巨蟹宮での生活
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彩月視点
ーーあの日から、お兄ちゃんの態度が少し可笑しい。なんて説明したら良いかな。いつも通りなんだけど、なんか…少しよそよそしい。うん、そんな感じ。
彩月「ーーセージ、マニゴルドがよそよそしいの。いつもより優しい、気もするし。可笑しい」
妹を甘やかしすぎてこうなった??いや、ないわ。お兄ちゃんに限って。…お兄ちゃん、だもんね。あぁ、もう!!なんでモヤモヤすんの!?意味わかんない!!
セージ「ーーまさか…」
彩月「セージ、なにかわかったの??」
セージ「なんでもない。きにするな」
なんでもないって、そんなぁ…。
彩月「あぁもう!!部屋に帰るね。ちょっと掃除でもして、頭冷やしてくる」
十二宮を駆け降り、巨蟹宮に着いた。お兄ちゃんは、ロドリオ村に出掛けているから居ない。
彩月「はぁ…。考えてみたら、マニゴルドも男なのよね…当たり前だけど」
いや、忘れていた訳じゃないよ??ただ…お兄ちゃんとしてしか見てなかったなと思った。うん、男として見れるか。見れない事はない。でもなぁ…。
彩月「今更じゃない??いや、まだ間に合うか」
「ーーなにが間に合うんだ??」
彩月「それはーー」
言いかけて止める。ん??誰と話しているの??後ろを振り返ると、マニゴルドが立っていた。
彩月「おかえりなさい、お兄ちゃん」
マニゴルド「…おう。で??なにが間に合うんだ??」
彩月「秘密ですー。なにしに行ってたの??」
話を逸らすように問い掛けると、散歩に行ったとだけ返ってきた。
彩月「散歩って珍しい。たまには候補生を見に行ったら??ぁ、私が見てほしいのもあるけど」
マニゴルド「んじゃあ、明日の午後から見てやるよ。積尸気の威力もついでにな」
今まで頼んでも見てくれなかったお兄ちゃんが、かなり珍しいんだけど。
彩月「お兄ちゃんが優しいとか、明日は雨かも。ーーなんてね。素直に嬉しい♪」
るんるんしながらおやつを準備する。アップルパイを作ってみたけど、形が歪に。味は保証されてるけど。
彩月「うぅ…。味は大丈夫だからね。味見したから」
マニゴルド「甘いな…」
そこまで甘くした覚えはないけど。…まぁ、良いかな。
→
(お兄ちゃん、この後少し出掛けるね)
(俺も付いてく)
ーーあの日から、お兄ちゃんの態度が少し可笑しい。なんて説明したら良いかな。いつも通りなんだけど、なんか…少しよそよそしい。うん、そんな感じ。
彩月「ーーセージ、マニゴルドがよそよそしいの。いつもより優しい、気もするし。可笑しい」
妹を甘やかしすぎてこうなった??いや、ないわ。お兄ちゃんに限って。…お兄ちゃん、だもんね。あぁ、もう!!なんでモヤモヤすんの!?意味わかんない!!
セージ「ーーまさか…」
彩月「セージ、なにかわかったの??」
セージ「なんでもない。きにするな」
なんでもないって、そんなぁ…。
彩月「あぁもう!!部屋に帰るね。ちょっと掃除でもして、頭冷やしてくる」
十二宮を駆け降り、巨蟹宮に着いた。お兄ちゃんは、ロドリオ村に出掛けているから居ない。
彩月「はぁ…。考えてみたら、マニゴルドも男なのよね…当たり前だけど」
いや、忘れていた訳じゃないよ??ただ…お兄ちゃんとしてしか見てなかったなと思った。うん、男として見れるか。見れない事はない。でもなぁ…。
彩月「今更じゃない??いや、まだ間に合うか」
「ーーなにが間に合うんだ??」
彩月「それはーー」
言いかけて止める。ん??誰と話しているの??後ろを振り返ると、マニゴルドが立っていた。
彩月「おかえりなさい、お兄ちゃん」
マニゴルド「…おう。で??なにが間に合うんだ??」
彩月「秘密ですー。なにしに行ってたの??」
話を逸らすように問い掛けると、散歩に行ったとだけ返ってきた。
彩月「散歩って珍しい。たまには候補生を見に行ったら??ぁ、私が見てほしいのもあるけど」
マニゴルド「んじゃあ、明日の午後から見てやるよ。積尸気の威力もついでにな」
今まで頼んでも見てくれなかったお兄ちゃんが、かなり珍しいんだけど。
彩月「お兄ちゃんが優しいとか、明日は雨かも。ーーなんてね。素直に嬉しい♪」
るんるんしながらおやつを準備する。アップルパイを作ってみたけど、形が歪に。味は保証されてるけど。
彩月「うぅ…。味は大丈夫だからね。味見したから」
マニゴルド「甘いな…」
そこまで甘くした覚えはないけど。…まぁ、良いかな。
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(お兄ちゃん、この後少し出掛けるね)
(俺も付いてく)