東の海
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ブンッ
ブンッ…
その日の夜、メリー号にてチロリの素振りをする音が響いていた。不寝番をしながら船尾で素振りをする彼女はバラティエに来る前とは違っていた。
ナミと話したあの日の夜から焦りよりも向上心やワクワク感で鍛錬をすることが出来ている。同じ歳なのに頭が良く気が利くし航海術も持ってる、そんな尊敬できるナミと仲間になれて良かったと本当に思っていた。
カチャ
「ふぅ……ん?」
汗をふくために素振りをやめる。すると背後の気配に気づき、振り向くとゾロがやってきていた。
「あれ、筋トレは休憩?」
「休憩というより今晩は終わりだな」
そう言ったゾロは酒瓶を見せびらかしてきた。「あ、酒だ」と言うチロリの背後の壁に座りながらお酒を一口呑んでいるゾロ。私も鍛錬をやめ、その隣へ座った。
「……」
酒を楽しんでいるゾロの横顔を見る。
ーーーーーーーー
「チロリは昔から可愛いだろ」
ーーーーーーーー
カアァッ///
ふと昼間のことを思い出してしまい顔に熱が集まった。咄嗟に頬に手を当て赤くなった顔を隠す。今が夜でよかったとチロリは思った。
(か、可愛いって女の子としてかな…)
って何を考えているんだ!そんなつもりで言ったわけじゃないだろ。
うん、そうだ、ゾロは違うーーー、
「なんかいつの間にか調子戻ってるな」
「え?」
酒瓶から口を離したゾロが言い、私は頬をおさえながら彼をほうを向いた。
「鷹の目の話が出てからおれはその事で頭がいっぱいになってたが、思い返すとチロリの様子が変だったなと思って」
だから様子を見に来てくれたのだろうか、ゾロは優しいと改めて感じる。
「お前ヨサクの壊血病みてびびってただろ」
「び、びびってなんかねェよ」
「ふっ」
「あ、笑ったな!?」
話しているといつの間にか顔の熱もひいていた。するとゾロは酒瓶を持ってない左手をチロリの頭へ手をのせる。
「心配すんな、おれは敗けねェ」
やはりゾロには隠し事が通用しない、お互い全て分かるという訳ではないが何となくほとんど分かってしまう。長年生活を共にしてきたからであろう。
「……ゾロを疑ったりなんてしてない」
「ふーん、バレバレなんだよ」
「うっ」
ヨサクの壊血病に怖がる→自分たちに重ねる→ゾロが敗けたりしないか不安になる
という思考順序があるのにも関わらず何故バレているんだ。考えているというより勘でバレているのだろうけど。
ゾロはチロリの顔を見て勝ち誇ったような笑みを浮かべる。そんな彼を見て悔しいチロリは口を尖らせながら言った。
「ゾロの強さというより自分を疑ってしまってたんだ。んで、不安になってた…」
ヨサクとジョニーの慌てた姿を見て何もできなかった。そこから相棒を失う恐怖を考えるようになってしまった。
ゾロを護れず失ってしまうかもしれないという不安。
その後自分はどうなってしまうのかという不安。
自分は本当にゾロを護れるのかという不安。
「…不安か」
「でもナミに大丈夫って教えてもらったから今は焦りはなくなったけどな、やれることをやらないと!」
ナミに"そうならないために日々頑張っている"と気付かされた。だからまずは私が自分自身を信じなければ。それが今できる最大限だ。ゾロの事だってもちろん信じている。
私は左腕で力こぶを作ってゾロに見せながら言った。
「ほォ、あの女がね」
(ナミが無料 で何かするなんてな、よっぽどチロリを気に入ってるのか)
ゾロは侮れないなと思いながら酒を一口呑んだ。
例え女子だとしてもチロリは誰にも渡すつもりはない。その気になれば全員と決闘するところだ。もしそれがルフィだと骨が折れそうだが。それが親友との約束ーー、
約束…?
くいなとの約束だから 誰にもチロリを渡せないのか?
世界一の剣豪になったほうがチロリを守ると誓ったから…
じゃあ、約束がなかったら…?
なかったら誰かに渡してもいいのか…?
「…?」
誓いを守ってるのは間違っていないはずなのに何かが違うと感じたゾロは首を傾げる。
そもそも約束をする前からくいなとゾロは水面下でチロリを取り合っていて、くいなにさえ彼女を渡したくないはずなのに鈍い彼はチロリへのその気持ちが何なのかまだ気づけずにいた。
「ゾロが考え事をしてる…」
「あ"?」
「脳みそ使ったことあるのかって思うくらいのゾロが珍しく考え事してるなって思って」
「てめェ、おれをバカにしすぎだろ!」
「あははっ!いひゃい〜」
ゾロを揶揄うと彼は頬をつねってきて笑いながら変な声がでてしまった。
「おれは敗けねェよ、でも…」
ゾロがそう言うとつねっていたチロリの頬を包むよう手を変える。
「万が一、倒れる事があるかもしれねェ
だから約束しろ、
おれが倒れたとしても前を向くって」
「…え?」
ゾロは、何を言ってるんだ?
時が止まったと感じるくらい何を言われたのか理解できず、いや理解したくなくて、私は思考停止した。
どのくらい時間が経ったか分からないが今言われた台詞を頭の中でリピートをしてようやくその言葉を受け入れる準備が出来てきた。
「それは、つまり…ゾロが倒れたとしても
置いて行け っていう意味か?」
「そうだ」
「!」
ゾロを置いて前を向く?
ゾロが倒れる…
「で…できないそんな事…っ」
想像して、声が震えてしまった。
倒れゆくゾロに手を伸ばさず自分だけが前を向くなんてありえない。
彼の右腕になりたくて生きてきたのに。親友に彼を護ると誓ったのに。第一、ゾロが敗けるなんて考えたことがない。
ゾロは不安そうに歪んだチロリの頬を親指で撫でた。
「お前に諦めろって言ってるんじゃねェよ」
「…?」
ゾロのその発言にチロリは伏せていた視線を上げる。
「おれたちは"ふたりだけ"じゃなくなった」
「うん、夢を追いながらルフィについて行くって決めた」
ふたりで暮らして、ふたりで旅を始めた。
でも今は違う、海賊になった。
「仲間になったからには一味を守るためにおれ達は動かないとならない、それが船長について行くって事だ」
船長…ルフィのことだ。あの日、私は島で助けてもらい、成り行きもあったが彼について悪党になると決めた。何よりルフィは私の野望 を聞いても笑わなかった、それが嬉しかった。この人にもついて行こうと決めた。
「あ」
冷静になりゾロが言いたいことを理解してきて声が出た。
「仲間を、一味を守るためか…?」
「あァ」
「そう、か…」
冷静に生存率を考えたら一味のためにはそうした方がいいに決まっている。頭では解っている。
でも、じゃあ、実際起きたとき私はゾロを放っておくなんて普通に無理なんじゃないか?
「約束できるか分かんない…」
「あ?」
「だって大切なんだ」
「…それはおれもだ」
こんなの相棒失格だろうか。我儘だよな。
彼もヨサクとジョニーのあの姿を見て今回の約束をしようと決めたのだろう。私だって自分が倒れたらゾロへ同じような事を言う自信がある。
そんな彼の言うことを信じたいが『出来ない約束』をチロリはしたくなくて素直に頷けない。
するとゾロはまた親指で私の頬を撫でてきて彼から逸らしていた目を合わせる。
「"チロリだから"言ってんだけどな」
「それは、どういう…」
彼ははそう言うとしっかり目を合わせてきた。
彼の目を見ながら、私は実際起こった場合を頭で想像した。
ーーーーーーーーーーーー
ーーーーーーーー
ーーーー
ゾロは倒れ、ゾロが倒せなかった敵が目の前に立っている。
「チロリ…」
「チロリ!」
振り向くと私の背後にはナミやウソップ。守るべき仲間。
「ナミ…ウソップ…」
不安そうにこちらを見る2人を護らないとと決意を固める。
ーーーーーーーーーーーー
ーーーーーーーー
ーーーー
そうか
そう言うことか。
ゾロは、頼ってくれてるんだーー。
「…っ……ッ」
チロリの目から溢れたものが頬を伝う。
「うぅ…っそ、そんなの約束するしか、ねェじゃん〜ッ」
困り眉で静かに泣き出したチロリの顔をゾロは両手で包んだ。
「っ私だから頼んでるなんて、言うの、ズルい〜…っグスッ」
「ハハッあほ面」
私を頼ってくれて嬉しい感情と相棒として約束するしかないという感情が混ざって泣いてしまった。
そんな彼女の泣き顔を見ながら『約束』を叶えてくれると分かり安心したゾロが笑う。
「グスッ ううっ、この前は可愛い"って、言ってた"…っズズッ」
「あァ、可愛い可愛い」
ゾロの右腕になりたい野望 に近づいたと感じれて嬉しい反面、残酷な願いを叶えなきゃいけない辛さを私は知った。
「おら、寝とけ」
そう言うとゾロは左手でチロリの頭を自分の肩に寄せた。
「わ"たし不寝番グスッ…っ」
「そうだな、おれが寝る時間に起きてくれ」
カプッとチロリの鼻先を甘噛みするゾロ。いつものあいさつだ。
ほら、お前もやれと言わんばかりに彼は鼻を差し出してきた。それに応えるようにチロリも甘噛みをし返すと満足そうにゾロは彼女の背中をさすり始めた。
「まって…それされると、ねちゃう……」
「おやすみチロリ」
「ん…」
ふたりがした『約束』の本当の辛さや意味をチロリが知るのはもう少し先の話。
ブンッ…
その日の夜、メリー号にてチロリの素振りをする音が響いていた。不寝番をしながら船尾で素振りをする彼女はバラティエに来る前とは違っていた。
ナミと話したあの日の夜から焦りよりも向上心やワクワク感で鍛錬をすることが出来ている。同じ歳なのに頭が良く気が利くし航海術も持ってる、そんな尊敬できるナミと仲間になれて良かったと本当に思っていた。
カチャ
「ふぅ……ん?」
汗をふくために素振りをやめる。すると背後の気配に気づき、振り向くとゾロがやってきていた。
「あれ、筋トレは休憩?」
「休憩というより今晩は終わりだな」
そう言ったゾロは酒瓶を見せびらかしてきた。「あ、酒だ」と言うチロリの背後の壁に座りながらお酒を一口呑んでいるゾロ。私も鍛錬をやめ、その隣へ座った。
「……」
酒を楽しんでいるゾロの横顔を見る。
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「チロリは昔から可愛いだろ」
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カアァッ///
ふと昼間のことを思い出してしまい顔に熱が集まった。咄嗟に頬に手を当て赤くなった顔を隠す。今が夜でよかったとチロリは思った。
(か、可愛いって女の子としてかな…)
って何を考えているんだ!そんなつもりで言ったわけじゃないだろ。
うん、そうだ、ゾロは違うーーー、
「なんかいつの間にか調子戻ってるな」
「え?」
酒瓶から口を離したゾロが言い、私は頬をおさえながら彼をほうを向いた。
「鷹の目の話が出てからおれはその事で頭がいっぱいになってたが、思い返すとチロリの様子が変だったなと思って」
だから様子を見に来てくれたのだろうか、ゾロは優しいと改めて感じる。
「お前ヨサクの壊血病みてびびってただろ」
「び、びびってなんかねェよ」
「ふっ」
「あ、笑ったな!?」
話しているといつの間にか顔の熱もひいていた。するとゾロは酒瓶を持ってない左手をチロリの頭へ手をのせる。
「心配すんな、おれは敗けねェ」
やはりゾロには隠し事が通用しない、お互い全て分かるという訳ではないが何となくほとんど分かってしまう。長年生活を共にしてきたからであろう。
「……ゾロを疑ったりなんてしてない」
「ふーん、バレバレなんだよ」
「うっ」
ヨサクの壊血病に怖がる→自分たちに重ねる→ゾロが敗けたりしないか不安になる
という思考順序があるのにも関わらず何故バレているんだ。考えているというより勘でバレているのだろうけど。
ゾロはチロリの顔を見て勝ち誇ったような笑みを浮かべる。そんな彼を見て悔しいチロリは口を尖らせながら言った。
「ゾロの強さというより自分を疑ってしまってたんだ。んで、不安になってた…」
ヨサクとジョニーの慌てた姿を見て何もできなかった。そこから相棒を失う恐怖を考えるようになってしまった。
ゾロを護れず失ってしまうかもしれないという不安。
その後自分はどうなってしまうのかという不安。
自分は本当にゾロを護れるのかという不安。
「…不安か」
「でもナミに大丈夫って教えてもらったから今は焦りはなくなったけどな、やれることをやらないと!」
ナミに"そうならないために日々頑張っている"と気付かされた。だからまずは私が自分自身を信じなければ。それが今できる最大限だ。ゾロの事だってもちろん信じている。
私は左腕で力こぶを作ってゾロに見せながら言った。
「ほォ、あの女がね」
(ナミが
ゾロは侮れないなと思いながら酒を一口呑んだ。
例え女子だとしてもチロリは誰にも渡すつもりはない。その気になれば全員と決闘するところだ。もしそれがルフィだと骨が折れそうだが。それが親友との約束ーー、
約束…?
くいなとの約束
世界一の剣豪になったほうがチロリを守ると誓ったから…
じゃあ、約束がなかったら…?
なかったら誰かに渡してもいいのか…?
「…?」
誓いを守ってるのは間違っていないはずなのに何かが違うと感じたゾロは首を傾げる。
そもそも約束をする前からくいなとゾロは水面下でチロリを取り合っていて、くいなにさえ彼女を渡したくないはずなのに鈍い彼はチロリへのその気持ちが何なのかまだ気づけずにいた。
「ゾロが考え事をしてる…」
「あ"?」
「脳みそ使ったことあるのかって思うくらいのゾロが珍しく考え事してるなって思って」
「てめェ、おれをバカにしすぎだろ!」
「あははっ!いひゃい〜」
ゾロを揶揄うと彼は頬をつねってきて笑いながら変な声がでてしまった。
「おれは敗けねェよ、でも…」
ゾロがそう言うとつねっていたチロリの頬を包むよう手を変える。
「万が一、倒れる事があるかもしれねェ
だから約束しろ、
おれが倒れたとしても前を向くって」
「…え?」
ゾロは、何を言ってるんだ?
時が止まったと感じるくらい何を言われたのか理解できず、いや理解したくなくて、私は思考停止した。
どのくらい時間が経ったか分からないが今言われた台詞を頭の中でリピートをしてようやくその言葉を受け入れる準備が出来てきた。
「それは、つまり…ゾロが倒れたとしても
「そうだ」
「!」
ゾロを置いて前を向く?
ゾロが倒れる…
「で…できないそんな事…っ」
想像して、声が震えてしまった。
倒れゆくゾロに手を伸ばさず自分だけが前を向くなんてありえない。
彼の右腕になりたくて生きてきたのに。親友に彼を護ると誓ったのに。第一、ゾロが敗けるなんて考えたことがない。
ゾロは不安そうに歪んだチロリの頬を親指で撫でた。
「お前に諦めろって言ってるんじゃねェよ」
「…?」
ゾロのその発言にチロリは伏せていた視線を上げる。
「おれたちは"ふたりだけ"じゃなくなった」
「うん、夢を追いながらルフィについて行くって決めた」
ふたりで暮らして、ふたりで旅を始めた。
でも今は違う、海賊になった。
「仲間になったからには一味を守るためにおれ達は動かないとならない、それが船長について行くって事だ」
船長…ルフィのことだ。あの日、私は島で助けてもらい、成り行きもあったが彼について悪党になると決めた。何よりルフィは私の
「あ」
冷静になりゾロが言いたいことを理解してきて声が出た。
「仲間を、一味を守るためか…?」
「あァ」
「そう、か…」
冷静に生存率を考えたら一味のためにはそうした方がいいに決まっている。頭では解っている。
でも、じゃあ、実際起きたとき私はゾロを放っておくなんて普通に無理なんじゃないか?
「約束できるか分かんない…」
「あ?」
「だって大切なんだ」
「…それはおれもだ」
こんなの相棒失格だろうか。我儘だよな。
彼もヨサクとジョニーのあの姿を見て今回の約束をしようと決めたのだろう。私だって自分が倒れたらゾロへ同じような事を言う自信がある。
そんな彼の言うことを信じたいが『出来ない約束』をチロリはしたくなくて素直に頷けない。
するとゾロはまた親指で私の頬を撫でてきて彼から逸らしていた目を合わせる。
「"チロリだから"言ってんだけどな」
「それは、どういう…」
彼ははそう言うとしっかり目を合わせてきた。
彼の目を見ながら、私は実際起こった場合を頭で想像した。
ーーーーーーーーーーーー
ーーーーーーーー
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ゾロは倒れ、ゾロが倒せなかった敵が目の前に立っている。
「チロリ…」
「チロリ!」
振り向くと私の背後にはナミやウソップ。守るべき仲間。
「ナミ…ウソップ…」
不安そうにこちらを見る2人を護らないとと決意を固める。
ーーーーーーーーーーーー
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そうか
そう言うことか。
ゾロは、頼ってくれてるんだーー。
「…っ……ッ」
チロリの目から溢れたものが頬を伝う。
「うぅ…っそ、そんなの約束するしか、ねェじゃん〜ッ」
困り眉で静かに泣き出したチロリの顔をゾロは両手で包んだ。
「っ私だから頼んでるなんて、言うの、ズルい〜…っグスッ」
「ハハッあほ面」
私を頼ってくれて嬉しい感情と相棒として約束するしかないという感情が混ざって泣いてしまった。
そんな彼女の泣き顔を見ながら『約束』を叶えてくれると分かり安心したゾロが笑う。
「グスッ ううっ、この前は可愛い"って、言ってた"…っズズッ」
「あァ、可愛い可愛い」
ゾロの右腕になりたい
「おら、寝とけ」
そう言うとゾロは左手でチロリの頭を自分の肩に寄せた。
「わ"たし不寝番グスッ…っ」
「そうだな、おれが寝る時間に起きてくれ」
カプッとチロリの鼻先を甘噛みするゾロ。いつものあいさつだ。
ほら、お前もやれと言わんばかりに彼は鼻を差し出してきた。それに応えるようにチロリも甘噛みをし返すと満足そうにゾロは彼女の背中をさすり始めた。
「まって…それされると、ねちゃう……」
「おやすみチロリ」
「ん…」
ふたりがした『約束』の本当の辛さや意味をチロリが知るのはもう少し先の話。
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