか。」
WOL :「素晴らしいではないか…!
ここはアレかね?
クマくんなら解るだろう?
ここに女湯はあるのかね?」
陽介:「うわ―…マジで元気だ…
つうか覗く気満々だよコイツ…。」
クマ:「んー、女湯は無いけどー、混浴だったような気がするクマ―。
時々女性シャドウが…WOL:「混浴…!!
ならば当然タオルは使用禁止なのだな!?
水着も着用していないのだな!?」
クマ:「タオル―?そんなの使って無かったクマ―。
大体プールじゃないのにどうして水着を着るクマ―?」
WOL :「ぃよっしゃぁぁぁぁあ!!」
ドドドドドドド!!!!
薙:「…喜んで貰えたようで何よりだ。」
陽介:「いいのかアレ?
…つうか言われてみりゃシャドウって確かに裸だけどさぁ…俺今まで何も思わなかったぞ?」
クマ:「クマもシャドウはちょっとかんべんクマ―。」
陽介:「煽るだけ煽っといてなんだけど、さすがのアイツでもガッカリすんじゃねえの?」
薙:「何故だ?」
陽介:「いや、だってあそこのシャドウの大半はガチムチ…WOL :「きゃぁぁぁぁぁぁあ!!!!」
薙:「さあ、気を取り直してどうぞ風呂に入っちゃってください!」
WOL:「ねえ…薙くん…」
薙:「何ですかWOLさん?」
WOL:「なんか…凄く視線を感じるんだよね…
下から上の方に…舐めるように見られてるような…」
薙:「気のせいですよ。」
WOL:「気のせいじゃないよぉ!?
だってホラ!あそこ…!
扉の隙間から覗いてるヤツいるもん!!」
薙:「ああ…彼ですか?
彼は背中を流してくれるサービス係です。」
WOL:「全力で拒否させて貰う。」
薙:「大丈夫です。
シャドウに固有の意思はありません。
彼の場合時々ポージングをとる以外にこれと言って特徴はありません。
安心して背中を流してもらってください。」
陽介:「なぁ薙、ちょっと聞いていいか?」
薙:「何だ?」
陽介:「アレって完二の影と一緒に出てきたヤツだよな?
タフガイかナイスガイかどっちかわかんねぇけど、何で倒した筈のシャドウがここにいんだよ…;」
薙:「正確には倒してないからだ。
あの時里中が華麗なカンフーキックで蹴り飛ばしただろ?
飛ばされただけで、撃破されてはいなかった…という事にしておこう。
とにかく彼は何故かこの大浴場に存在していた。
特に敵意も無かったので見ての通りアルバイトを頼んだんだ。」
陽介:「へえ…」
WOL:(コイツ…一体何を考えている…
確かに固有の意志が無いためか表情にほとんど変化が無い…
しかしそれが逆に怖い…コイツは一体何を考えているんだ…!)
ソッ…
WOL:「ヒィッ!?」
タフガイ:「怖がらないで。
さあ、力を抜いて…」
ガクガクガクガク…
タフガイ:「優しくしてあげるよ…仔猫ちゃん。」
WOL :「来ないでッ!!!!」
ドゴォォォオン!!!!
クマ:「ありゃー、タフガイが飛んでっちゃったクマ―。」
陽介:「さすがにアレは俺も同情するぜ…」
薙:「タフガイに頼んだのは失敗だったな。」
―鮫川河川敷―
信弥:「あっ!遅かったッスね霧亜先輩!
見てください!こんなに美味しそうなカレーが出来たんッスよ!!」
薙:「良くやったぞ信弥、よくぞムドカレー作成を阻止してくれた!」
信弥:「俺、花村先輩から聞いただけなんすけど、そんなにヤバイカレーなんすか?天城先輩と里中先輩のカレーって。
だって璃音先輩も一緒なら下手でも食べれるくらいのものにはなるんじゃないんスか?」
薙:「お前は黒の絵の具に他の色一色を2:1の割合で混ぜたからと言って綺麗な色に変わると思っているのか?」
信弥:「無理ッスね☆
分かりやすい回答をありがとうございます霧亜先輩。」
陽介:「なあ早くカレー食べようぜ!
美味いカレーが食えるって思うと、最初は不安だったけど、保護者付きのカレーパーティーがマジで楽しみになって来たぜ!!」
クマ:「マナちゃん達、もう来てるクマ―?
クマ、マナちゃんの浴衣早く見たいクマ―!」
信弥:「来てるッスよ!
皆WOLさんの到着を待ってたんスよ!
…ってアレ?
どうしたんスかWOLさん?
なんか…真っ白なんスけど…;」
薙:「身も心も白く漂白されてしまったようだ…。
しばらくそっとしておこう…。」
陽介:「こんな時だけ主人公面してんじゃねぇよ。
主にお前のせいだろうが。」
一方…
菜々子:「マナちゃん、凄く似合ってるよ!」
マナ:「ありがとう、ななちゃんも凄く可愛いよ!」
菜々子:「えへへ~*
でもマナちゃん、どうしてその棒取らなかったの?
お花の方が似合ってたのに…」
マナ:「これはね、ななちゃんをオオカミから守るためだよ。」
菜々子:「オオカミ…?
この町田舎だけど、オオカミは見たことないよ?」
マナ:「いやぁ、ちょっとお姉ちゃんに質の悪いオオカミついてきちゃったからさ。
だからお姉ちゃんが菜々子ちゃんを守ってあげようと思ってコレをつけてるんだよ(笑)」
菜々子:「お姉ちゃん、オオカミと戦うの!?
ダメだよ、凄く危ないよ!」
マナ:「大丈夫!こう見えてお姉ちゃん強いんだから!」
菜々子:「本当?
ねえ璃音お姉ちゃん、ホントにマナちゃん強いの?」
璃音:「え…!?
う…うん、マナさんはとっても強いよ!」
マナ:「あたしがななちゃんを変態(オオカミ)から守ってあげる!
もちろん璃音ちゃんもね!」
菜々子:「わぁ!マナちゃんカッコイイ!ね璃音お姉ちゃん!」
璃音:「うん、そうだね!
私もマナさんみたいに強くなりたい…」
マナ:「璃音ちゃんはそのままの方がいいんじゃないかな?」
璃音:「えっ?」
マナ:「だって、お兄ちゃんが守ってくれるでしょ?
あたしちょっとしか見てないから何とも言えないけどさ、薙くんってなんか知り合いに似てるんだよね―…。」
璃音:「知り合い…?」
マナ:「うん、姫を守る騎士なんだけどさぁ、姫がいなくなった途端に周りに食いついてきてさ、「真珠を隠したのはお前か!?」とか言って、関係ないヤツまで巻き込みながら必死に探すんだよね。
まぁ、何が言いたいかって言うとさ、大事にしてくれてる気持ちが凄く似てんだよね。
だからさ、無理に強くなろうとすると逆に心配かけるから、璃音ちゃんはありのままでいいと思うんだ。」
璃音:「でもそれじゃあ…ダメだと思って…。」
マナ:「何で?」
璃音:「兄さんは、いつまでも私と一緒にいるんじゃなくて…
もっと素敵な女の子と一緒になって欲しいな…って思うから。」
ガシャンッ…!!!!
マナ:「えっ!?今の音何!?」
璃音:「あ…兄さん!?」
マナ:「え?;」
薙:「璃音…それは…もしかして…もう俺は必要ないと…そういう事なのか…?」
璃音:「えっ!?
違うよそういう意味じゃ…!」
薙:「いや、いいんだ、自分でも解ってる…
璃音だっていつかは俺の元を離れなきゃいけないんだ…
全然動じてなんか…いないんだからねっ…!」
マナ:「まずコップテーブルに置いたら?
水溢れてるよ?
全部無くなるよ?」
薙:「だが…俺は璃音より先に彼女を作るつもりはないからな…
俺が認められるような男が現れるまで…
俺が信頼できる男を璃音が連れて来るまで、俺は彼女を作ったりしないと決めたんだ!」
璃音:「兄さん…
分かった兄さん…
兄さんが学生らしく楽しい思い出を作れるように…私…
頑張っていい人見つける!!」
薙:「ぐはぁっ…!!」
ドサ…!!
璃音:「えっ!?どうして!?
何で倒れちゃったの!?兄さん!!」
マナ:「それはそれでダメージ大きかったみたいだね。」
自重せよ!!→
《あとがき》
あとがきでございます!
へっぽこ様宅でキリ番を踏ませていただいてしまったので、お祝いにこちらも前回の続編を書かせていくださいという事で、続きを書かせてただきました!(笑)
相変わらずのメチャクチャぶりですが笑っていただけたら嬉しいです☆
今回はゲストが二人分ですので、ちょっと長めになっちゃいましたけど、前半後半でそれぞれいい味が出たような気がします。
へっぽこ様にマナさんとWOLさんをの関わりってどんなキャラを意識したらうまく書けますか?的な質問をしたら、「メルティーナとレザードを意識したらいいよ☆」という答えが返ってきました。
凄く良く解りましたしとってもいじりやすかったです(笑)
でも最後に言わせてください…
本当にすみませんでした…!!!orz