楽しい誕生日

拓也「え?学校帰りに?!」

藤井「ああ、チケットが手に入ったんだ榎木の誕生日祝もかねてさ、後藤達も行くし行こうぜ」

榎木「ゴンちゃんも!」

後藤「おー・・・(汗)」

榎木「ありがとう!帰ったら聞いてみるよ、たぶん行けると思うけど」

それじゃ、用事があるから先帰るね、と、拓也が学校を出直後

藤井「当日腹痛で宜しく」

後藤「お前・・・俺を拓也ホイホイに使うなよ」

ゴンちゃんが行くなら行くと言いそうなのでエサに使われた後藤だった







わざわざチケットまで用意してくれた、誕生日くらい子守を忘れて遊びに行こうぜ!と誘ってくれたことが嬉しくて

拓也「楽しみだなぁ~」

しかしこの誕生日企画に藤井の願望が詰め込まれていることを拓也は知らない







当日

拓也「藤井君ゴンちゃんからメールがあったよ、腹痛で来れないって」


藤井「ちなみに仁志も広瀬も予定入ったって」

学校から一度帰り駅にて集合だったがみんな都合が悪くなった

拓也「えええ!!!」

藤井「まぁ、俺達だけでも楽しんでこいと言ってくれてるし行こうぜ」

拓也「そうだね、お土産たくさん買わなきゃ」

みんなには悪いと思いつつもせっかくなんだしと楽しむことにした












普段子供達のお世話ばかり、だからこうしてハメを外すのも久しぶり!なにより好きな人と同じ時間を共有していることが嬉しい


藤井「榎木、ちょっと勝負しないか?」

榎木「何するの?」

藤井「次のアトラクションは射撃が出来るらしい、負けたら一人でメリーゴーランド乗って写真な」

拓也「ええ!無理だよ僕射撃下手だもん!」

藤井「大丈夫だって、ほら行くぞ!(写真撮る約束なんだ!)」

一緒に祝いたかった森口から拓也の写真メリーゴーランドに乗ってるとこ撮ってこい、それで諦めてやると言われたのだ

勿論ゲームなどをあまりしない拓也がこういったのが苦手なのも知ってる、点数でどっちが上か張り合うが藤井は己の腕に自信があるためハンデをつけてやる、俺様やっさしぃ~といざ勝負!


そして結果は


拓也「藤井くーん、こっち向いてー」←カメラ構え

藤井「(絶対むかねぇぇぇ!!!(怒))」

イケメン高校生が一人様メリーゴーランド、子供化指を指され大人からはヒソヒソと言われるが今の藤井は恥よりもハンデを付けると大見得切った自分に怒っていたとゆう








そしてたっぷり遊んだあとは

拓也「どこかで食べて帰ろうか?」

藤井「ああ、そのことだけど俺ら今日泊まりだからさ」

拓也「・・・え?」

藤井「この近くでホテル予約してあっから、おやじさんにも連絡済だし(みんなと一緒だと思ってるけど)」

拓也「えええ!!!」

藤井「まだまだ夜は長いんだし楽しもうぜ♪」

拓也「(なんで藤井くんが一番楽しそうなの?)」

藤井「榎木誕生日おめでとう」

拓也「!、ありがとう♪」

今年は好きな人と一緒にいられる素敵な誕生日になりました。


終わり



オマケ

ピローン

森口「お!拓也の写真来た!」
後藤「どれどれ」
広瀬「お?」

藤井:これで許せ

森口「・・・」
後藤「・・・」
広瀬「・・・」

メルヘン世界を回る藤井の画像は即消去されました。
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