金牛宮での生活
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彩月視点
ーー倒れた翌日。朝食終わってからお菓子作りを開始した。アルデバランは午後から執務当番らしく、今は候補生たちを見に行っている。テネオたちも行ってしまった。
彩月「苺のタルトにしようかな。甘さ控えめにして。各宮にわけた方が良いかな??」
1人でも食べきれるサイズの。アルデバランだけに配らせるのは悪いから、私も配らないと。そうとなったら、急いで作らなきゃ!!
彩月「ーー教皇の間には大きいのを持っていって貰って、各宮には小さいのでしょ??此処にも大きいのを置いておいて。…ギリギリ完成!!」
数が多かったから大変だったけど、なんとかなったわ。
アルデバラン「菓子を作ると言っていたが出来たのか??」
彩月「ちょうど出来た所よ。アルデバランには申し訳ないけれど、各宮に配って貰える??私も配りに行くけど」
近場の宮になら行けるし。白羊宮と双児宮だけにしようかな。お兄ちゃんの所には今度遊びに行こう。
彩月「巨蟹宮から教皇の間までお願いしたいのだけど、大丈夫??」
アルデバラン「それくらい大丈夫だ。…では、行ってくる」
彩月「行ってらっしゃい」
箱を1つ持ち、白羊宮に降りていく。小宇宙で連絡を取ると、プライベートルームの方に居ると教えてくれた。タルトの箱を渡し、急いで金牛宮に戻り今度は双児宮に向かう。アスプロスは確か教皇の間に居る筈。…デフテロスが居るかどうかだけ。
彩月「ーー居ないのかしら??せっかく会いに来たのに」
デフテロス「俺に会いに来なくとも良いんじゃないか??」
彩月「そうはいかないわ。貴方に食べて貰おうと苺タルト焼いたのに。食べてくれなきゃ困るわ」
後ろから聞こえた声に返すと、クツクツと笑われた。
デフテロス「可笑しな女だ。アスプロスが手を焼く筈だ」
彩月「それほど焼かせた覚えはないのだけど。来月には焼いて貰おうかしら??」
そう言うとデフテロスはもっと笑い出した。
彩月「笑ってないで食べてくれる??言っておくけど、貴方にもして貰うんだから」
デフテロス「いや、俺は…」
彩月「勿論、アスプロスが居ない時にね」
なんて笑いながら言うと、デフテロスに苦笑で返された。話してみると、やっぱり好きだわ、デフテロスの事。
→
(私、好きよ。デフテロスみたいな人)
(俺も気に入った。彩月の事。ーー美味いな、これ)
(良かった。甘さ控えめにしてあるの)
ーー倒れた翌日。朝食終わってからお菓子作りを開始した。アルデバランは午後から執務当番らしく、今は候補生たちを見に行っている。テネオたちも行ってしまった。
彩月「苺のタルトにしようかな。甘さ控えめにして。各宮にわけた方が良いかな??」
1人でも食べきれるサイズの。アルデバランだけに配らせるのは悪いから、私も配らないと。そうとなったら、急いで作らなきゃ!!
彩月「ーー教皇の間には大きいのを持っていって貰って、各宮には小さいのでしょ??此処にも大きいのを置いておいて。…ギリギリ完成!!」
数が多かったから大変だったけど、なんとかなったわ。
アルデバラン「菓子を作ると言っていたが出来たのか??」
彩月「ちょうど出来た所よ。アルデバランには申し訳ないけれど、各宮に配って貰える??私も配りに行くけど」
近場の宮になら行けるし。白羊宮と双児宮だけにしようかな。お兄ちゃんの所には今度遊びに行こう。
彩月「巨蟹宮から教皇の間までお願いしたいのだけど、大丈夫??」
アルデバラン「それくらい大丈夫だ。…では、行ってくる」
彩月「行ってらっしゃい」
箱を1つ持ち、白羊宮に降りていく。小宇宙で連絡を取ると、プライベートルームの方に居ると教えてくれた。タルトの箱を渡し、急いで金牛宮に戻り今度は双児宮に向かう。アスプロスは確か教皇の間に居る筈。…デフテロスが居るかどうかだけ。
彩月「ーー居ないのかしら??せっかく会いに来たのに」
デフテロス「俺に会いに来なくとも良いんじゃないか??」
彩月「そうはいかないわ。貴方に食べて貰おうと苺タルト焼いたのに。食べてくれなきゃ困るわ」
後ろから聞こえた声に返すと、クツクツと笑われた。
デフテロス「可笑しな女だ。アスプロスが手を焼く筈だ」
彩月「それほど焼かせた覚えはないのだけど。来月には焼いて貰おうかしら??」
そう言うとデフテロスはもっと笑い出した。
彩月「笑ってないで食べてくれる??言っておくけど、貴方にもして貰うんだから」
デフテロス「いや、俺は…」
彩月「勿論、アスプロスが居ない時にね」
なんて笑いながら言うと、デフテロスに苦笑で返された。話してみると、やっぱり好きだわ、デフテロスの事。
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(私、好きよ。デフテロスみたいな人)
(俺も気に入った。彩月の事。ーー美味いな、これ)
(良かった。甘さ控えめにしてあるの)