6年後の世界
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雲雀視点
ーー千夜が、猿山の大将に気に入られたらしい。そんな話を聞いた。…千夜の可愛さなら確かにそうかもしれない。あの綱吉でさえ、そうなのだから。
千夜「恭弥くん、今日もありがとう」
雲雀「まぁ、それなりに動きは良くなったんじゃない??」
千夜「本当??恭弥くんに誉められると、凄く嬉しい!」
本当に嬉しそうな顔をする千夜に、此方も釣られて嬉しくなる。
雲雀「そう言えば。六道 骸…彼奴に会ったんだってね??」
千夜が倒れたあの日、僕は近くに居なくて、用事から戻ってきたのは良いけど、医務室で寝ているのを見ているしか出来なかった。
千夜「あの時は本当に心配掛けてゴメンなさい、恭弥くん。うん、夢の中で助けて貰ったの。1人で行くのは危ないからって事で、綱吉に付き合って貰って、お礼を言いに言ったの。その後に、恭弥くんの部屋に行ったんだよ??」
雲雀「あぁ、だから来るのが遅かったんだね」
もー、なんでそんな事言うの!!と拗ねる千夜の姿は何処と無く、年齢より幼く見える。
雲雀「千夜、明日から赤ん坊に鍛えて貰いなよ」
千夜「なんで急に…」
急に…。そう言われても仕方ない。それでも僕は、明日にはイタリアを離れてしまうのだから。
雲雀「並盛の下に日本支部を作るんだ。僕は暫く日本に帰るから、だから赤ん坊に頼むんだ」
千夜「…やだ。まだまだ恭弥くんに見て貰いたい。だから、私も付いて行く」
付いて行くって。それ、沢田 綱吉に許可を貰わないといけないんじゃないの??
千夜「綱吉に聞かなきゃいけないけど、私は恭弥くんじゃないと嫌だから。…恭弥くん、忙しくて中々時間が取れないのに、私の為に時間を割いてくれてるから。私は、そんな恭弥くんの元で強くなりたい。強くなって、綱吉を…皆を守りたいの」
雲雀「千夜、君も遅れて日本に来る事になるよ。僕は先に行くけど、数ヶ月もすれば、沢田 綱吉が様子見に来る手筈になってるから。その時に、一緒に来れば良いよ」
千夜は、寂しそうな顔で僕を見上げる。
千夜「…そんなに長く、恭弥くんと離れるの??」
雲雀「赤ん坊に頼んで、今以上に強くなって、僕に会いに来て。それを楽しみに、僕は向こうで待ってるから」
千夜の頭を撫で、僕は準備に掛かる。千夜、強くなって会いにおいで。
雲との約束、彼女の寂しさ
→
(待ってるよ、千夜)
(恭弥くん…)
ーー千夜が、猿山の大将に気に入られたらしい。そんな話を聞いた。…千夜の可愛さなら確かにそうかもしれない。あの綱吉でさえ、そうなのだから。
千夜「恭弥くん、今日もありがとう」
雲雀「まぁ、それなりに動きは良くなったんじゃない??」
千夜「本当??恭弥くんに誉められると、凄く嬉しい!」
本当に嬉しそうな顔をする千夜に、此方も釣られて嬉しくなる。
雲雀「そう言えば。六道 骸…彼奴に会ったんだってね??」
千夜が倒れたあの日、僕は近くに居なくて、用事から戻ってきたのは良いけど、医務室で寝ているのを見ているしか出来なかった。
千夜「あの時は本当に心配掛けてゴメンなさい、恭弥くん。うん、夢の中で助けて貰ったの。1人で行くのは危ないからって事で、綱吉に付き合って貰って、お礼を言いに言ったの。その後に、恭弥くんの部屋に行ったんだよ??」
雲雀「あぁ、だから来るのが遅かったんだね」
もー、なんでそんな事言うの!!と拗ねる千夜の姿は何処と無く、年齢より幼く見える。
雲雀「千夜、明日から赤ん坊に鍛えて貰いなよ」
千夜「なんで急に…」
急に…。そう言われても仕方ない。それでも僕は、明日にはイタリアを離れてしまうのだから。
雲雀「並盛の下に日本支部を作るんだ。僕は暫く日本に帰るから、だから赤ん坊に頼むんだ」
千夜「…やだ。まだまだ恭弥くんに見て貰いたい。だから、私も付いて行く」
付いて行くって。それ、沢田 綱吉に許可を貰わないといけないんじゃないの??
千夜「綱吉に聞かなきゃいけないけど、私は恭弥くんじゃないと嫌だから。…恭弥くん、忙しくて中々時間が取れないのに、私の為に時間を割いてくれてるから。私は、そんな恭弥くんの元で強くなりたい。強くなって、綱吉を…皆を守りたいの」
雲雀「千夜、君も遅れて日本に来る事になるよ。僕は先に行くけど、数ヶ月もすれば、沢田 綱吉が様子見に来る手筈になってるから。その時に、一緒に来れば良いよ」
千夜は、寂しそうな顔で僕を見上げる。
千夜「…そんなに長く、恭弥くんと離れるの??」
雲雀「赤ん坊に頼んで、今以上に強くなって、僕に会いに来て。それを楽しみに、僕は向こうで待ってるから」
千夜の頭を撫で、僕は準備に掛かる。千夜、強くなって会いにおいで。
雲との約束、彼女の寂しさ
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(待ってるよ、千夜)
(恭弥くん…)