東の海
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C・クロの背後からカヤが登場した。暗殺計画の最終目的が自らやってきたため全員彼女の登場に驚く。
「カヤ!!お前…何しに…!!」
「これは驚いた………お嬢様、なぜここへ?」
ウソップとクロがそれぞれカヤに問いかける。カヤはもう1人の執事メリーに聞いたのだと答えるが「あの男まだ息がありましたか…ちゃんと殺したつもりでしたが 」とC・クロとしての顔を隠さず彼は見せる。
そこでようやく自分の過ちにカヤは気づいた。
「……ごめんなさい、ウソップさん…!謝っても許してもらえないだろうけど…私どうしても信じられなくって…!!クラハドールが海賊だなんて」
「そんなことはどうでもいいっ!!何でここへ来たんだ、おれは逃げろって言ったんだ!!お前は命を狙われてるんだぞ!」
「あなたは戦ってるじゃない!!!そんなに傷だらけになって戦ってるじゃない!!
クラハドール!私の財産が欲しいのなら全部あげる!!だからこの村から出て行って!!」
逃げろと言うウソップに対してカヤは酷い仕打ちをしてしまったウソップと共に戦う事を決めてここまで来たのだ。
「………違いますねお嬢様、金もそうだがもう1つ私は"平穏"が欲しいのです」
クロはカヤの提案を断る。彼は村で培ってきた信頼とカヤの財産で平穏を獲ようとしていた。そのためにカヤにクロへ財産を渡すと遺書を書いてもらい、消えてもらわないと困ると言う。
「なんつー奴だ…」
大人が少女へする仕打ちとして酷すぎるとチロリは呟く。
カチャ…
「村から出て行って!!!」
「……銃 」
「なるほど…この3年であなたもだいぶ立派になられたものだ…」
どうやっても解決しないとカヤは思い、彼女は銃をクロへ向けた。
その姿を見たクロは「3年間色んなことがありましたね…」と思い出を話し始めた。船に乗ったり、ショッピングへ行ったり、話を聞いていたカヤは彼との楽しかった思い出を振り返る。
「夢みるお嬢様にさんざんつきあったのもそれに耐えた ことも…
全ては貴様を殺す今日の日のためっ!!!」
「!!!!」
「野郎…」
「かつてキャプテン・クロを名乗ったこのおれがハナったれの小娘相手にニコニコへりくだって、わかるか?この屈辱の日々…」
ポロ…
クロの最悪の台詞によりカヤはショックで涙が溢れ手から銃を落とす。
カヤの代わりにウソップが怒りに満ちた。
ガバッ!!
「クロォオオおーーーーっ!!!!!」
「!」
我慢の限界だったウソップがクロに殴りかかった。
「ああ、そういえば君には殴られた恨みがあったな…」
スカッ
「!!?」
冷静に呟いたクロが抜き足でウソップの背後へまわり、ウソップの拳は空を切る。
「思いっきり殴ってくれたよな…!!」
クロはニヤッと不敵に笑いながら言った。
ウソップが危ないとチロリは思いとっさに動こうしたが坂の下からの気配に気づき止まる。
ドゴォ!!!
「!!?」
「な…何だ!!?C ・クロがブッ飛んだ!!!」
しゅるるる…ぱちん
「殴られるのがそんなに嫌ならあと100発ぶち込んでやる!!」
ルフィだ。坂の下からルフィが腕を伸ばしてクロを殴った。驚くウソップとクロネコ海賊団たち。クロはそのまま仰向けに大の字になって倒れた。彼は静かに確実に怒っている。
ガバッ!!
「今だァあああーーっ!!!」
「あっ!」
「えっ!」
「ウソップ海賊団参上っ!!」
「覚悟しろこのやろう羊っ!!」
「羊このやろおー!!」
ウソップ海賊団たちが林から突然現れた。「せいばいだ!」と言いながら彼らはバット、フライパン、スコップとそれぞれ持って来た武器で倒れたクロの顔面を何度も叩く。その間もウソップとカヤは彼らを止めるため声を上げる。
「あのガキども何で事をォ!」
「C・クロが怒ってるいま何が起こるかわからねェってのに!!」
「何のつもりだ、あのチビ達」
「元気だなァあいつら」
「…そこ?」
彼らはカヤと同じくウソップが戦っていることに気づき、自分たちも戦うとやって来たみたいだった。
散々殴られたクロだったがまるで何も無かったかのように起き上がり、坂の下を見る。
「ジャンゴ!!!」
「お…おう!」
「麦わらの小僧はおれが殺る。
お前にはカヤお嬢様 を任せる、計画通り遺書を書かせて…
消せ」
「!」
「それに…アリ 3匹、目障りだ」
「…引き受けた」
ウソップ海賊団の子供たちをアリと言いクロはジャンゴへ命令し、彼は引き受けると坂を歩き出そうとする。
スッ
「!」
「止まれ」
「こっから先は、通す訳にはいかねェことになってんだが」
チロリとゾロがジャンゴへ刀を向け道を阻んだ。ふたりは素直に通させるわけにはいかないとジャンゴへ言う。
「ブゥーチ!!!シャムゥ!!!」
「ヌッフーーーーー!!」
「シャーーーーー!!」
ドドドドドッ
ジャンゴはニャーバン兄弟を呼んだ。彼もだいぶ時間が遅れてしまっているクロからの依頼をこなさないと自分の命が危ないため急ぎたいと思い邪魔者にイライラし始めていた。
ドドドドドッ
「ふっ…まあまあゾロくん、私が相手するからキミはさがっていたまえ」
「お、おう…?」
ドドドドドッ
「強化したとはいえ、あいつらのことはさっき見させてもらったから私で十分…」
「……」
ドドドドドドドドドッ
「…ん?」
「…おいあれ」
催眠にかかりながらこちらに走ってくるニャーバン・兄弟のうち、ブチがぶわっと高く飛び上がった。
「キャット・ザ…」
「まって、まさか…!」
「まずい!!あれ かっ!!!」
「フンジャッタ!!!!!!!」
ボゴンッ!!!!!!
ビキ
ビキ
ビギ
ドガーーンッ!!!
先ほど地面にヒビが入った巨体を活かした技をまたやってきたブチ。催眠で強化されているためさらに威力が上がっており、チロリとゾロは衝撃で飛ばされる。
「くそっ!!さっきと桁違いだ!!」と飛ばされた先で着地をしながらゾロが言っていると地面にあったヒビが広がって行き、近くの崖も崩した。
「ゾ、ゾロくん!やっぱりそいつはあげる!!」
「あげるって何だ!てめェさっきまでイキってただろ!!」
「ほ…ほら、ゾロに花をもたせてあげようかなって!」
「うそつけェ!チカラ勝負が嫌なだけだろ!」
「よくわかったね!!!」
「シャーーー!!!!」
「うおっ!」ガキンッ
坂道の両サイドに分かれて飛ばされてしまったふたり。ゾロにボケをかましていたチロリだったが彼女の方へシャムが襲いかかって来た。刀でシャムのカギヅメを受け止めるチロリに対しゾロはブチの怪力によって反対側の崖に押さえつけられているようだった。
ギギギギ
「怖い顔をして怖い爪を、向けてくるな、よ…!」
ドッ
催眠でまともに意識がないため怖い顔で迫ってくるシャムを足で蹴飛ばした。
すると背後から「しまった…!」と言うゾロの声がして振り返るとジャンゴがクロの近くまで坂を登ってしまっていた。ジャンゴを止めなければ…!と思い向かおうとするが、シャムが再び襲いかかってきて舌打ちをしながら刀でカギヅメをかわした。
「ウソップ海賊団っ!!!」
「はいっキャプテン!」
「い…言っておきますけど…おれ達は逃げませんよ!!」
怪我で動けないウソップが子供たちに向かって叫んだ。だが彼らは勇敢すぎるが故に逃げようとしてくれない。
「カヤを守れ」
「「「!」」」
「…ウソップさん」
「最も重要な仕事をお前達に任せる!!!カヤを連れてここを無事に離れろ!!!」
そんな事ウソップは承知の上だった。彼らの勇敢さは、素直さは、長年一緒に過ごしてきたウソップが1番良く知っている。
「できないとは言わせないぞ!!これはキャプテンの命令だ!!!」
「は…はいキャプテン!!!」
(逃がす意味もあるだろうが信じて託してるのか)
「すげェなあいつ…」
チロリはウソップを見て目を輝かせながら呟く。その間にウソップ海賊団たちがカヤを連れて小走りで走って行った。林に入れば彼らの庭みたいなものだ、きっとそれを利用し時間を稼いでくれるだろう。
「無駄なことだ、カヤの体の弱さはおれが1番良く 知っている…ジャンゴからは逃げられん!!加勢に行きたきゃ行けばいい
ただし、この坂道を生きて通ることができたらな…!!」
クロに怒られたジャンゴがカヤたちを追いかけて行った。加勢に行くには目の前の敵を倒して林へ向かうしかない。
「………くそ、これじゃ立場が逆転だ…!!」
「ウソップ」
「「「任せとけ」」」
ルフィ、ゾロ、チロリはウソップへ声をかけると頼もしく言った。
「カヤ!!お前…何しに…!!」
「これは驚いた………お嬢様、なぜここへ?」
ウソップとクロがそれぞれカヤに問いかける。カヤはもう1人の執事メリーに聞いたのだと答えるが「あの男まだ息がありましたか…ちゃんと
そこでようやく自分の過ちにカヤは気づいた。
「……ごめんなさい、ウソップさん…!謝っても許してもらえないだろうけど…私どうしても信じられなくって…!!クラハドールが海賊だなんて」
「そんなことはどうでもいいっ!!何でここへ来たんだ、おれは逃げろって言ったんだ!!お前は命を狙われてるんだぞ!」
「あなたは戦ってるじゃない!!!そんなに傷だらけになって戦ってるじゃない!!
クラハドール!私の財産が欲しいのなら全部あげる!!だからこの村から出て行って!!」
逃げろと言うウソップに対してカヤは酷い仕打ちをしてしまったウソップと共に戦う事を決めてここまで来たのだ。
「………違いますねお嬢様、金もそうだがもう1つ私は"平穏"が欲しいのです」
クロはカヤの提案を断る。彼は村で培ってきた信頼とカヤの財産で平穏を獲ようとしていた。そのためにカヤにクロへ財産を渡すと遺書を書いてもらい、消えてもらわないと困ると言う。
「なんつー奴だ…」
大人が少女へする仕打ちとして酷すぎるとチロリは呟く。
カチャ…
「村から出て行って!!!」
「……
「なるほど…この3年であなたもだいぶ立派になられたものだ…」
どうやっても解決しないとカヤは思い、彼女は銃をクロへ向けた。
その姿を見たクロは「3年間色んなことがありましたね…」と思い出を話し始めた。船に乗ったり、ショッピングへ行ったり、話を聞いていたカヤは彼との楽しかった思い出を振り返る。
「夢みるお嬢様にさんざんつきあったのもそれに
全ては貴様を殺す今日の日のためっ!!!」
「!!!!」
「野郎…」
「かつてキャプテン・クロを名乗ったこのおれがハナったれの小娘相手にニコニコへりくだって、わかるか?この屈辱の日々…」
ポロ…
クロの最悪の台詞によりカヤはショックで涙が溢れ手から銃を落とす。
カヤの代わりにウソップが怒りに満ちた。
ガバッ!!
「クロォオオおーーーーっ!!!!!」
「!」
我慢の限界だったウソップがクロに殴りかかった。
「ああ、そういえば君には殴られた恨みがあったな…」
スカッ
「!!?」
冷静に呟いたクロが抜き足でウソップの背後へまわり、ウソップの拳は空を切る。
「思いっきり殴ってくれたよな…!!」
クロはニヤッと不敵に笑いながら言った。
ウソップが危ないとチロリは思いとっさに動こうしたが坂の下からの気配に気づき止まる。
ドゴォ!!!
「!!?」
「な…何だ!!?
しゅるるる…ぱちん
「殴られるのがそんなに嫌ならあと100発ぶち込んでやる!!」
ルフィだ。坂の下からルフィが腕を伸ばしてクロを殴った。驚くウソップとクロネコ海賊団たち。クロはそのまま仰向けに大の字になって倒れた。彼は静かに確実に怒っている。
ガバッ!!
「今だァあああーーっ!!!」
「あっ!」
「えっ!」
「ウソップ海賊団参上っ!!」
「覚悟しろこのやろう羊っ!!」
「羊このやろおー!!」
ウソップ海賊団たちが林から突然現れた。「せいばいだ!」と言いながら彼らはバット、フライパン、スコップとそれぞれ持って来た武器で倒れたクロの顔面を何度も叩く。その間もウソップとカヤは彼らを止めるため声を上げる。
「あのガキども何で事をォ!」
「C・クロが怒ってるいま何が起こるかわからねェってのに!!」
「何のつもりだ、あのチビ達」
「元気だなァあいつら」
「…そこ?」
彼らはカヤと同じくウソップが戦っていることに気づき、自分たちも戦うとやって来たみたいだった。
散々殴られたクロだったがまるで何も無かったかのように起き上がり、坂の下を見る。
「ジャンゴ!!!」
「お…おう!」
「麦わらの小僧はおれが殺る。
お前には
消せ」
「!」
「それに…
「…引き受けた」
ウソップ海賊団の子供たちをアリと言いクロはジャンゴへ命令し、彼は引き受けると坂を歩き出そうとする。
スッ
「!」
「止まれ」
「こっから先は、通す訳にはいかねェことになってんだが」
チロリとゾロがジャンゴへ刀を向け道を阻んだ。ふたりは素直に通させるわけにはいかないとジャンゴへ言う。
「ブゥーチ!!!シャムゥ!!!」
「ヌッフーーーーー!!」
「シャーーーーー!!」
ドドドドドッ
ジャンゴはニャーバン兄弟を呼んだ。彼もだいぶ時間が遅れてしまっているクロからの依頼をこなさないと自分の命が危ないため急ぎたいと思い邪魔者にイライラし始めていた。
ドドドドドッ
「ふっ…まあまあゾロくん、私が相手するからキミはさがっていたまえ」
「お、おう…?」
ドドドドドッ
「強化したとはいえ、あいつらのことはさっき見させてもらったから私で十分…」
「……」
ドドドドドドドドドッ
「…ん?」
「…おいあれ」
催眠にかかりながらこちらに走ってくるニャーバン・兄弟のうち、ブチがぶわっと高く飛び上がった。
「キャット・ザ…」
「まって、まさか…!」
「まずい!!
「フンジャッタ!!!!!!!」
ボゴンッ!!!!!!
ビキ
ビキ
ビギ
ドガーーンッ!!!
先ほど地面にヒビが入った巨体を活かした技をまたやってきたブチ。催眠で強化されているためさらに威力が上がっており、チロリとゾロは衝撃で飛ばされる。
「くそっ!!さっきと桁違いだ!!」と飛ばされた先で着地をしながらゾロが言っていると地面にあったヒビが広がって行き、近くの崖も崩した。
「ゾ、ゾロくん!やっぱりそいつはあげる!!」
「あげるって何だ!てめェさっきまでイキってただろ!!」
「ほ…ほら、ゾロに花をもたせてあげようかなって!」
「うそつけェ!チカラ勝負が嫌なだけだろ!」
「よくわかったね!!!」
「シャーーー!!!!」
「うおっ!」ガキンッ
坂道の両サイドに分かれて飛ばされてしまったふたり。ゾロにボケをかましていたチロリだったが彼女の方へシャムが襲いかかって来た。刀でシャムのカギヅメを受け止めるチロリに対しゾロはブチの怪力によって反対側の崖に押さえつけられているようだった。
ギギギギ
「怖い顔をして怖い爪を、向けてくるな、よ…!」
ドッ
催眠でまともに意識がないため怖い顔で迫ってくるシャムを足で蹴飛ばした。
すると背後から「しまった…!」と言うゾロの声がして振り返るとジャンゴがクロの近くまで坂を登ってしまっていた。ジャンゴを止めなければ…!と思い向かおうとするが、シャムが再び襲いかかってきて舌打ちをしながら刀でカギヅメをかわした。
「ウソップ海賊団っ!!!」
「はいっキャプテン!」
「い…言っておきますけど…おれ達は逃げませんよ!!」
怪我で動けないウソップが子供たちに向かって叫んだ。だが彼らは勇敢すぎるが故に逃げようとしてくれない。
「カヤを守れ」
「「「!」」」
「…ウソップさん」
「最も重要な仕事をお前達に任せる!!!カヤを連れてここを無事に離れろ!!!」
そんな事ウソップは承知の上だった。彼らの勇敢さは、素直さは、長年一緒に過ごしてきたウソップが1番良く知っている。
「できないとは言わせないぞ!!これはキャプテンの命令だ!!!」
「は…はいキャプテン!!!」
(逃がす意味もあるだろうが信じて託してるのか)
「すげェなあいつ…」
チロリはウソップを見て目を輝かせながら呟く。その間にウソップ海賊団たちがカヤを連れて小走りで走って行った。林に入れば彼らの庭みたいなものだ、きっとそれを利用し時間を稼いでくれるだろう。
「無駄なことだ、カヤの体の弱さはおれが
ただし、この坂道を生きて通ることができたらな…!!」
クロに怒られたジャンゴがカヤたちを追いかけて行った。加勢に行くには目の前の敵を倒して林へ向かうしかない。
「………くそ、これじゃ立場が逆転だ…!!」
「ウソップ」
「「「任せとけ」」」
ルフィ、ゾロ、チロリはウソップへ声をかけると頼もしく言った。