浜辺の恋に
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亜夜side
ーー今日は皆で海にやって来た。私が行きたいと呟いたのが原因なんだけどね。城戸の私有地にある別荘に泊まり、一泊二日の小旅行。良い思い出を彼と作ろうくと思う。
亜夜「現地で合流するって聞いていたけど、まだ来てないのかな??ーーカノン…」
着いてから一時間と少し。着いたばかりだからと少し休憩する事になり、其々は宛がわれた部屋に向かった。私は休憩も程々に、カノンが来るのを待っている。履いていたサンダルを脱ぎ捨て、裸足で砂浜を歩き、少し歩いた所でしゃがみ込む。折角来たのに、彼に会えないなんて、辛いもの。なんて思っていると、後ろから彼の小宇宙と声が。
カノン「ーー呼んだか??亜夜」
振り返り、私は彼の胸に飛び込んだ。カノンは私をギュッと抱きしめる。
亜夜「呼んだわ。だって、来たのに貴方が居ないんだもの。ーー会いたかった、カノン」
カノン「俺も会いたかった。亜夜…」
愛しそうに名前を呼ばれるだけで、嬉しくて仕方ない。
カノン「…他の奴等は屋敷か??」
亜夜「着いたばかりだからと、沙織ちゃんの計らいで皆部屋で休憩している筈よ。今、此処に居るのは私たちだけ。ねえ、少しお散歩しましょう??」
カノンの腕の中からすり抜け、砂浜を裸足で駆ける。
亜夜「ねぇ、見て。可愛い貝殻。テティスちゃんや他の海将軍の皆は元気??」
カノン「皆、亜夜に会いたがってる。此方に来る事があるときは言ってくれ。迎えに来るから」
亜夜「必ず行くわ。海界に行く用事は、全て私が引き受けるつもりよ。ーーだって、カノンに会う口実が出来るもの」
照れて先を歩く私を、後ろから抱きしめるカノン。
亜夜「ーーカノン??」
カノン「…俺も一緒だ。聖域への使いを、俺が引き受けているのは、俺が亜夜に会いたいからだ。俺はだいたい、彼方にいる方が多いからな。他の奴等に亜夜を取られたくないからなんだが」
首に埋められるカノンの顔。恥ずかしいやら、嬉しいやら少し複雑な気持ち。
亜夜「私は貴方のものよ。自信を持って。ーー大好きよ、カノン」
耳元で小さく、"俺もだ"と呟かれる。どちらからともなく、唇を寄せ、キスをする。大好き、ううん。愛してるわ、カノン。
ーー今日は皆で海にやって来た。私が行きたいと呟いたのが原因なんだけどね。城戸の私有地にある別荘に泊まり、一泊二日の小旅行。良い思い出を彼と作ろうくと思う。
亜夜「現地で合流するって聞いていたけど、まだ来てないのかな??ーーカノン…」
着いてから一時間と少し。着いたばかりだからと少し休憩する事になり、其々は宛がわれた部屋に向かった。私は休憩も程々に、カノンが来るのを待っている。履いていたサンダルを脱ぎ捨て、裸足で砂浜を歩き、少し歩いた所でしゃがみ込む。折角来たのに、彼に会えないなんて、辛いもの。なんて思っていると、後ろから彼の小宇宙と声が。
カノン「ーー呼んだか??亜夜」
振り返り、私は彼の胸に飛び込んだ。カノンは私をギュッと抱きしめる。
亜夜「呼んだわ。だって、来たのに貴方が居ないんだもの。ーー会いたかった、カノン」
カノン「俺も会いたかった。亜夜…」
愛しそうに名前を呼ばれるだけで、嬉しくて仕方ない。
カノン「…他の奴等は屋敷か??」
亜夜「着いたばかりだからと、沙織ちゃんの計らいで皆部屋で休憩している筈よ。今、此処に居るのは私たちだけ。ねえ、少しお散歩しましょう??」
カノンの腕の中からすり抜け、砂浜を裸足で駆ける。
亜夜「ねぇ、見て。可愛い貝殻。テティスちゃんや他の海将軍の皆は元気??」
カノン「皆、亜夜に会いたがってる。此方に来る事があるときは言ってくれ。迎えに来るから」
亜夜「必ず行くわ。海界に行く用事は、全て私が引き受けるつもりよ。ーーだって、カノンに会う口実が出来るもの」
照れて先を歩く私を、後ろから抱きしめるカノン。
亜夜「ーーカノン??」
カノン「…俺も一緒だ。聖域への使いを、俺が引き受けているのは、俺が亜夜に会いたいからだ。俺はだいたい、彼方にいる方が多いからな。他の奴等に亜夜を取られたくないからなんだが」
首に埋められるカノンの顔。恥ずかしいやら、嬉しいやら少し複雑な気持ち。
亜夜「私は貴方のものよ。自信を持って。ーー大好きよ、カノン」
耳元で小さく、"俺もだ"と呟かれる。どちらからともなく、唇を寄せ、キスをする。大好き、ううん。愛してるわ、カノン。