巨蟹宮での生活
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??視点
ーーこの世に生を受けたのは、どのくらい振りだろうか。もう、長い間離れて居たから。…異世界に生を受けたのに、どうしてまたこの世界に…。
「ーーこうして、貴女に直接会うのは…神話の時代以来ですね」
サーシャ「…そうですね。彩月さんは、今…」
「彩月なら、私の中で眠っています。…そんな怖い顔をなさらないで??良い男が台無しですよ??」
睨まれてはないようだけれど、不機嫌ですと顔に書いてある。彼には申し訳ないが、話を進めさせて貰おう。聖域に居る他の黄金聖闘士も、集まった事だし。
「初めまして。私は、春の女神・コレー。アテナ、貴女にお願いがあり、こうして参りました」
サーシャ「…彩月さんの事、ですね」
「えぇ。教皇やアテナ、蟹座の黄金聖闘士は彩月に聞いているとは思いますが、この身体…正確には小宇宙ですね。小宇宙に数段階にわけて鍵を掛けてあります。今は白銀聖闘士程の小宇宙ですが、後2段階鍵が外れれば女神としての小宇宙が目覚めるでしょう」
私の言葉に驚く聖闘士たち。そんな中疑問を持ち掛けたのは、獅子座だった。
レグルス「最初の段階は、いつ頃外れたの??」
シジフォス「レグルス、相手は女神だ。もっと言葉を…」
「構いません。私は、貴方たちの女神ではありませんから。ーー神に会ったから、ですね。最も、夢でですが」
…本当は現実でだけど、言うべきではない気がする。
サーシャ「神に会った??その神とは…」
「ゴメンなさい。彩月が会っただけで、私が会った訳ではないのです。その頃の私は、まだ彩月の中で眠って居たから。…その加減で私が目覚め、今はこうして貴女に会いに来た訳です。私が目覚めた事で、彩月に辛い想いをさせたくはないので」
ハーデス様の事で煩うのは、私だけで良いから。
サーシャ「コレー、貴女が目覚めたと言う事はあの神も…??」
「いえ、おそらくはまだだと。あの方が目覚めれば、日蝕になる筈ですから。…でも、近いかも知れません。私が目覚めてしまって居るので」
お祖父様、コレーはどうすれば良いのでしょうか??彩月の思うがまま進んで良いと思われますか??
「ーー春は、また隠れなければいけないのですね」
サーシャ「…コレー??」
アテナの呼び掛けになんでもないと答え、彩月の事を頼み私は意識の一番奥に戻っていく。…ハーデス様…。
→
(私は貴方に会いたいけれど、会えないのです)
(…コレー、貴女の悲しそうな小宇宙を感じます)
ーーこの世に生を受けたのは、どのくらい振りだろうか。もう、長い間離れて居たから。…異世界に生を受けたのに、どうしてまたこの世界に…。
「ーーこうして、貴女に直接会うのは…神話の時代以来ですね」
サーシャ「…そうですね。彩月さんは、今…」
「彩月なら、私の中で眠っています。…そんな怖い顔をなさらないで??良い男が台無しですよ??」
睨まれてはないようだけれど、不機嫌ですと顔に書いてある。彼には申し訳ないが、話を進めさせて貰おう。聖域に居る他の黄金聖闘士も、集まった事だし。
「初めまして。私は、春の女神・コレー。アテナ、貴女にお願いがあり、こうして参りました」
サーシャ「…彩月さんの事、ですね」
「えぇ。教皇やアテナ、蟹座の黄金聖闘士は彩月に聞いているとは思いますが、この身体…正確には小宇宙ですね。小宇宙に数段階にわけて鍵を掛けてあります。今は白銀聖闘士程の小宇宙ですが、後2段階鍵が外れれば女神としての小宇宙が目覚めるでしょう」
私の言葉に驚く聖闘士たち。そんな中疑問を持ち掛けたのは、獅子座だった。
レグルス「最初の段階は、いつ頃外れたの??」
シジフォス「レグルス、相手は女神だ。もっと言葉を…」
「構いません。私は、貴方たちの女神ではありませんから。ーー神に会ったから、ですね。最も、夢でですが」
…本当は現実でだけど、言うべきではない気がする。
サーシャ「神に会った??その神とは…」
「ゴメンなさい。彩月が会っただけで、私が会った訳ではないのです。その頃の私は、まだ彩月の中で眠って居たから。…その加減で私が目覚め、今はこうして貴女に会いに来た訳です。私が目覚めた事で、彩月に辛い想いをさせたくはないので」
ハーデス様の事で煩うのは、私だけで良いから。
サーシャ「コレー、貴女が目覚めたと言う事はあの神も…??」
「いえ、おそらくはまだだと。あの方が目覚めれば、日蝕になる筈ですから。…でも、近いかも知れません。私が目覚めてしまって居るので」
お祖父様、コレーはどうすれば良いのでしょうか??彩月の思うがまま進んで良いと思われますか??
「ーー春は、また隠れなければいけないのですね」
サーシャ「…コレー??」
アテナの呼び掛けになんでもないと答え、彩月の事を頼み私は意識の一番奥に戻っていく。…ハーデス様…。
→
(私は貴方に会いたいけれど、会えないのです)
(…コレー、貴女の悲しそうな小宇宙を感じます)