日常交流
故郷から手紙が届いた。
赤軍との決戦に向けシャルトリューズ家も王家を守護する為戦う。
その為に次期当主として指揮を取るようにと……
弟の……ロジャーからの直筆の手紙だった。
要は『いつまでも外回りをしていないで家に帰って仕事しろ』という意味なのだが……。
傍らで静かな寝息を立てて眠る愛しい妻の頬をそっと優しく撫でれば少々くすぐったそうに身じろぎながらクロトの瞼がゆっくりと開いてゆく。
「ん……ピエール……?」
「ごめんねクロト……起こしちゃった? 」
そう言って薔薇のように赤い彼女の唇にキスを落とす。
本当は起こすつもりはなかったんだけど……
「……眠れないの?」
「うん、ちょっと考え事をしてて……ね……」
王家を守護する為に……アルフォート達に加勢するために国へ戻らなければいけない……そう言ったら君はどんな顔をするだろう。
これまで諸侯達との繋がりを作るために単独で行動してきたけれど……どうやらその役目も終わらせなければいけないらしい。
今まで影武者として王都を守護してきた弟の為にも……戻らなければいけない。
「クロト……君にも聞いて欲しいんだ。僕達のこれからのこと……。」
じっとこちらを見つめてくる青い瞳。
僕を捉えて離さない美しい海原のような瞳……。
優しく髪を撫でながら不安を与えないようにゆっくりと言葉を口にする。
白い絹糸のような髪はさらりと音をたてて無骨な僕の指先を撫でるように落ちて行く。
この蜜月の時を終わらせるのはとても惜しい……けれど、進まなければいけない。
僕達の未来の為にも。
「僕の家に……シャルトリューズ家に、一緒に来て欲しい。
僕の妻として……ついてきてくれるかい?クロト……」
「ピエール……?」
「情勢が変わった。僕も行かなきゃいけない。
弟に……ロジャーにいつまでも一人で家を任せている訳にはいかない。
僕は次期当主として役目を担わなければいけない。
国を守るために……アルフォートとセデル達を助ける為にも……
だから……君も一緒に来て欲しいんだ……クロト……。
僕を……支えてくれないか……?」
君がじっと僕を見つめるから僕も君を見つめ返す。
死ぬつもりは無い。僕はこれからもずっと君を守り続ける。
僕たちの未来の為に、僕は……行くんだ。
指を絡めて固く結んだ手には二人で着けた指輪が煌めく。
誓ったんだ……これから先ずっと君を守る……誰よりも幸せにすると……
「約束する。誰よりも幸せにしてみせる。
君と一緒に未来を紡いで行きたいんだ。
だから……君に触れて……もっと深く繋がりたい……心と身体で君とひとつになりたい。
……いいかい?クロト。」
もう二度と手放さないと誓ったんだ。
僕の妻……白く美しい僕の花嫁に。
小さく頷いた彼女にそっと優しく頬を撫でながら顎に手を添え口づける。
そしてそのまま唇を重ね舌を絡めて深く長いキスを交わす。
指を這わせて柔らかく白い肌に触れて微かに君が震えた場所に指先で刺激を与えていく。
何度肌を重ねても足りない。僕が君を愛しているんだって君に伝えるには……言葉だけじゃ足りなくて……肌で触れあっても伝えきれなくて……
指を少しずつ増やしながら解きほぐしていくように刺激を与えていく。
ひとつ……ふたつ……指を増やすごとに水音が増して熱を帯びて行く。
この先何があっても手放すつもりは無いんだと白い肌にキスを落とし赤い痕を残していく。
首筋に吸い付くようにキスを落とせば彼女の柔らかな髪から甘い花の香がふわりと漂う。
その香りが僕の理性を更に乱していく。
蕩けたように見つめ返しふるふると耳を震わせる愛しい人……。
「クロト……クロト……愛しい僕の妻……。」
これから先何があっても離れたりしない。
ゆっくりと深く深く腰を落として繋がっていく。
奥まで届いたと同時に響く叫びにも似た君の声……
呼吸を乱し涙が一筋零れた。
「ごめんね……」と言葉を口にしながら優しく頬を撫でキスをする。
弓なりになった彼女を落ち着かせるように優しく撫でながら舌を絡めてキスをする。
そのままゆっくりと腰を揺らし少しずつ少しずつ波に揺られるように彼女と身体を重ねて行く。
指を絡めながら固く組んだ両手。
繰り返し与える律動に甘い声を溢す君に再び唇を重ねる。
淫らにどんどん増していく水音と彼女の口から溢れる喘声に喜びを覚えずにはいられない……
煽り昂る己を制しながら二人で昇りつめていく。
「……クロト……クロト……愛している……愛している……!」
何度も何度も僕を呼ぶ君に己の欲をぶつけるように僕もまた激しく求め続ける。
これから先何があっても手放したりしない……僕が君を守る……愛しい君との未来を……紡ぐために。
「国に帰って、情勢が落ち着いたら一緒に式を挙げよう。
世界で一番綺麗な花嫁になるんだ。
クロト……僕のお姫様……。
愛しているよ。」
右手で優しく触れながら止めどなく溢れる涙を拭ってもう一度キスを交わす。
約束する……必ず君を幸せにするよ。
僕の生涯をかけて。
赤軍との決戦に向けシャルトリューズ家も王家を守護する為戦う。
その為に次期当主として指揮を取るようにと……
弟の……ロジャーからの直筆の手紙だった。
要は『いつまでも外回りをしていないで家に帰って仕事しろ』という意味なのだが……。
傍らで静かな寝息を立てて眠る愛しい妻の頬をそっと優しく撫でれば少々くすぐったそうに身じろぎながらクロトの瞼がゆっくりと開いてゆく。
「ん……ピエール……?」
「ごめんねクロト……起こしちゃった? 」
そう言って薔薇のように赤い彼女の唇にキスを落とす。
本当は起こすつもりはなかったんだけど……
「……眠れないの?」
「うん、ちょっと考え事をしてて……ね……」
王家を守護する為に……アルフォート達に加勢するために国へ戻らなければいけない……そう言ったら君はどんな顔をするだろう。
これまで諸侯達との繋がりを作るために単独で行動してきたけれど……どうやらその役目も終わらせなければいけないらしい。
今まで影武者として王都を守護してきた弟の為にも……戻らなければいけない。
「クロト……君にも聞いて欲しいんだ。僕達のこれからのこと……。」
じっとこちらを見つめてくる青い瞳。
僕を捉えて離さない美しい海原のような瞳……。
優しく髪を撫でながら不安を与えないようにゆっくりと言葉を口にする。
白い絹糸のような髪はさらりと音をたてて無骨な僕の指先を撫でるように落ちて行く。
この蜜月の時を終わらせるのはとても惜しい……けれど、進まなければいけない。
僕達の未来の為にも。
「僕の家に……シャルトリューズ家に、一緒に来て欲しい。
僕の妻として……ついてきてくれるかい?クロト……」
「ピエール……?」
「情勢が変わった。僕も行かなきゃいけない。
弟に……ロジャーにいつまでも一人で家を任せている訳にはいかない。
僕は次期当主として役目を担わなければいけない。
国を守るために……アルフォートとセデル達を助ける為にも……
だから……君も一緒に来て欲しいんだ……クロト……。
僕を……支えてくれないか……?」
君がじっと僕を見つめるから僕も君を見つめ返す。
死ぬつもりは無い。僕はこれからもずっと君を守り続ける。
僕たちの未来の為に、僕は……行くんだ。
指を絡めて固く結んだ手には二人で着けた指輪が煌めく。
誓ったんだ……これから先ずっと君を守る……誰よりも幸せにすると……
「約束する。誰よりも幸せにしてみせる。
君と一緒に未来を紡いで行きたいんだ。
だから……君に触れて……もっと深く繋がりたい……心と身体で君とひとつになりたい。
……いいかい?クロト。」
もう二度と手放さないと誓ったんだ。
僕の妻……白く美しい僕の花嫁に。
小さく頷いた彼女にそっと優しく頬を撫でながら顎に手を添え口づける。
そしてそのまま唇を重ね舌を絡めて深く長いキスを交わす。
指を這わせて柔らかく白い肌に触れて微かに君が震えた場所に指先で刺激を与えていく。
何度肌を重ねても足りない。僕が君を愛しているんだって君に伝えるには……言葉だけじゃ足りなくて……肌で触れあっても伝えきれなくて……
指を少しずつ増やしながら解きほぐしていくように刺激を与えていく。
ひとつ……ふたつ……指を増やすごとに水音が増して熱を帯びて行く。
この先何があっても手放すつもりは無いんだと白い肌にキスを落とし赤い痕を残していく。
首筋に吸い付くようにキスを落とせば彼女の柔らかな髪から甘い花の香がふわりと漂う。
その香りが僕の理性を更に乱していく。
蕩けたように見つめ返しふるふると耳を震わせる愛しい人……。
「クロト……クロト……愛しい僕の妻……。」
これから先何があっても離れたりしない。
ゆっくりと深く深く腰を落として繋がっていく。
奥まで届いたと同時に響く叫びにも似た君の声……
呼吸を乱し涙が一筋零れた。
「ごめんね……」と言葉を口にしながら優しく頬を撫でキスをする。
弓なりになった彼女を落ち着かせるように優しく撫でながら舌を絡めてキスをする。
そのままゆっくりと腰を揺らし少しずつ少しずつ波に揺られるように彼女と身体を重ねて行く。
指を絡めながら固く組んだ両手。
繰り返し与える律動に甘い声を溢す君に再び唇を重ねる。
淫らにどんどん増していく水音と彼女の口から溢れる喘声に喜びを覚えずにはいられない……
煽り昂る己を制しながら二人で昇りつめていく。
「……クロト……クロト……愛している……愛している……!」
何度も何度も僕を呼ぶ君に己の欲をぶつけるように僕もまた激しく求め続ける。
これから先何があっても手放したりしない……僕が君を守る……愛しい君との未来を……紡ぐために。
「国に帰って、情勢が落ち着いたら一緒に式を挙げよう。
世界で一番綺麗な花嫁になるんだ。
クロト……僕のお姫様……。
愛しているよ。」
右手で優しく触れながら止めどなく溢れる涙を拭ってもう一度キスを交わす。
約束する……必ず君を幸せにするよ。
僕の生涯をかけて。
