episode2 アイオープナー これは運命の出会い
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その素早い返答にスコッチは目を丸くして「……ぇ」と情けない声が漏れた
ヘッドフォンを耳にかけ、目を閉じて頭に叩き込んだ歌詞と流れる曲を交えていく
交わっていく歌詞と曲に合わせて、口パクで口ずさむ
「…♪………♪」
「ホー、これは興味深いな」
珍しくライが他人を誉めている
「瞬間記憶能力、ですか」
「流石はラムのお気に入りってところか」
ライは左手で顎を撫でながら、カイリを見つめて怪しげに口角を上げる
「……覚えた」
カイリはヘッドフォンをむしるように耳から外した
「はぁ!?まだ10分も経っていないぞ!?」
すっとんきょうな声をスコッチは上げた
「これでもかなり遅いほう。まだ時間あるし……スタジオってどこ?」
「あ、あぁ……それは」
「このライブハウスの隣にあるから、音合わせをしておこうか」
スコッチが言いかけたところで、バーボンに出口までエスコートされる
「それにしても、すごい記憶能力だな。何か特別なことでもしてたのかな?」
「別に……大したことじゃないし」
「謙遜してるのか?」
「そんなんじゃない……」
ただの興味本位で聞いているのとは異なり、彼の場合は事情聴取のような質問と誉め言葉を交互に飛ばしてくる
いつから覚えが早くなったのか?
短時間で覚えられるとは普通の人には出来ない
ラムの元では、何か勉強でもしていたのか?
今度は二人きりでゆっくり話してみたい
スタジオに着いた後もずっとついてくる彼に、そろそろ嫌気がさしてきた
ライとスコッチはタバコと飲み物を買いにブースを離れて、今は二人だけになっている
ヘッドフォンを耳にかけ、目を閉じて頭に叩き込んだ歌詞と流れる曲を交えていく
交わっていく歌詞と曲に合わせて、口パクで口ずさむ
「…♪………♪」
「ホー、これは興味深いな」
珍しくライが他人を誉めている
「瞬間記憶能力、ですか」
「流石はラムのお気に入りってところか」
ライは左手で顎を撫でながら、カイリを見つめて怪しげに口角を上げる
「……覚えた」
カイリはヘッドフォンをむしるように耳から外した
「はぁ!?まだ10分も経っていないぞ!?」
すっとんきょうな声をスコッチは上げた
「これでもかなり遅いほう。まだ時間あるし……スタジオってどこ?」
「あ、あぁ……それは」
「このライブハウスの隣にあるから、音合わせをしておこうか」
スコッチが言いかけたところで、バーボンに出口までエスコートされる
「それにしても、すごい記憶能力だな。何か特別なことでもしてたのかな?」
「別に……大したことじゃないし」
「謙遜してるのか?」
「そんなんじゃない……」
ただの興味本位で聞いているのとは異なり、彼の場合は事情聴取のような質問と誉め言葉を交互に飛ばしてくる
いつから覚えが早くなったのか?
短時間で覚えられるとは普通の人には出来ない
ラムの元では、何か勉強でもしていたのか?
今度は二人きりでゆっくり話してみたい
スタジオに着いた後もずっとついてくる彼に、そろそろ嫌気がさしてきた
ライとスコッチはタバコと飲み物を買いにブースを離れて、今は二人だけになっている