6年後の世界
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雲雀視点
ーー昔、異世界で世話になった家の子が、この世界に来ている。何故、この世界に来たのか。僕は知らなきゃならない。
雲雀「ーー赤ん坊、千夜が何故この世界に居るのか。何故、沢田 綱吉の婚約者になったのか。その理由を聞かせてよ」
リボーン「千夜なら、過去と未来を変えられると思ったからだ」
雲雀「過去と未来を…??」
リボーン「そうだ。千夜は、俺たちの…ツナの光だ」
光…。千夜がこの世界に来た事は、素直に嬉しい。妹みたいに思っていたから。けど、千夜をマフィアにするなら話は違う。そう思っていたけど…。
雲雀「…わかった。けど、千夜を危険な目に合わせるのは、いくら赤ん坊でも許さないよ」
リボーン「それは、千夜次第だな」
確かに。千夜がそれを望めば、僕は叶えてあげたくなる。千夜のお願いが、そうでなければ良いと願うばかり。
雲雀「千夜が来るといけないから、僕は行くよ。またね、赤ん坊」
リボーン「あぁ。ーーあの雲雀が、こうも変わるとはな。やっぱり、千夜は俺たちに必要なんだ」
赤ん坊の部屋から、自分の部屋に戻る。部屋の扉の前に、千夜の姿を見付けた。沢田 綱吉に送ってきて貰ったのか。
千夜「綱吉に送って貰って来たよ。執務に戻るって、さっき行っちゃった。ーー恭ちゃん、お願い…聞いてくれる??」
雲雀「わかった。まずは中に入ってからね。…千夜のお願いが、僕の思ってる通りかも知れないね」
千夜「恭ちゃんは、私の事、良くわかってるからね。ーー恭ちゃん、私を鍛えてください」
あぁ、やっぱり。そうでなければ良いと、思っていたのに…。
千夜「リボーンさんから言われてるんじゃない??私を鍛えてやってほしいって」
雲雀「言われてないよ。…そうでなくとも、僕はこの話は聞きたくなかった。千夜は大事な妹だから。危ない事はさせたくない」
千夜「恭ちゃんなら、そう言うと思ってた。皆の過去も未来も、私が守る。その為に、強くなりたいの」
決意の硬い千夜には、なにを言っても無駄だね。僕は内心ため息を吐き、訓練室に千夜を案内する。
僕と君の想いは交わらない
→
(千夜、行くよ)
(うん)
ーー昔、異世界で世話になった家の子が、この世界に来ている。何故、この世界に来たのか。僕は知らなきゃならない。
雲雀「ーー赤ん坊、千夜が何故この世界に居るのか。何故、沢田 綱吉の婚約者になったのか。その理由を聞かせてよ」
リボーン「千夜なら、過去と未来を変えられると思ったからだ」
雲雀「過去と未来を…??」
リボーン「そうだ。千夜は、俺たちの…ツナの光だ」
光…。千夜がこの世界に来た事は、素直に嬉しい。妹みたいに思っていたから。けど、千夜をマフィアにするなら話は違う。そう思っていたけど…。
雲雀「…わかった。けど、千夜を危険な目に合わせるのは、いくら赤ん坊でも許さないよ」
リボーン「それは、千夜次第だな」
確かに。千夜がそれを望めば、僕は叶えてあげたくなる。千夜のお願いが、そうでなければ良いと願うばかり。
雲雀「千夜が来るといけないから、僕は行くよ。またね、赤ん坊」
リボーン「あぁ。ーーあの雲雀が、こうも変わるとはな。やっぱり、千夜は俺たちに必要なんだ」
赤ん坊の部屋から、自分の部屋に戻る。部屋の扉の前に、千夜の姿を見付けた。沢田 綱吉に送ってきて貰ったのか。
千夜「綱吉に送って貰って来たよ。執務に戻るって、さっき行っちゃった。ーー恭ちゃん、お願い…聞いてくれる??」
雲雀「わかった。まずは中に入ってからね。…千夜のお願いが、僕の思ってる通りかも知れないね」
千夜「恭ちゃんは、私の事、良くわかってるからね。ーー恭ちゃん、私を鍛えてください」
あぁ、やっぱり。そうでなければ良いと、思っていたのに…。
千夜「リボーンさんから言われてるんじゃない??私を鍛えてやってほしいって」
雲雀「言われてないよ。…そうでなくとも、僕はこの話は聞きたくなかった。千夜は大事な妹だから。危ない事はさせたくない」
千夜「恭ちゃんなら、そう言うと思ってた。皆の過去も未来も、私が守る。その為に、強くなりたいの」
決意の硬い千夜には、なにを言っても無駄だね。僕は内心ため息を吐き、訓練室に千夜を案内する。
僕と君の想いは交わらない
→
(千夜、行くよ)
(うん)