亜夜視点

ーー私は今、オカッパ隊長に敬礼している。赤い軍服に白のスカートを履いて。隣にはエロスマンじゃなくて、エルスマンだ。うひゃあ、楽しみだな♪

亜夜「本日、15:00付けでジュール隊に配属されました。亜夜・サクライです。宜しくお願い致します」

イザーク「あぁ、宜しく頼む。クロノスに頼まれたからな。なにかあれば聞いてくれ」

亜夜「わかった。イザーク、一人部屋にしてほしい。後は、次の配属先をミネルバにしてほしいな」

ディアッカ「来て早々移動の話はないだろ??まぁ、亜夜らしいけど」

苦笑混じりに言われ、ぷくっと頬を膨らます。拗ねちゃうもん。

イザーク「もう少し大人になったらどうだ。…軍人をやりながらもう１つの仕事もやると聞いた時はなにを考えているんだと思った事もあったが、今は少し落ち着いてきているな」

亜夜「まぁね。確か、明後日リリースされるはず。私の曲」

ネットで流していたのをレコード会社の人が聞いたのね。デビューしないかと言われて顔は一切出さないと言ってデビューしたのが経緯なの。デビュー曲は、この話の最初のオープニング、"ignited"。T.M.Revolution西川さんの曲をカバーさせて貰ったものを。

亜夜「私の歌が流れるなんて、不思議でしようがないわ」

あぁ、ミーアの静かな夜にが流れてる。ラクスはアップテンポの曲は歌わないのに。あの人はなにを考えて居るのかしら??…近々休暇を貰ってオーブに行かなきゃ。移動するなら後半、ハイネと同じ時期が良いかな。それまではこの艦でお世話になろう。住み心地良さそうだし。あっでも、ミーアと一緒にミネルバが完成したからそれを祝うのにライブするから、一度プラントに戻ってこいってマネージャーに言われたんだった。顔出さないって言ったのに。こんな仕事を取ってきて。メイクしてウィッグ着けなきゃ。

イザーク「近々、プラントに一度戻ろうと思うが。その時に降りるか??」

亜夜「良いの??ありがとう。助かるわ。途中でエネルギー切れちゃったら困るからね。私のコレー」

ガンダムの名付け親はクロノスなのよね。ギリシャ神話に出てくる春の女神・コレー。またの名を冥界の女王・ペルセフォネ。ハーデスの嫁の名前を付けるとは、どう言う事なんだろう??豊穣の女神・デメテルでも良かったのに。

イザーク「部屋は俺の隣だから、なにかあれば言うんだぞ??」

亜夜「はぁい♪ふふっ、これから一波乱あるのかしら??」

荷物を持ち、隣の部屋に移動する。さてさて、荷物を片付けてしますか。

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(イザーク、夜這いかけて良い??)
(良い訳ないだろう‼)
(怒られちった…)