喫茶店「ささめゆき」

亡き義姉から受け継いだ月音が店長をしており、店の奥には居住区域があり二階建て。
居住区域一階には狭めのリビングと風呂、脱衣所、台所、トイレがある。
居住区域二階には仏壇が置かれた姉の部屋と自室、二つの客間がある。

喫茶店区域はどことなくレトロな雰囲気の外観を持つ喫茶店。
中もどことなくレトロな雰囲気があるが、カウンター席は無くて少し多めにあるテーブルや椅子の数の関係か広く解放感がある。
玄関から入って奥の方の壁に、月が浮かぶ夜空に満開の桜が描かれた、大きな絵が飾られている。
喫茶店部分は見た目もだが中も少しレトロ風だが椅子とテーブルが少し多いので広め。

厨房は普通の喫茶店のものとそう変わらない。

父親兼オリジナルの士が仲間とともに世界を移動する際、光夏美の祖父、栄次郎が主人をしている光写真館と同じシステムがある。
そのため、世界を移動する際に月音とともに移動し、拠点兼生活費稼ぎのために利用する。
光写真館では背景ロールが新しい世界を示すものを出すと移動するが、「ささめゆき」では移動してから壁の絵が新しい世界を示すものになると違いが存在する。
絵は当時は仲間だった聖が写真に撮り、月音がアルバムとして保存している。
もう一つの違いとして、光写真館が既存の建物を一時的に写真館として書き換える事に対して、「ささめゆき」は建物がなかった場所に新しい店舗という形で出現する。

ささめゆきは「細雪」をひらがなにしたもので、先代店長である義理の姉が「細かな雪が降る中でも、ほっと一息つける場所になれるように」という願いをつけて「ささめゆき」という名前にした。
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