テニスの王子様の世界
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亜夜視点
--景吾さんは溜息を吐きつつ、私の隣に座る。婚約者、と言った彼女は多分…公にされてないのなら、勝手に言ってるだけなのだろうな。何処かの財閥のお嬢様、とかなのかはわからないけど。
跡部「俺の婚約者と名乗った奴には、心当たりがある。彼奴とはそう言う関係じゃねぇから、放っておいてくれ。俺から言い聞かす。…亜夜になにもなかったなら、それで良いんだ」
亜夜「景吾さん、今までなにかあったのですか??此処の部員を見る限り、徹底して女性マネージャーを入れないようにしているように感じました」
二年生と三年生は苦笑いと言うか、なんとも言えない顔をしている。やっぱり、なにかあったのね。景吾さんはぽつぽつと話し始めてくれた。
跡部「俺がまだ二年の時だ。三年生でマネージャーをしてた先輩が居たんだが…、誰かはわからねぇが嫌がらせを受けていたんだ。犯人はわからねぇまま、先輩は部活を辞めて、一年生部員にマネージャー業をさせるようになったんだ」
ふむふむ、私も嫌がらせを受ける可能性があるのね。でも、他の部活に今更入れないし。景吾さんも頭を抱えてしまう訳ね。でも、私は其処まで柔な女じゃないのよね。
亜夜「景吾さん、単刀直入に言います。私が猫を被ってるのはご存じですよね??」
景吾さんはキョトンとした顔を一瞬見せたけど、すぐに笑い始めた。
跡部「何を言うのかと思えば。普段は敬語なんて使わねぇんだろ??所々本音が漏れてたからな」
あらやだ。私ってば、やらかしちゃってたのね。なら話は早いわ。
亜夜「その女性マネージャーが受けてた嫌がらせがどんなものかは知らないけれど、…楽しませてくれないかしら??」
忍足「なんや、櫻井さん。今の方が活き活きとしとんな。さっきまでのも悪くはないけど、今の方が好感持てるわ」
亜夜「本当??じゃあ、部活だけ猫を被るのは辞めようかしら。なにかとあれの方が都合良かったりするのよね…。先生方への印象は良くしておかないとだし」
まだまだこれからの学校生活を楽しみたいし。嫌がらせがなんて、どの程度なのか見極めようじゃない。景吾さんの婚約者発言の彼女の事も、ついでになんとかしてあげたいな…。本当に困ってるみたいだし。これから私のする事には、多少は目を瞑って下さいね、景吾さん。
→
--景吾さんは溜息を吐きつつ、私の隣に座る。婚約者、と言った彼女は多分…公にされてないのなら、勝手に言ってるだけなのだろうな。何処かの財閥のお嬢様、とかなのかはわからないけど。
跡部「俺の婚約者と名乗った奴には、心当たりがある。彼奴とはそう言う関係じゃねぇから、放っておいてくれ。俺から言い聞かす。…亜夜になにもなかったなら、それで良いんだ」
亜夜「景吾さん、今までなにかあったのですか??此処の部員を見る限り、徹底して女性マネージャーを入れないようにしているように感じました」
二年生と三年生は苦笑いと言うか、なんとも言えない顔をしている。やっぱり、なにかあったのね。景吾さんはぽつぽつと話し始めてくれた。
跡部「俺がまだ二年の時だ。三年生でマネージャーをしてた先輩が居たんだが…、誰かはわからねぇが嫌がらせを受けていたんだ。犯人はわからねぇまま、先輩は部活を辞めて、一年生部員にマネージャー業をさせるようになったんだ」
ふむふむ、私も嫌がらせを受ける可能性があるのね。でも、他の部活に今更入れないし。景吾さんも頭を抱えてしまう訳ね。でも、私は其処まで柔な女じゃないのよね。
亜夜「景吾さん、単刀直入に言います。私が猫を被ってるのはご存じですよね??」
景吾さんはキョトンとした顔を一瞬見せたけど、すぐに笑い始めた。
跡部「何を言うのかと思えば。普段は敬語なんて使わねぇんだろ??所々本音が漏れてたからな」
あらやだ。私ってば、やらかしちゃってたのね。なら話は早いわ。
亜夜「その女性マネージャーが受けてた嫌がらせがどんなものかは知らないけれど、…楽しませてくれないかしら??」
忍足「なんや、櫻井さん。今の方が活き活きとしとんな。さっきまでのも悪くはないけど、今の方が好感持てるわ」
亜夜「本当??じゃあ、部活だけ猫を被るのは辞めようかしら。なにかとあれの方が都合良かったりするのよね…。先生方への印象は良くしておかないとだし」
まだまだこれからの学校生活を楽しみたいし。嫌がらせがなんて、どの程度なのか見極めようじゃない。景吾さんの婚約者発言の彼女の事も、ついでになんとかしてあげたいな…。本当に困ってるみたいだし。これから私のする事には、多少は目を瞑って下さいね、景吾さん。
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