巨蟹宮での生活
お名前変更
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
彩月side
ーー私の中の私、と言う表現で合ってるのかわからないけど、その正体がわかるかもしれない。お兄ちゃんは知る必要はないって言ってたけど。
彩月「…鏡を見てると、私なのかどうかわからなくなる時がある。どうせ知る事になるのなら、早い内に知っておきたい。--貴女は誰なの??」
鏡の中の私が、少し困ったような顔をしたように見えた。…まさか、幻覚??
『…貴女に危険が及ぶ可能性もあります。それでも、##RUBY#私#・##の事を知りたいのですか??--後悔はしませんか??』
鏡の中の私が話し掛けてきた。…やっぱり、私じゃない誰かが居たんだ!!私はこの世界に関わってしまっている。だから、知る権利だってある筈!!
彩月「後悔なんて、これから先もすると思う。貴女を知って後悔するとは思えないし、お兄ちゃんたちの反応や私の中の小宇宙を考えると、1つの仮説に辿り着いてるから。--貴女は、なんの女神様なの??」
女神様、と尋ねた時の顔は驚きつつも気付いてたのかと言った表情で。意を決したように話してくれた。
『--私の名前は、コレー。この名前を、彩月…貴女は知っていますね??』
勿論、ギリシャ神話を読んでた頃から、好きな女神の1人だった。だから知らない訳はない。
彩月「…どうりで、ハーデス様の事に敏感に反応してしまう訳ね。私は貴女の依り代なの??」
『いいえ、彩月は私の生まれ変わりです。--其処に居るアテナの聖闘士、貴方も聞いていましたね??』
扉を開けて、お兄ちゃんが入ってきた。…お兄ちゃんの罰の悪そうな顔。私に知らなくても良いと言ってたけど、聞いてしまったから。
マニゴルド「アンタは彩月が気付いたら、その意識は消えるんじゃなかったのか??」
えっ、そうだったの!?コレーは苦笑を漏らしつつも話を続けてくれた。
『そうですね、消えてしまうかもしれません。彩月の意識次第ではありますが。…彩月、貴女にはこれからこの世界で困難に立ち向かう事もあるでしょう。それでも、この世界に居たいと願いますか??』
…そんなの、当たり前じゃない。お兄ちゃんも居る、サーシャや黄金聖闘士の皆も。…ハーデス様の依り代となってしまうアローンも。…だから、聖戦が終わるまでこの世界に居たい。ううん、終わってからも、ずっと…。
→
(この世界で生きる事、それは私の中でずっとある意思だから)
(彩月は強い意志を持ってるのですね)
ーー私の中の私、と言う表現で合ってるのかわからないけど、その正体がわかるかもしれない。お兄ちゃんは知る必要はないって言ってたけど。
彩月「…鏡を見てると、私なのかどうかわからなくなる時がある。どうせ知る事になるのなら、早い内に知っておきたい。--貴女は誰なの??」
鏡の中の私が、少し困ったような顔をしたように見えた。…まさか、幻覚??
『…貴女に危険が及ぶ可能性もあります。それでも、##RUBY#私#・##の事を知りたいのですか??--後悔はしませんか??』
鏡の中の私が話し掛けてきた。…やっぱり、私じゃない誰かが居たんだ!!私はこの世界に関わってしまっている。だから、知る権利だってある筈!!
彩月「後悔なんて、これから先もすると思う。貴女を知って後悔するとは思えないし、お兄ちゃんたちの反応や私の中の小宇宙を考えると、1つの仮説に辿り着いてるから。--貴女は、なんの女神様なの??」
女神様、と尋ねた時の顔は驚きつつも気付いてたのかと言った表情で。意を決したように話してくれた。
『--私の名前は、コレー。この名前を、彩月…貴女は知っていますね??』
勿論、ギリシャ神話を読んでた頃から、好きな女神の1人だった。だから知らない訳はない。
彩月「…どうりで、ハーデス様の事に敏感に反応してしまう訳ね。私は貴女の依り代なの??」
『いいえ、彩月は私の生まれ変わりです。--其処に居るアテナの聖闘士、貴方も聞いていましたね??』
扉を開けて、お兄ちゃんが入ってきた。…お兄ちゃんの罰の悪そうな顔。私に知らなくても良いと言ってたけど、聞いてしまったから。
マニゴルド「アンタは彩月が気付いたら、その意識は消えるんじゃなかったのか??」
えっ、そうだったの!?コレーは苦笑を漏らしつつも話を続けてくれた。
『そうですね、消えてしまうかもしれません。彩月の意識次第ではありますが。…彩月、貴女にはこれからこの世界で困難に立ち向かう事もあるでしょう。それでも、この世界に居たいと願いますか??』
…そんなの、当たり前じゃない。お兄ちゃんも居る、サーシャや黄金聖闘士の皆も。…ハーデス様の依り代となってしまうアローンも。…だから、聖戦が終わるまでこの世界に居たい。ううん、終わってからも、ずっと…。
→
(この世界で生きる事、それは私の中でずっとある意思だから)
(彩月は強い意志を持ってるのですね)