欲望と罪と世界
しばらくは攻撃されては弾きを繰り返し、フォトンダッシュの効果が切れそうになった頃。
その時は訪れた。
「月音!右だ!」
いつでも撃てるように集中していたディリンクは反射的に動く。
右へとライドブッカーの銃口を向け、地面へと銃撃を放つ。
と、チーターヤミーが思わず足を止めて姿を現す。
そこをヴァルツは見逃さなかった。
《ドゥンケル!バースト!》
ドゥンケルカプセルを読み込ませてから、チーターヤミーへと接近して羽交い締めする。
するとチーターヤミーの足元に無数の黒い大蛇の形をしたオーラが現れる。
大蛇達はチーターヤミーの体を這い上がり、締め上げて拘束する。
ドゥンケルカプセルを使用した、ヴァルツの拘束技────シャドーヴァイパーだ。
『足留めが成功したら次は拘束だ。私がウィザードにカメンライドを……』
『いや、それなら俺がやる。ヴァルツにも拘束技があるからな』
足留めの成功後の作戦。
それはチーターヤミーの拘束だった。
『……確かに私だと時間はかかるしな。椿、すまないが頼む』
『おう。で、その後は?』
『ああ、それは…』
ディリンクがフォームライドのカードを持ち、バックルを開く。
そこに装填しながら飛び上がり、閉じるとカードを認証しながらチーターヤミーへと向かっていき……。
その時は訪れた。
「月音!右だ!」
いつでも撃てるように集中していたディリンクは反射的に動く。
右へとライドブッカーの銃口を向け、地面へと銃撃を放つ。
と、チーターヤミーが思わず足を止めて姿を現す。
そこをヴァルツは見逃さなかった。
《ドゥンケル!バースト!》
ドゥンケルカプセルを読み込ませてから、チーターヤミーへと接近して羽交い締めする。
するとチーターヤミーの足元に無数の黒い大蛇の形をしたオーラが現れる。
大蛇達はチーターヤミーの体を這い上がり、締め上げて拘束する。
ドゥンケルカプセルを使用した、ヴァルツの拘束技────シャドーヴァイパーだ。
『足留めが成功したら次は拘束だ。私がウィザードにカメンライドを……』
『いや、それなら俺がやる。ヴァルツにも拘束技があるからな』
足留めの成功後の作戦。
それはチーターヤミーの拘束だった。
『……確かに私だと時間はかかるしな。椿、すまないが頼む』
『おう。で、その後は?』
『ああ、それは…』
ディリンクがフォームライドのカードを持ち、バックルを開く。
そこに装填しながら飛び上がり、閉じるとカードを認証しながらチーターヤミーへと向かっていき……。