巨蟹宮での生活
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彩月視点
ーー調理人から食材を貰い、私の部屋でお兄ちゃんのご飯を作ってあげた。美味しいって誉めてくれるお兄ちゃんに笑みを返し、私はセージの所に。
彩月「こんばんは、セージ。サーシャに誘われて、お夕飯を食べに来たのだけど。サーシャは居るかしら??」
セージ「もうすぐ来る筈だ。もう少し待って差し上げてくれ」
彩月「わかったわ。そう言えば、セージとお兄ちゃんなんか込み入った話してたみたいだったけど。どうかしたの??」
そうなのだ。私がサーシャとのお茶を済ませて戻ると、2人が話し込んでいた。私の姿を見て終わらせたようにも見えたから、なんとなく訪ねてみる。
セージ「ーー心配せずとも良い。ちょっと任務の事を話していたのだ」
彩月「そう??なら良いのだけど。皆が無理しないか心配だわ。私が居るだけで、迷惑掛けているのに。無理して倒れないと良いけれど」
セージ「無理はしていないし、迷惑だとは思っていない。アテナの頼みもあるが、彩月は皆に好かれている。自信を持って、此処に居なさい」
彩月「ありがとう、セージ。貴方やハクレイと居ると、父と過ごしているようだわ」
マニゴルド「ーー俺が兄貴なのは納得出来ねぇけどな」
あら、いつの間に。
彩月「どうかしたの??お兄ちゃん」
マニゴルド「どうしたもこうしたも。あの部屋に長時間居るのは苦痛だわ」
ーー確かに。お人形がいっぱいあるし、白を基調とした飾り付けだからだろう。どちらかと言えば黒の方が落ち着くのもあるけど。
彩月「男性には長時間お人形と一緒に居るのは無理よね。お兄ちゃん、先に帰ってる??時間次第では今日は此方に泊まるし。女官長が昨日掃除してくれたらしいから、今日1日くらいなら寝られるしね」
マニゴルド「いや、帰るは帰る。終わったら言えよ。迎えに来てやっから」
彩月「うん♪ありがとう、お兄ちゃん♡」
私に世話を焼いてくれるお兄ちゃん。私が世話をする側なのにね。私にも困ったものだ。ぇ、自分で言うな??はい、すみません。
セージ「ーーあのマニゴルドが。もとより面倒見は良さそうだったが…」
セージの苦笑に私も苦笑を漏らす。お兄ちゃんは私にだけ優しいんだから。役得でしょ??
→
(お待たせしました。食べましょうか)
(そうね。お腹すいたし)
ーー調理人から食材を貰い、私の部屋でお兄ちゃんのご飯を作ってあげた。美味しいって誉めてくれるお兄ちゃんに笑みを返し、私はセージの所に。
彩月「こんばんは、セージ。サーシャに誘われて、お夕飯を食べに来たのだけど。サーシャは居るかしら??」
セージ「もうすぐ来る筈だ。もう少し待って差し上げてくれ」
彩月「わかったわ。そう言えば、セージとお兄ちゃんなんか込み入った話してたみたいだったけど。どうかしたの??」
そうなのだ。私がサーシャとのお茶を済ませて戻ると、2人が話し込んでいた。私の姿を見て終わらせたようにも見えたから、なんとなく訪ねてみる。
セージ「ーー心配せずとも良い。ちょっと任務の事を話していたのだ」
彩月「そう??なら良いのだけど。皆が無理しないか心配だわ。私が居るだけで、迷惑掛けているのに。無理して倒れないと良いけれど」
セージ「無理はしていないし、迷惑だとは思っていない。アテナの頼みもあるが、彩月は皆に好かれている。自信を持って、此処に居なさい」
彩月「ありがとう、セージ。貴方やハクレイと居ると、父と過ごしているようだわ」
マニゴルド「ーー俺が兄貴なのは納得出来ねぇけどな」
あら、いつの間に。
彩月「どうかしたの??お兄ちゃん」
マニゴルド「どうしたもこうしたも。あの部屋に長時間居るのは苦痛だわ」
ーー確かに。お人形がいっぱいあるし、白を基調とした飾り付けだからだろう。どちらかと言えば黒の方が落ち着くのもあるけど。
彩月「男性には長時間お人形と一緒に居るのは無理よね。お兄ちゃん、先に帰ってる??時間次第では今日は此方に泊まるし。女官長が昨日掃除してくれたらしいから、今日1日くらいなら寝られるしね」
マニゴルド「いや、帰るは帰る。終わったら言えよ。迎えに来てやっから」
彩月「うん♪ありがとう、お兄ちゃん♡」
私に世話を焼いてくれるお兄ちゃん。私が世話をする側なのにね。私にも困ったものだ。ぇ、自分で言うな??はい、すみません。
セージ「ーーあのマニゴルドが。もとより面倒見は良さそうだったが…」
セージの苦笑に私も苦笑を漏らす。お兄ちゃんは私にだけ優しいんだから。役得でしょ??
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(お待たせしました。食べましょうか)
(そうね。お腹すいたし)