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  • 呑気

    一ノ谷九郎(いちのたに くろう) 21歳 大学3年生
     東京の私立大の史学部で鎌倉エリアの歴史を研究している大学生。薄緑色の長髪が柳の葉のような細いポニテにまとめられている姿がかなりウケているらしく、キャンパスを適当に歩いているだけでとんでもない量の視線を集める。それくらいの美男子。周りの女子が九郎に夢中であることに気付いておきながら、本人はやはり静のことが大好き。
     夏は毎年実家がある平泉に帰る。高校時代バイトしていた食堂のだし巻きがお気に入り。趣味は読書、考え事、ランニング。子どもの頃からずば抜けて運動神経が良い。50mを6秒くらいで走る。持久力もかなりある。


    舞浜静(まいはま しずか) 22歳 大学4年生
     東京の私立大で服飾の勉強をしている。早いうちに内定を取ったので、卒論とバイト以外やることがほぼなく毎日夏休みのような気分で過ごしている。
     3年生の春に平泉を一人旅したときに偶然食堂で九郎と出会い、静に一目惚れした九郎の方から半ば強引に連絡先を交換しようと迫られた。静が東京に戻ってからも連絡を取っていたが、ある日突然東京で再会し、これはもう運命だろうということで同棲し始めた。静が通う大学と九郎の大学は少し遠い。
     趣味は裁縫、おしゃれ、ダンス。ギャルっぽい見た目だが常識人。一緒にいて楽しいタイプ。ザル。

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  • いい日

    式山紫乃(しきやま しの) 18歳 高校3年生

     私立の女子高に通う女学生。朗らかで常ににこにこしている感じの良い女の子。真面目で勤勉な優等生の顔を持ちながら、Web小説界のニューウェーブとしてもかなり注目されていて、小説サイトで連載している逆ハー恋愛小説が大人気。登場人物の複雑な関係、張り巡らされた伏線、天才的な文章力が読者を魅了している。書籍化の話を持ち掛けられているという噂も。
     趣味は読書、小説を書くこと、納緒子とお喋りをすること。プライベートで後々黒歴史になりそうな夢小説を書きがち。


    清原納緒子(きよはら なおこ) 22歳 大学4年生

     京都の名門女子大の文学部で古典語の研究をしている女子大生。
     必要なこと以外は口では喋らないが、文面になるとよく喋る。ラインやメールで長文を送ってくるタイプ。しかし一度口を開くと結構砕けた言葉遣いで色々喋ってくれる(仲が良ければ)。
     よく窓の外を見つめて黄昏ている。……のは見た目だけで、黄昏ている間も絶えず風景や道行く人に鋭い視線を向けて観察する癖がある。
     感性とその表現の仕方はかなり特徴的で、どこか人を惹きつけるような魅力がある。趣味は読者はがきを書くこと、エッセイ、お香集め。SNSで書いているエッセイや書評のその独特な表現と言い回しから「清原節」という言葉が密かに生まれている。

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