白羊宮での生活
お名前変更
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
シオン視点
ーー彩月とユズリハが出ていった後、私は師と込み入った話をする事となった。まだわからないが、そろそろ冥闘士たちが動き出す頃だろうと。後は彩月の話になった。
ハクレイ「お主たちは彩月の事をどの程度聞いておる」
シオン「どの程度と申されましても。アテナのご友人で小宇宙に目覚めている女性で、聖域に招待したいと。そして、時空の神・クロノスの加護を受けているくらいしか…」
ハクレイ「それを聞いて反対せなんだのか??」
ーー反対の声は確かに上がった。いくらアテナのご友人であっても、聖域に呼ぶなどと。しかも神であるクロノスの加護を受けている等信じられなかった。しかし、教皇は反対どころか賛成していて此方が驚かされたくらいだったが。なにか訳があるのだろうと納得はしたが、一体なにが。
ハクレイ「ふむ。セージの説明の仕方も中々のものじゃな。シオンよ、これから話す事は他言無用。誰にも漏らさぬと誓えるか。アテナと儂・セージしか知らぬ。ましてや本人である彩月にも話しておらぬ事なのじゃからな」
彩月も知らない彩月の事??どう言う事だ??
シオン「ーーこのシオン、アテナの名の元に誓います」
ハクレイ「良く言った!!儂の弟子なだけある。ーー彩月は此処とは違う世界から来ておるのじゃ。クロノスの力によってな」
此処とは違う世界??そんな馬鹿な話が…。いや、師がこのような嘘を付く筈がない。本当の事なのだろう。
ハクレイ「何故、この世界に来れたのか。普通の娘では持ち得ぬ小宇宙を持っておったからじゃ」
シオン「その小宇宙とは、一体…」
ハクレイ「ーー女神の小宇宙じゃよ」
女神の小宇宙!?!?
シオン「その女神とは、一体誰なのですか」
ハクレイ「春の女神・コレー。ゼウスとデメテルの娘じゃ」
シオン「っ!!」
だからか。春の陽射しのように暖かな小宇宙を感じるのは。
シオン「ですが、コレーと言えば…」
ハクレイ「まだ女神として目覚めておらぬのだ。クロノスが言うておった。まだハーデスに渡す訳には行かぬと。争いを好まぬあの女神を、渡してしまえば終わりじゃとな」
彩月を巻き込むのは避けたい。あの笑顔を曇らせるのはだけは…。
ハクレイ「ーーコレーとして目覚めたとしても、主人格は彩月じゃろうから問題はないじゃろう。話は以上じゃ」
彩月たちが戻って来るだろうと言う事で話を切った。するとちょうど彩月たちが話をしながら帰ってきた。
→
(あの優しい笑顔を守って見せる)
(ただいま、ハクレイ・シオン)
(シオン様、シオン様は姉様の事をどう思っておいでですか??)
(なっ…!?)
ーー彩月とユズリハが出ていった後、私は師と込み入った話をする事となった。まだわからないが、そろそろ冥闘士たちが動き出す頃だろうと。後は彩月の話になった。
ハクレイ「お主たちは彩月の事をどの程度聞いておる」
シオン「どの程度と申されましても。アテナのご友人で小宇宙に目覚めている女性で、聖域に招待したいと。そして、時空の神・クロノスの加護を受けているくらいしか…」
ハクレイ「それを聞いて反対せなんだのか??」
ーー反対の声は確かに上がった。いくらアテナのご友人であっても、聖域に呼ぶなどと。しかも神であるクロノスの加護を受けている等信じられなかった。しかし、教皇は反対どころか賛成していて此方が驚かされたくらいだったが。なにか訳があるのだろうと納得はしたが、一体なにが。
ハクレイ「ふむ。セージの説明の仕方も中々のものじゃな。シオンよ、これから話す事は他言無用。誰にも漏らさぬと誓えるか。アテナと儂・セージしか知らぬ。ましてや本人である彩月にも話しておらぬ事なのじゃからな」
彩月も知らない彩月の事??どう言う事だ??
シオン「ーーこのシオン、アテナの名の元に誓います」
ハクレイ「良く言った!!儂の弟子なだけある。ーー彩月は此処とは違う世界から来ておるのじゃ。クロノスの力によってな」
此処とは違う世界??そんな馬鹿な話が…。いや、師がこのような嘘を付く筈がない。本当の事なのだろう。
ハクレイ「何故、この世界に来れたのか。普通の娘では持ち得ぬ小宇宙を持っておったからじゃ」
シオン「その小宇宙とは、一体…」
ハクレイ「ーー女神の小宇宙じゃよ」
女神の小宇宙!?!?
シオン「その女神とは、一体誰なのですか」
ハクレイ「春の女神・コレー。ゼウスとデメテルの娘じゃ」
シオン「っ!!」
だからか。春の陽射しのように暖かな小宇宙を感じるのは。
シオン「ですが、コレーと言えば…」
ハクレイ「まだ女神として目覚めておらぬのだ。クロノスが言うておった。まだハーデスに渡す訳には行かぬと。争いを好まぬあの女神を、渡してしまえば終わりじゃとな」
彩月を巻き込むのは避けたい。あの笑顔を曇らせるのはだけは…。
ハクレイ「ーーコレーとして目覚めたとしても、主人格は彩月じゃろうから問題はないじゃろう。話は以上じゃ」
彩月たちが戻って来るだろうと言う事で話を切った。するとちょうど彩月たちが話をしながら帰ってきた。
→
(あの優しい笑顔を守って見せる)
(ただいま、ハクレイ・シオン)
(シオン様、シオン様は姉様の事をどう思っておいでですか??)
(なっ…!?)