双児宮での生活
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彩月視点
ーー翌日。私はアスプロスに技を教えて貰うついでに、デフテロスの事を許して貰おうと思った。…けど、甘かったかな。
彩月「ーーアスプロスの鬼ぃ…」
アスプロス「なんとでも言え。技を見て覚えたのだろう。ーーギリシャ語も覚えようとしていたのではなかったのか??」
今、何故かギリシャ語を見て貰っている。…そうなんだけど、アスプロスの教え方はわかるけど間違えると怒られるんだよね。…ちくせう…。
彩月「ーーアスプロス、弟の事なんだけどね。私の好きにさせてくれないかしら??」
私の台詞にピクッと動いた。…ん~、微妙か??
彩月「今まで好きにさせてたんだから、そのまま好きにさせておいてほしかったわ」
アスプロス「ーーだからだ。彼奴にあまりに関わりすぎだ。…彩月は今は俺の物だ」
物扱いですか、コノヤロー。とか頭の片隅で思っていたら、後ろからフワッと抱き締められた。
彩月「ーーアスプロス、勉強できない」
アスプロス「…慌てないのだな、面白味のない」
ーー面白味なくて上等。かなり慌ててるわよっ!!脳内ではもの凄く!!イケメンにこんな事されたら尚更っ!!お花畑状態だよっ!!
彩月「アスプロスはこんな事をしないと思ってたのだけど??」
だって、ねぇ??損得とかで動いてそうな人が、私みたいなのとこんな事をしても損にしかならないのに。私になにかあるなら、別だけど。…でも、考え方によってはあるのかもしれないわね。私になにかが。
アスプロス「甘く見て貰っては困る。俺も男なのだからな…」
それはそうだ。そうじゃなければこんなにドキドキしないわ。
彩月「まだ離してはくれないの??」
アスプロス「ーー仕方ない」
そう言うと、私の前髪をかき分け額にチュッとキスをする。
彩月「ーーっ!!??」
アスプロス「…やっと反応したか。顔が赤いぞ??」
クツクツ笑いながらリビングを出ていったアスプロス。
彩月「………。…なんでこうなるのよ…」
机に突っ伏し足をじたばたさせる。心臓が破裂するんじゃないかと思うくらいドキドキした。イケメンはなにをしても心臓に悪い。もう、なんとかしてほしいわ。
→
(心臓飛び出たら責任取って貰わなきゃね)
(さっきの反応は良かった。…またやってみるか)
(…彩月。お前は俺とアスプロス、どっちを選ぶんだ…)
ーー翌日。私はアスプロスに技を教えて貰うついでに、デフテロスの事を許して貰おうと思った。…けど、甘かったかな。
彩月「ーーアスプロスの鬼ぃ…」
アスプロス「なんとでも言え。技を見て覚えたのだろう。ーーギリシャ語も覚えようとしていたのではなかったのか??」
今、何故かギリシャ語を見て貰っている。…そうなんだけど、アスプロスの教え方はわかるけど間違えると怒られるんだよね。…ちくせう…。
彩月「ーーアスプロス、弟の事なんだけどね。私の好きにさせてくれないかしら??」
私の台詞にピクッと動いた。…ん~、微妙か??
彩月「今まで好きにさせてたんだから、そのまま好きにさせておいてほしかったわ」
アスプロス「ーーだからだ。彼奴にあまりに関わりすぎだ。…彩月は今は俺の物だ」
物扱いですか、コノヤロー。とか頭の片隅で思っていたら、後ろからフワッと抱き締められた。
彩月「ーーアスプロス、勉強できない」
アスプロス「…慌てないのだな、面白味のない」
ーー面白味なくて上等。かなり慌ててるわよっ!!脳内ではもの凄く!!イケメンにこんな事されたら尚更っ!!お花畑状態だよっ!!
彩月「アスプロスはこんな事をしないと思ってたのだけど??」
だって、ねぇ??損得とかで動いてそうな人が、私みたいなのとこんな事をしても損にしかならないのに。私になにかあるなら、別だけど。…でも、考え方によってはあるのかもしれないわね。私になにかが。
アスプロス「甘く見て貰っては困る。俺も男なのだからな…」
それはそうだ。そうじゃなければこんなにドキドキしないわ。
彩月「まだ離してはくれないの??」
アスプロス「ーー仕方ない」
そう言うと、私の前髪をかき分け額にチュッとキスをする。
彩月「ーーっ!!??」
アスプロス「…やっと反応したか。顔が赤いぞ??」
クツクツ笑いながらリビングを出ていったアスプロス。
彩月「………。…なんでこうなるのよ…」
机に突っ伏し足をじたばたさせる。心臓が破裂するんじゃないかと思うくらいドキドキした。イケメンはなにをしても心臓に悪い。もう、なんとかしてほしいわ。
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(心臓飛び出たら責任取って貰わなきゃね)
(さっきの反応は良かった。…またやってみるか)
(…彩月。お前は俺とアスプロス、どっちを選ぶんだ…)