6年後の世界
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千夜視点
ーー骸くんに言われた通り、霧の向こうに居た人の事は気にしないでおこうと決めた。今、私はヴァリアーの人たちが居るであろう屋敷にお邪魔している。じろじろ見ないでほしいな。
千夜「あの、ボンゴレ本部から参りました。此処のボス、もしくは隊長にお取り次ぎください」
「アンタなに、ボスになんか用??」
中から出てきたのは自称王子。ベルフェゴールさんが私を見ている。目が何処にあるのかわかんない。
千夜「沢田 綱吉の使いで来ました。書類に目を通していただきたいのですが」
ベルフェゴール「ふーん、ボスは無理だけど、鮫なら居んじゃね??付いてこれば??」
千夜「ありがとうございます」
案内して貰ったのは、執務室みたいな所。書類とにらめっこしている、スクアーロさんの姿を見た。
スクアーロ「誰だ、こいつは」
ベルフェゴール「沢田 綱吉からの使いだって」
千夜「綱吉から、此処のボスか隊長に渡すよう言われました。確か、ザンザスさんかスクアーロさんに。スクアーロさんは白銀のロン毛だと聞いていたので。貴方ですね。この書類、受け取って貰えますか??」
スクアーロ「…お前、もしかして千夜か??」
何故、スクアーロさんが私の名前を知っているのかしら??
千夜「はっはい、そうですが…」
スクアーロ「ボスさんが会いたがってる。隣の部屋だ、その扉から行ける。…早く行け」
コクンと頷き、隣の部屋に行けるであろう扉をノックする。少し間をおき、入れと声を掛けられ、失礼しますと言いながら部屋に入る。其処には、1人掛けのソファに座って此方を見ているザンザスさんの姿が。
ザンザス「お前が、カスの婚約者と言うのは」
千夜「カスではありません。けど、私は綱吉の婚約者です」
ザンザスさんは上下に私を見た。その後、気に入ったと言う。…はい??
ザンザス「次からも、此処に持ってくる書類はお前が届けろ。良いな」
千夜「私は構いませんが、綱吉次第です。今回は偶々私しか空いてなかったので、届けに来ただけですから」
そうするとザンザスさんが紙になにか書き、これを綱吉に渡すように言ってきた。…なんなんだろ、この人は。
ヴァリアーボスに気に入られた彼女
→
(俺の殺気に怯えもしねぇとはな)
(はぁ…、怖かった。でも、今は恭弥くんの方が怖い)
ーー骸くんに言われた通り、霧の向こうに居た人の事は気にしないでおこうと決めた。今、私はヴァリアーの人たちが居るであろう屋敷にお邪魔している。じろじろ見ないでほしいな。
千夜「あの、ボンゴレ本部から参りました。此処のボス、もしくは隊長にお取り次ぎください」
「アンタなに、ボスになんか用??」
中から出てきたのは自称王子。ベルフェゴールさんが私を見ている。目が何処にあるのかわかんない。
千夜「沢田 綱吉の使いで来ました。書類に目を通していただきたいのですが」
ベルフェゴール「ふーん、ボスは無理だけど、鮫なら居んじゃね??付いてこれば??」
千夜「ありがとうございます」
案内して貰ったのは、執務室みたいな所。書類とにらめっこしている、スクアーロさんの姿を見た。
スクアーロ「誰だ、こいつは」
ベルフェゴール「沢田 綱吉からの使いだって」
千夜「綱吉から、此処のボスか隊長に渡すよう言われました。確か、ザンザスさんかスクアーロさんに。スクアーロさんは白銀のロン毛だと聞いていたので。貴方ですね。この書類、受け取って貰えますか??」
スクアーロ「…お前、もしかして千夜か??」
何故、スクアーロさんが私の名前を知っているのかしら??
千夜「はっはい、そうですが…」
スクアーロ「ボスさんが会いたがってる。隣の部屋だ、その扉から行ける。…早く行け」
コクンと頷き、隣の部屋に行けるであろう扉をノックする。少し間をおき、入れと声を掛けられ、失礼しますと言いながら部屋に入る。其処には、1人掛けのソファに座って此方を見ているザンザスさんの姿が。
ザンザス「お前が、カスの婚約者と言うのは」
千夜「カスではありません。けど、私は綱吉の婚約者です」
ザンザスさんは上下に私を見た。その後、気に入ったと言う。…はい??
ザンザス「次からも、此処に持ってくる書類はお前が届けろ。良いな」
千夜「私は構いませんが、綱吉次第です。今回は偶々私しか空いてなかったので、届けに来ただけですから」
そうするとザンザスさんが紙になにか書き、これを綱吉に渡すように言ってきた。…なんなんだろ、この人は。
ヴァリアーボスに気に入られた彼女
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(俺の殺気に怯えもしねぇとはな)
(はぁ…、怖かった。でも、今は恭弥くんの方が怖い)