6年後の世界
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沢田視点
ーールッスーリアに言われ、自分の気持ちに向き合ってみる。…俺は確かに京子ちゃんが好き。だけどそれは、憧れであって、恋愛感情ではないような気がする。
沢田「…………」
千夜「…………」
なら、千夜に向けている感情はなんだ??好きなんだと自覚はした。けど、女の子としてか??もう一度考えろ。
千夜「…綱吉…」
沢田「…どうしたの??」
千夜は俺の右手をキュッと握り、俯く。
千夜「ーー私、綱吉が好きです。友達としてじゃなく、男の子として、綱吉が好きです。…綱吉が、京子ちゃんが好きなのは知ってる。でも、私は…ずっと好きだったの。綱吉を初めて見たあの時から。何年も見てきたもの。綱吉を好きな気持ちだけなら、誰にも負けない。それくらい、好きなの…」
千夜の目から、涙がこぼれ落ちた。…あぁ、それ程までに俺を好いてくれてるんだ。
沢田「ーー千夜、顔を上げて??」
泣き顔を見られたくないのか、首を振る。俺は空いている左手で千夜の顎をクイッと持ち上げ、唇にそっと口付ける。暫くして唇を離すと、唇涙が止まっていた。どうしようもなく千夜を抱き締めたくて、腕を引きギュッと抱き締めた。
千夜「…綱吉…??」
沢田「このまま、聞いてくれるかな??俺ね、最初はリボーンに言われて仕方なく、千夜を婚約者にしたんだ。でも、それがいつからだったか…ううん。出会ってその日には覆されたんだよ。俺は、千夜を意識するようになったんだ。1人の女性としてね。ーー千夜が好きだよ。俺と、形式だけじゃない、ちゃんとした婚約者になってくれませんか??」
千夜「ーーはいっ…」
はにかみながら涙を流す千夜を、綺麗だと思った。
千夜「綱吉っ…」
抱き付いてきた千夜を優しく抱き締める。
沢田「千夜、幸せにするから」
千夜「幸せにして。ずっと、ずっと。世界が別れる、その時が来るまで」
世界が別れる時。それは千夜が元の世界に帰る時だと思う。それでも俺は、千夜を帰したくない。俺の腕の中の温もりを、手放したくない。
手放す気は全くないんだ
→
(なら、結婚式挙げようか)
(ふえっ!!??)
ーールッスーリアに言われ、自分の気持ちに向き合ってみる。…俺は確かに京子ちゃんが好き。だけどそれは、憧れであって、恋愛感情ではないような気がする。
沢田「…………」
千夜「…………」
なら、千夜に向けている感情はなんだ??好きなんだと自覚はした。けど、女の子としてか??もう一度考えろ。
千夜「…綱吉…」
沢田「…どうしたの??」
千夜は俺の右手をキュッと握り、俯く。
千夜「ーー私、綱吉が好きです。友達としてじゃなく、男の子として、綱吉が好きです。…綱吉が、京子ちゃんが好きなのは知ってる。でも、私は…ずっと好きだったの。綱吉を初めて見たあの時から。何年も見てきたもの。綱吉を好きな気持ちだけなら、誰にも負けない。それくらい、好きなの…」
千夜の目から、涙がこぼれ落ちた。…あぁ、それ程までに俺を好いてくれてるんだ。
沢田「ーー千夜、顔を上げて??」
泣き顔を見られたくないのか、首を振る。俺は空いている左手で千夜の顎をクイッと持ち上げ、唇にそっと口付ける。暫くして唇を離すと、唇涙が止まっていた。どうしようもなく千夜を抱き締めたくて、腕を引きギュッと抱き締めた。
千夜「…綱吉…??」
沢田「このまま、聞いてくれるかな??俺ね、最初はリボーンに言われて仕方なく、千夜を婚約者にしたんだ。でも、それがいつからだったか…ううん。出会ってその日には覆されたんだよ。俺は、千夜を意識するようになったんだ。1人の女性としてね。ーー千夜が好きだよ。俺と、形式だけじゃない、ちゃんとした婚約者になってくれませんか??」
千夜「ーーはいっ…」
はにかみながら涙を流す千夜を、綺麗だと思った。
千夜「綱吉っ…」
抱き付いてきた千夜を優しく抱き締める。
沢田「千夜、幸せにするから」
千夜「幸せにして。ずっと、ずっと。世界が別れる、その時が来るまで」
世界が別れる時。それは千夜が元の世界に帰る時だと思う。それでも俺は、千夜を帰したくない。俺の腕の中の温もりを、手放したくない。
手放す気は全くないんだ
→
(なら、結婚式挙げようか)
(ふえっ!!??)