時空渡りの姫は時空の神と出逢う
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亜夜視点
ーー何気ない日常を過ごしていた私に、非日常的な事が起こった。なんか、半透明なイケメンが私を見ているではないか。私ってば、なんかした?!
亜夜「ーー………」
めっちゃイケメン。この人、人間離れした顔立ちしてるのよね。あっ幽霊だから元人って事よね。
??『…貴女、私が見えるのですか?』
亜夜「~~~~!?!?」
イケメンな幽霊に声を掛けられ、声にならない悲鳴を上げながら私はその場から慌てるように家へ逃げた。半透明な彼が着いてきているとも知らずに。
亜夜「…今のイケメン、なんだったの??私ってば、霊感ないから見えない筈なんだけど…」
??『やはり、私が見えているのですね??貴女はやはり--』
私が勢い良く振り返ると、彼は微笑んでいた。くぅっ、キュンとしてしまったではないか。
亜夜「貴方は一体…」
何者??とは言えなかった。なんか、聞いちゃいけないようにも思えたから。しかし、彼はそんな事を気にする事もなく自己紹介してくれた。
??『申し遅れました。私は、時空の神・クロノス。貴女を迎えに参りました』
神様…クロノスが私の前に跪く。は??いやいやいや、あり得ないでしょ。と言うか、神が人に跪いちゃ駄目でしょ。
亜夜「…意味がわかりません。て言うか、幽霊が神を名乗るとは面白いけど、ナンパなら余所へ行って下さい。私は忙しいんです」
クロノス『ーー貴女を異世界にお連れする、と言っても??』
無視を決め込もうとした決意は、その言葉によって早くも崩れ去った。この神様、異世界って言ったよね??
亜夜「…異世界に??」
聞き間違えかもしれないから、一応聞き直してみる。彼…クロノスは柔らかい笑みを浮かべて私に頷いた。
クロノス『えぇ。貴女をお連れする為に、私は此処に居るのですから』
嘘っぽい。信じられる訳がない。異世界だなんてそんな…。簡単に行ける訳がないじゃない。
クロノス『此処で話しても信じて頂けないでしょう。どうぞ、私の住まう狭間にいらして下さい』
私の意思も聞かずに連れていかれる。いや、狭間ってなにさ。人の話くらい聞いてよ。
→
ーー何気ない日常を過ごしていた私に、非日常的な事が起こった。なんか、半透明なイケメンが私を見ているではないか。私ってば、なんかした?!
亜夜「ーー………」
めっちゃイケメン。この人、人間離れした顔立ちしてるのよね。あっ幽霊だから元人って事よね。
??『…貴女、私が見えるのですか?』
亜夜「~~~~!?!?」
イケメンな幽霊に声を掛けられ、声にならない悲鳴を上げながら私はその場から慌てるように家へ逃げた。半透明な彼が着いてきているとも知らずに。
亜夜「…今のイケメン、なんだったの??私ってば、霊感ないから見えない筈なんだけど…」
??『やはり、私が見えているのですね??貴女はやはり--』
私が勢い良く振り返ると、彼は微笑んでいた。くぅっ、キュンとしてしまったではないか。
亜夜「貴方は一体…」
何者??とは言えなかった。なんか、聞いちゃいけないようにも思えたから。しかし、彼はそんな事を気にする事もなく自己紹介してくれた。
??『申し遅れました。私は、時空の神・クロノス。貴女を迎えに参りました』
神様…クロノスが私の前に跪く。は??いやいやいや、あり得ないでしょ。と言うか、神が人に跪いちゃ駄目でしょ。
亜夜「…意味がわかりません。て言うか、幽霊が神を名乗るとは面白いけど、ナンパなら余所へ行って下さい。私は忙しいんです」
クロノス『ーー貴女を異世界にお連れする、と言っても??』
無視を決め込もうとした決意は、その言葉によって早くも崩れ去った。この神様、異世界って言ったよね??
亜夜「…異世界に??」
聞き間違えかもしれないから、一応聞き直してみる。彼…クロノスは柔らかい笑みを浮かべて私に頷いた。
クロノス『えぇ。貴女をお連れする為に、私は此処に居るのですから』
嘘っぽい。信じられる訳がない。異世界だなんてそんな…。簡単に行ける訳がないじゃない。
クロノス『此処で話しても信じて頂けないでしょう。どうぞ、私の住まう狭間にいらして下さい』
私の意思も聞かずに連れていかれる。いや、狭間ってなにさ。人の話くらい聞いてよ。
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