出会い
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「助けに来てくれて嬉しいんだけど、なんで2人は一緒にいるんだ?」
「こいつ、おれの仲間になったからだ!」
「あぁ、仲間ね…
仲間!!!??」
「おう!」
ルフィはゾロに指をさすと笑顔で答えた。
チロリはあ〜と納得した顔をゾロに向けそのあと涙ぐみがら言う。
「…ゾロ、そうか。お別れを言いに来てくれたんだな。道は違えど、野望に向かってお互い頑張ろうな…グスン」
「勝手に別れんな」
「何言ってんだ、お前も仲間になれよ」
「は?」
ルフィの勧誘を聞いてチロリは眉間に皺を寄せ、言葉を続ける。
「自分から悪党になれってのか?願い下げだね」
「wwwwwほんっとお前ら似てるなぁ!」
「はぁ!?」
「……まぁな//」
「何照れてるんだよ!よくわからんけど馬鹿にされてるだろこれは!」
笑うルフィ、怒るチロリ、照れるゾロ。カオスである。そんな中彼女は怒りながら続けた。
「助けに来てくれたところ悪いけど、私は悪党にならない!でも縄は解いてほしい!」
「えー我儘だなァ」
「ところでチロリ。なんでやられてんだよ、賞金首でもいたか?」
「賞金首はいなかった。
ただ…ちょっと、ヘマしちゃって…」
チロリは口を尖らせて明後日の方向を見ながら恥ずかしそうに呟いた。そんな彼女にルフィが問う。
「じゃあ自分がやられた仕返しするつもりだったのか?オバチャンに言われたんだろお前ェだけでも逃げろって」
「違う!仕返しなんかじゃない!
私は、彼女たちからご飯を貰ったんだ!!!
だから逃げない!!
あの海賊たちの好きにはさせない!」
「!」
ルフィはチロリの理由を聞くとニィッと口角を上げ、彼女の顔の目の前に自分の顔を近づけた。
目の前が笑顔のルフィでいっぱいだ。
「!な、なんだ?」
「おれさ、お前ェのこと仲間にするつもりで来たけどよ…」
「けどよ?」
(なんだ、考え直してくれたのか…ホッ)
ドンッ!
「お前のこと仲間にすることにした!!!」
「聞いてた!?人の話ィ!!?」
意味がわからずわなわなと震えるチロリ。
ゾロはルフィの言葉を聞いて言う。
「そうと決まればルフィ、やることは決まったなァ」
「あぁ、そうだな」
2人は顔を合わせてニヤァと笑い、そのあとチロリの方へ向く。
どうみても悪党にしか見えない笑みをしているその顔にチロリはヒッと声を出した。
「このまま知らない海賊船に連れて行かれるのと…」
「おれたちの仲間になって海賊になるのどっちがいい?」
「あ、悪魔だァッ」
チロリは涙目になりながら2人の顔を見た。
「あの海賊たちにご飯抜きでコキ使われたりしてなァ…」
「お前、おれと離れて別々の道へ行くんだよな、嫌ならそうするしかねェもんなァ」
「「グヘヘヘヘ…」」
「ヒィッ」
悪魔の言葉責めで彼女はさらに涙が溢れる。
「うぅ…わ、わかったよ!海賊なるよ!」
「よっしゃあ!そう来なくっちゃ!」
「ようやく素直になったな」
ザクッ
ゾロがチロリを拘束していた縄を切った。
「ありがとう」
「じゃあさっさとあの海賊ブッ飛ばしてくるか!行くぞ野郎共!」
うおーっ!と元気に走りに去ったルフィ。
チロリは元気だなぁと思いながらその背中を見て立とうとしたが足がふらつく。
ぐらっ
「おっ」
「わ、すまんゾロ」
ふらついたところをゾロにキャッチされた。
ギュッ
「?」
腰を掴み、なかなか離さないゾロにチロリは不思議に思って見上げる。
「ゾロ?」
「お前……」
じっ…
(な、なんだ…?)
「筋肉減ったか?」
「そりゃ7日間食ってないからな!!!」
何を言われるかと構えていたチロリは当たり前のことを言われ思わずツッコミを入れた。
「チロリ、鬼丸どこ行ったんだ?」
「あ、そうだった。あそこだ」
チロリは木の上に指をさす。
ゾロは目を細めると遠くの方にチロリの刀『鬼丸霜月 』があるのが見えた。
「何でまたあんなところに」
「………だろ…って…に…」
「あ?」
「私小さいから、あそこまで届かなねェだろって海賊があんな…ところに…//」
チロリは恥ずかしそうに言う。
彼女が身長を気にしていることをゾロは知っている。だがゾロ自身は気にならないため海賊に呆れて片眉を上げ、刀を見上げる。
「そうだ、おれが取ってきてやるよ」
「おう、ありがとうゾロ!」
「無料 じゃねェぞ」
見上げていたゾロはチロリに顔を向けるとまたニヤッと笑っている。彼女はデジャヴだと思い冷や汗をたらす。
「キス、してくれよ」
ボンッ
「な、な、な、な……ッ、!!?!?!////」
ボンッとチロリは顔を真っ赤にし逃げようともがくが、相変わらずゾロの腕が彼女の腰をぎゅっと拘束している。
「な、何言ってんだよ!ルフィが先に行ってるのに馬鹿なこと言ってる場合じゃねェだろ!////」
「そうだな、早くしないとな」
「〜〜〜〜!!!///」
ゾロはニヤニヤしながら顔を寄せてきた。
チロリは腰をそらせて近づいてくる顔を避けている。
(え、あ、でも、たしかに、早くしないと時間、ないし、えっと、き、きす、え、あ)
チロリは混乱していた。
顔は真っ赤で目はぐるぐるしている。
ギュッ
ゾロが腰にある手に力を込める。
それと同時にチロリは目をつぶり、
ちゅっ
ゾロの左目の下あたりにキスをした。
腰の拘束がなくなり、へなへなと座るチロリにゾロが一瞬の間に取ってきた鬼丸を渡す。
「ま、及第点だな」
「ア、アリガトウゴザイマス…」
彼女は混乱していて気づいていないが、ゾロは満面の笑顔だった。
「こいつ、おれの仲間になったからだ!」
「あぁ、仲間ね…
仲間!!!??」
「おう!」
ルフィはゾロに指をさすと笑顔で答えた。
チロリはあ〜と納得した顔をゾロに向けそのあと涙ぐみがら言う。
「…ゾロ、そうか。お別れを言いに来てくれたんだな。道は違えど、野望に向かってお互い頑張ろうな…グスン」
「勝手に別れんな」
「何言ってんだ、お前も仲間になれよ」
「は?」
ルフィの勧誘を聞いてチロリは眉間に皺を寄せ、言葉を続ける。
「自分から悪党になれってのか?願い下げだね」
「wwwwwほんっとお前ら似てるなぁ!」
「はぁ!?」
「……まぁな//」
「何照れてるんだよ!よくわからんけど馬鹿にされてるだろこれは!」
笑うルフィ、怒るチロリ、照れるゾロ。カオスである。そんな中彼女は怒りながら続けた。
「助けに来てくれたところ悪いけど、私は悪党にならない!でも縄は解いてほしい!」
「えー我儘だなァ」
「ところでチロリ。なんでやられてんだよ、賞金首でもいたか?」
「賞金首はいなかった。
ただ…ちょっと、ヘマしちゃって…」
チロリは口を尖らせて明後日の方向を見ながら恥ずかしそうに呟いた。そんな彼女にルフィが問う。
「じゃあ自分がやられた仕返しするつもりだったのか?オバチャンに言われたんだろお前ェだけでも逃げろって」
「違う!仕返しなんかじゃない!
私は、彼女たちからご飯を貰ったんだ!!!
だから逃げない!!
あの海賊たちの好きにはさせない!」
「!」
ルフィはチロリの理由を聞くとニィッと口角を上げ、彼女の顔の目の前に自分の顔を近づけた。
目の前が笑顔のルフィでいっぱいだ。
「!な、なんだ?」
「おれさ、お前ェのこと仲間にするつもりで来たけどよ…」
「けどよ?」
(なんだ、考え直してくれたのか…ホッ)
ドンッ!
「お前のこと仲間にすることにした!!!」
「聞いてた!?人の話ィ!!?」
意味がわからずわなわなと震えるチロリ。
ゾロはルフィの言葉を聞いて言う。
「そうと決まればルフィ、やることは決まったなァ」
「あぁ、そうだな」
2人は顔を合わせてニヤァと笑い、そのあとチロリの方へ向く。
どうみても悪党にしか見えない笑みをしているその顔にチロリはヒッと声を出した。
「このまま知らない海賊船に連れて行かれるのと…」
「おれたちの仲間になって海賊になるのどっちがいい?」
「あ、悪魔だァッ」
チロリは涙目になりながら2人の顔を見た。
「あの海賊たちにご飯抜きでコキ使われたりしてなァ…」
「お前、おれと離れて別々の道へ行くんだよな、嫌ならそうするしかねェもんなァ」
「「グヘヘヘヘ…」」
「ヒィッ」
悪魔の言葉責めで彼女はさらに涙が溢れる。
「うぅ…わ、わかったよ!海賊なるよ!」
「よっしゃあ!そう来なくっちゃ!」
「ようやく素直になったな」
ザクッ
ゾロがチロリを拘束していた縄を切った。
「ありがとう」
「じゃあさっさとあの海賊ブッ飛ばしてくるか!行くぞ野郎共!」
うおーっ!と元気に走りに去ったルフィ。
チロリは元気だなぁと思いながらその背中を見て立とうとしたが足がふらつく。
ぐらっ
「おっ」
「わ、すまんゾロ」
ふらついたところをゾロにキャッチされた。
ギュッ
「?」
腰を掴み、なかなか離さないゾロにチロリは不思議に思って見上げる。
「ゾロ?」
「お前……」
じっ…
(な、なんだ…?)
「筋肉減ったか?」
「そりゃ7日間食ってないからな!!!」
何を言われるかと構えていたチロリは当たり前のことを言われ思わずツッコミを入れた。
「チロリ、鬼丸どこ行ったんだ?」
「あ、そうだった。あそこだ」
チロリは木の上に指をさす。
ゾロは目を細めると遠くの方にチロリの刀『
「何でまたあんなところに」
「………だろ…って…に…」
「あ?」
「私小さいから、あそこまで届かなねェだろって海賊があんな…ところに…//」
チロリは恥ずかしそうに言う。
彼女が身長を気にしていることをゾロは知っている。だがゾロ自身は気にならないため海賊に呆れて片眉を上げ、刀を見上げる。
「そうだ、おれが取ってきてやるよ」
「おう、ありがとうゾロ!」
「
見上げていたゾロはチロリに顔を向けるとまたニヤッと笑っている。彼女はデジャヴだと思い冷や汗をたらす。
「キス、してくれよ」
ボンッ
「な、な、な、な……ッ、!!?!?!////」
ボンッとチロリは顔を真っ赤にし逃げようともがくが、相変わらずゾロの腕が彼女の腰をぎゅっと拘束している。
「な、何言ってんだよ!ルフィが先に行ってるのに馬鹿なこと言ってる場合じゃねェだろ!////」
「そうだな、早くしないとな」
「〜〜〜〜!!!///」
ゾロはニヤニヤしながら顔を寄せてきた。
チロリは腰をそらせて近づいてくる顔を避けている。
(え、あ、でも、たしかに、早くしないと時間、ないし、えっと、き、きす、え、あ)
チロリは混乱していた。
顔は真っ赤で目はぐるぐるしている。
ギュッ
ゾロが腰にある手に力を込める。
それと同時にチロリは目をつぶり、
ちゅっ
ゾロの左目の下あたりにキスをした。
腰の拘束がなくなり、へなへなと座るチロリにゾロが一瞬の間に取ってきた鬼丸を渡す。
「ま、及第点だな」
「ア、アリガトウゴザイマス…」
彼女は混乱していて気づいていないが、ゾロは満面の笑顔だった。