聖闘士星矢LCの世界に降り立つ
お名前変更
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
彩月視点
ーー聖域に持っていく絵を頼んでからと言うもの、アローンから絵のモデルになってほしいと言われる事が多くなった。皆と笑って過ごすのも、後2日しかないんだと思うと涙が止まらなくなる。
彩月「ーー今日までお世話になりました。ありがとうございました」
「彩月さんが居なくなると寂しくなるわね」
「彩月さん目当てのお客も居たくらいだし」
そうだったのか。知らなかった。私にオーダー取りに来てほしいと言ってくる客が多いなとは思ったけど、そんな理由だったとは。
「…また、此方に来る事があったらいらっしゃい。そう言えば、迎えの子とこの店で待ち合わせているんだったわね」
そうなのだ。此処ならば大通りだからわかるし、誰が迎えに来ても私は顔で判断出来るし。腐女子なめんなよ♪←
彩月「では、2日後。改めて挨拶に伺いますね。約束は午前中なんですけど」
シフト的に会えない人も居るみたいだけど、また会いに来るとハグを交わす。…ハーデス様復活の時にはこの街は壊されてしまうけど。店から出て孤児院に向かう。
彩月「暇ね。帰って荷造りしなきゃいけないけど、億劫なんだよね。お給料貰ったからなにか買っていこう。アローンには絵筆。テンマにはペガサスのペンダント。アンナには赤いリボン。私は薄いグリーンのリボン。…あの子には、青いリボンかな。付ける機会ってあまりなさそうだけど。さて、買い終わったから帰ろう」
るんるんしながら歩いていると、孤児院に着いた。…早いな。皆働きに出掛けているから、今私一人しか居ない。私が使わせて貰っている部屋じゃなく、アローンとテンマが使っている部屋に入る。ベッドの上にちょこんと座り、こてんと転がる。するとうとうとし始め、そのまま眠ってしまった。
アローン「ーー彩月さん、起きてください。…彩月さん」
彩月「ーーん…ぅ…」
アローン「…彩月さん??」
彩月「ーーさ…ま…」
アローン「ーー……。彩月さん、起きてください」
身体を揺すられやっと目を覚ます。…なんか、懐かしいような悲しいような夢を見た気がする。なんだっけ??まぁ、良いか。
アローン「…彩月さん、今…」
彩月「ん??なに??まさか、なんか寝言でも言った??うわっ、恥ずかしいっ‼」
慌てる私を余所に、アローンが悲しい顔をしている事に私は気付かなかった。
→
(ハーデスって、言ったよね…)
(なんて言ったんだろ??アローン愛してるとか、結婚してくれとか言ったのかな??それは前にも言ったから恥ずかしいなっ)
ーー聖域に持っていく絵を頼んでからと言うもの、アローンから絵のモデルになってほしいと言われる事が多くなった。皆と笑って過ごすのも、後2日しかないんだと思うと涙が止まらなくなる。
彩月「ーー今日までお世話になりました。ありがとうございました」
「彩月さんが居なくなると寂しくなるわね」
「彩月さん目当てのお客も居たくらいだし」
そうだったのか。知らなかった。私にオーダー取りに来てほしいと言ってくる客が多いなとは思ったけど、そんな理由だったとは。
「…また、此方に来る事があったらいらっしゃい。そう言えば、迎えの子とこの店で待ち合わせているんだったわね」
そうなのだ。此処ならば大通りだからわかるし、誰が迎えに来ても私は顔で判断出来るし。腐女子なめんなよ♪←
彩月「では、2日後。改めて挨拶に伺いますね。約束は午前中なんですけど」
シフト的に会えない人も居るみたいだけど、また会いに来るとハグを交わす。…ハーデス様復活の時にはこの街は壊されてしまうけど。店から出て孤児院に向かう。
彩月「暇ね。帰って荷造りしなきゃいけないけど、億劫なんだよね。お給料貰ったからなにか買っていこう。アローンには絵筆。テンマにはペガサスのペンダント。アンナには赤いリボン。私は薄いグリーンのリボン。…あの子には、青いリボンかな。付ける機会ってあまりなさそうだけど。さて、買い終わったから帰ろう」
るんるんしながら歩いていると、孤児院に着いた。…早いな。皆働きに出掛けているから、今私一人しか居ない。私が使わせて貰っている部屋じゃなく、アローンとテンマが使っている部屋に入る。ベッドの上にちょこんと座り、こてんと転がる。するとうとうとし始め、そのまま眠ってしまった。
アローン「ーー彩月さん、起きてください。…彩月さん」
彩月「ーーん…ぅ…」
アローン「…彩月さん??」
彩月「ーーさ…ま…」
アローン「ーー……。彩月さん、起きてください」
身体を揺すられやっと目を覚ます。…なんか、懐かしいような悲しいような夢を見た気がする。なんだっけ??まぁ、良いか。
アローン「…彩月さん、今…」
彩月「ん??なに??まさか、なんか寝言でも言った??うわっ、恥ずかしいっ‼」
慌てる私を余所に、アローンが悲しい顔をしている事に私は気付かなかった。
→
(ハーデスって、言ったよね…)
(なんて言ったんだろ??アローン愛してるとか、結婚してくれとか言ったのかな??それは前にも言ったから恥ずかしいなっ)