僕の名前は安室透、これは仮の名前だ。


本名は降谷零


今は黒の組織に潜入している公安警察官・警察庁警備局警備企画課（通称ゼロ）に所属している

組織でのコードネームはバーボンで通している中で不思議な少女に出会った
彼女のコードネームはアマレット、ラムのお気に入りとされている


しかし、つい先ほど彼女の名前にたどり着くことが出来た


東雲　カイリそれが彼女の名前だ

何故彼女の名前が分かったかというと、彼女の頭に被せた帽子の裏地に小型の盗聴器を付けていたからだ

ラムとの会話を聞いている中でも、彼女はラムの言うことを従順に聞いていた
いや寧ろ、ラムを崇拝しているようにも伺える

これは憶測でしかないが、東雲　カイリは何故あそこまでラムに従っているのか理由として考えられるのは

ストックホルム症候群・・・

己の生死が犯人に握られるという極限の精神状態に陥り、犯人から優しい言葉などをかけられたり優しくされると、善悪の判断基準が壊れ、犯人に好感・好意を抱くことがあるという一種の洗脳状態に侵されているのではないかと思った

すぐに保護をしてあげたいのは山々ではあるが、彼女のバックにはラム以外にベルモットもいる
そう簡単には近寄らせてはくれないのだろう
どうすれば良いのかと片耳に盗聴器の音を聞いていると、楽しげな会話が聞こえてきた