白羊宮での生活
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シオン視点
ーー何故、私の部屋に彩月が。しかも、私のベッドに一緒に寝ているなんて。昨日は普通に其々の部屋で寝た筈なのに。
彩月「ーーすぅ…すぅ…」
しかも、抱き付かれている。この状況は、流石にヤバイ。寝息が
シオン「…今はまだ夜明けだから、起こすには早いだろう」
起こさないように腕を外し、布団から出る。欠伸を噛みしめ、顔を洗いに行く。さっぱりした所で朝食の準備に取り掛かる。
シオン「…さて、そろそろ起こそうか」
自室に戻り、ベッドに寝ているであろう彩月を見る。まだ眠っているようだ。規則正しい寝息が聞こえる。ベッドの脇に座り、彩月の身体を優しく揺する。
シオン「ーー彩月、起きてくれ。彩月…」
彩月「…ん…ぅ…。…シ…オン…??」
彩月「…おはょ…。あれ、此処…私の部屋…じゃない…??」
寝起きなのもあってか、目を擦りながら起き上がる。キョロキョロと確認する仕草が可愛らしい。
シオン「此処は私の部屋だ。どうして此処で寝てたのか、覚えてるか??」
彩月「…夜中に喉が渇いてお水を飲みに行ったのは覚えてる。その後、部屋にちゃんと戻った筈なのに。寝惚けて間違えちゃったのかな??」
まだ少し目がとろんとしている。眠いんだろうな。…だが、朝食が冷めてしまう。
シオン「朝食が出来ている。冷めないうちに食べよう」
そう促すと隣の部屋に着替えに行き、覚束ない足取りで顔を洗いに行った。…途中で転けなければ良いが。珈琲も淹れ終わり、彩月が来るのを待つだけだ。
彩月「ーー寝惚けて居たとは言え、ゴメンなさい…」
漸く覚醒してきたのか、リビングで顔を合わせた瞬間にこう言われた。…しかも顔が赤い。照れているな。
シオン「…少し驚いただけだ。気にする必要はない」
…内心危なかったのは確かだがな。あれは理性との戦いだった。こんな事で負けていては、アテナに申し訳がたたん。いくらクロノスの加護を受けているからとは言え、アテナのご友人に手を出したとなればただでは済まんだろう。…だが、私以外もそうだろうが彼女に惹かれている者が殆どだろう。無意識で行動してしまう事もある。彼女にはそれだけの魅力があるのだ。本人は気付いてなさそうだが。
→
(彩月は鈍感と言われた事はないか??)
(言われた。と言うか、言われ続ける。なんでだろう??)
(はぁ…)
ーー何故、私の部屋に彩月が。しかも、私のベッドに一緒に寝ているなんて。昨日は普通に其々の部屋で寝た筈なのに。
彩月「ーーすぅ…すぅ…」
しかも、抱き付かれている。この状況は、流石にヤバイ。寝息が
シオン「…今はまだ夜明けだから、起こすには早いだろう」
起こさないように腕を外し、布団から出る。欠伸を噛みしめ、顔を洗いに行く。さっぱりした所で朝食の準備に取り掛かる。
シオン「…さて、そろそろ起こそうか」
自室に戻り、ベッドに寝ているであろう彩月を見る。まだ眠っているようだ。規則正しい寝息が聞こえる。ベッドの脇に座り、彩月の身体を優しく揺する。
シオン「ーー彩月、起きてくれ。彩月…」
彩月「…ん…ぅ…。…シ…オン…??」
彩月「…おはょ…。あれ、此処…私の部屋…じゃない…??」
寝起きなのもあってか、目を擦りながら起き上がる。キョロキョロと確認する仕草が可愛らしい。
シオン「此処は私の部屋だ。どうして此処で寝てたのか、覚えてるか??」
彩月「…夜中に喉が渇いてお水を飲みに行ったのは覚えてる。その後、部屋にちゃんと戻った筈なのに。寝惚けて間違えちゃったのかな??」
まだ少し目がとろんとしている。眠いんだろうな。…だが、朝食が冷めてしまう。
シオン「朝食が出来ている。冷めないうちに食べよう」
そう促すと隣の部屋に着替えに行き、覚束ない足取りで顔を洗いに行った。…途中で転けなければ良いが。珈琲も淹れ終わり、彩月が来るのを待つだけだ。
彩月「ーー寝惚けて居たとは言え、ゴメンなさい…」
漸く覚醒してきたのか、リビングで顔を合わせた瞬間にこう言われた。…しかも顔が赤い。照れているな。
シオン「…少し驚いただけだ。気にする必要はない」
…内心危なかったのは確かだがな。あれは理性との戦いだった。こんな事で負けていては、アテナに申し訳がたたん。いくらクロノスの加護を受けているからとは言え、アテナのご友人に手を出したとなればただでは済まんだろう。…だが、私以外もそうだろうが彼女に惹かれている者が殆どだろう。無意識で行動してしまう事もある。彼女にはそれだけの魅力があるのだ。本人は気付いてなさそうだが。
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(彩月は鈍感と言われた事はないか??)
(言われた。と言うか、言われ続ける。なんでだろう??)
(はぁ…)